1.Riberteが目指す、“自由”と“信頼”の関係性
私たちRiberte(以降、リベルテ)は、ビジネス/ITコンサルティングを生業とした会社です。
まだ規模は小さいですが、上場企業のお客様を中心に、重要なプロジェクトを任せていただいています。
日々プレッシャーの中で働く仲間たちには、私から1つだけ伝えている約束事があります。
それは——
「お客様にご迷惑をおかけしないこと」。
この1点だけ守れば、あとは自由と裁量を最大限に委ねる。
これが私たちのスタイルです。
2.「仕事をしない日」をつくるのは、なぜ?
リベルテでは月に1度、社員全員が集まる「全社会」を開催しています。
その中で、あえて“仕事をしない日”を設けることがあります。
「え、それって大丈夫なの?」
そう驚かれることもあります。
たしかに、給与が発生しているのに“働かない”というのは、世の中の常識とは逆をいく取り組みかもしれません。
でも、私たちにはそれをやる理由があります。
チームワークは、仕事の“外”で育つ。
プロジェクトや業務を通じて築かれる関係性ももちろん大切ですが、
プロジェクトの外で仕事上では見えない表情の変化(B面)に気づいたり——
そうした時間の中でしか見えない「その人らしさ」にこそ、本当の信頼や共通理解が宿ると考えています。
リベルテは、まだ小さな組織だからこそ、
本当に困っているとき、苦しいときに声をかけられるような「仲間」でありたい。
そのためには、心理的安全性を高める時間や体験を、意識してつくることが必要だと思っています。
リモートワークが中心の今、これは大事な視点だと考えています。
たとえば、チャットやメール文面だけだと、どこか冷たく思えてしまう経験はありませんか?
一度でもオフラインで会って「あ、この人こんな面白い所あるんだ」と感じていれば、
たとえ厳しいフィードバックが届いても、受け取り方がまるで違うと思っています。
自然と言葉や行動でその人らしさが“出てきやすい環境”をつくること。
それが、私たちが「仕事をしない日」に込めた意図です。
3.先日の「全社会」の様子
今回は、東京メンバー全員が神戸にいる私(森本)のもとへ出張し、
まるっと1日、「体験」と「対話」にフォーカスした時間を過ごしました。
📝 当日のプログラムの一部をご紹介します!
- 神戸集合!社員同士のリアルな対話からスタート
- 会社の方針をゆるやかに共有する「語る時間」
- エンゲージメントカードで価値観を知るワーク
- 代表が通うパーソナルジムで、みんなでトレーニング
- 夜は海鮮出汁しゃぶで乾杯
- その後、BARで深く語る
この「全社会」のプログラムは、社員全員でつくっています。
私自身もアイデアを出しますが、社員からも自由に提案をもらい、
当日の反応や表情を見ながら「次、どんなことをしてみたいか?」を一緒に考えていきます。
「全社会」は、決して代表が一方的に主導する場ではありません。
“みんなで面白いことをやる”場でありたいと思っています。
そして、こうした「仕事の外」で過ごす時間だからこそ、
普段とは異なる表情や、その人の言葉に出会えます。
その日交わした何気ない会話が、
いつか「助け合える関係性」や「チームワークの土壌」になっていく——
そんな感覚を得られた、とても濃密な1日になりました。
4.働くこと=生きること
私たちは、働くことも“生き方”の一部だと考えています。
だからこそ、仕事の中でも、そして仕事の外でも、
個人の時間と、組織の時間、どちらも大切にしたいと思っています。
リベルテでは、社員一人ひとりが
- 自由に考えること
- 「おもしろそう」「楽しそう」と思ったことに素直に手を伸ばすこと
- 行動量を惜しまないこと
こうした姿勢を大切にしながら、日々仕事に向き合っています。
同時に、私たちは**余白の時間”も大切にしたい**と考えています。
スケジュールが空いたからといって、無理に仕事を詰め込む必要はありません。
“何かをしなきゃ”という義務感ではなく、考えるゆとり、感じる余白、立ち止まって内省の時間を持つことが、
結果としてお客様へのパフォーマンスにもつながると信じています。
もちろん、お客様の信頼を損なわない責任は大前提です。
けれども、「ルールを守るためにエネルギーを費やす組織」よりも、
「自分の自由と同じくらい、相手の自由も尊重できる組織」を目指したい。
それが、Riberte(=自由)という社名に込めた、私たちの想いです。
5.最後に
リベルテでは、
“自分らしく生きる”ことをあきらめたくない人たちが集まっています。
働き方も、キャリアも、ライフスタイルも、もっと自由でいい。
そんな価値観を共有しながら、一歩ずつ前へ進むチームです。
私自身も仲間たちとともに、
「働くこと」をどう生き方に組み込むか? 「個」と「組織」の時間をどう豊かにできるか? そんな問いを持ち続けることを大切に、今後もさまざまなことを考えながら、チャレンジを続けていきたいと思っています。
もしこの記事を読んで、すこしでもリベルテの考え方や価値観に共感したら——
「話を聞きに行きたい」から、お気軽にコンタクトしてください。
あなたの「これから」について、一緒に語り合える日を楽しみにしています。