こんにちは、Recologne広報担当です!
今回は、RecologneでSenior Casting Producerを務める山口さんにインタビューを行いました。
鮮魚店へ新卒入社し、海外への留学経験を経て、広告業界へ。
今では「人に寄り添う」という強みを活かして、キャスティングからディレクションまでを担う、Recologneに欠かせない存在となっています。
新卒で鮮魚店に入社した彼が、どのようにして現在のポジションにたどり着いたのか。これまでの経歴や仕事で大切にしていることを聞いてみました。
山口 航亮(やまぐち・こうすけ) 大学を卒業後、新卒で鮮魚店に入社。その後ワーキングホリデーでオーストラリアに2年ほど滞在。 帰国後はインフルエンサーのマネジメントや営業を経験し、現在はRecologneでキャスティングディレクターを担当。
目次
きっかけはトイレで目にした1枚のチラシ。
30代で舞い込んできた人生の転機。
「楽しい」と思えるからこそ、努力を続けられる
双方の気持ちを理解して寄り添う「調整係」
「人と人との関係がすべて」自分の強みを活かして
人の温かさと成長のチャンスが詰まった環境
最後に
Recologneでは一緒に働く仲間を募集しています
きっかけはトイレで目にした1枚のチラシ。
ー新卒で鮮魚店に入社されたとのことですが、きっかけはなんでしたか?
山口:
正直、当時はやりたいことが特になかったんです。
僕が大学生だった頃は、いわゆる「就職氷河期」で、内定をもらうのも大変な時代でした。
自分の性格上、人に寄り添うことが得意なタイプだったので、「接客業が向いているだろう」と、接客業で内定をもらっていた鮮魚店に入社を決めました。
入社から3年が経ったある日、飲食店のトイレで偶然見かけたワーキングホリデーのチラシにふと目が止まったんです。「そういえばこれまであまり海外に行ってこなかったな」と。
気がついたら、やりたいことが見つからないまま、社会人になって数年が経過していました。
「人生一回きりなら、海外で生活してみたい」と思い立ち、会社を辞めてオーストラリアへ行くことを決めました。
ーオーストラリアに行ってみていかがでしたか?
山口:
毎日が新鮮で刺激的で、本当に多くのことを経験しました。
オーストラリアでは、自分の価値観も大きく変わったと思っています。
さまざまな国籍の人たちと一緒に働き、異なる文化や価値観に触れる中で、自然と物事を多角的に捉える視点が身につきました。
それに、仕事への向き合い方も自然と変わっていきましたね。「仕事も人生の一部なんだから楽しまなきゃ」と思うようになりました。
30代で舞い込んできた人生の転機。
山口:
そんな時、僕の人生の転機となったのは、Recologne取締役である近澤からの誘いでした。
彼とはオーストラリアのバイト先で知り合い、すぐに意気投合。
ある日、「SNS関連の新しい会社を立ち上げるから、一緒にやらないか?」と声をかけてくれたのです。
ー誘われた時はどんな心境でしたか?
山口:
30代にして新しい環境や未知の業界に飛び込むことに対して、不安や葛藤はありました。でもそれ以上に、「こんな機会、二度とない」という気持ちが大きかったですね。
というのも実は、新卒の時も芸能や広告業界に興味はあったんです。結局その時は憧れで終わりましたが、ここにきて巡ってきた絶好のチャンス。
声をかけてくれたご縁を信じて迷わず挑戦を決意しました。
「楽しい」と思えるからこそ、努力を続けられる
ー異業界への未経験でのチャレンジ。大変なことも多かったのではないでしょうか?
山口:
大変なこともたくさんありましたが、この選択を後悔したことは一度もありません。
実際、この転職を機に30代を超えてからパソコンスキルを一から学び、タイピングもほぼゼロの状態から習得しました。
SNSについても同じです。それまでほとんど触れたことがなかったので、毎日スマホに張り付いて勉強し、休日もTikTokやInstagramのトレンドを研究しました。
自分で撮影・編集して投稿してみたこともあります。ただ、結果は全然伸びませんでした(笑)
ー慣れないことばかりのスタートだったのですね。
山口:
そうですね。振り返ると、最初は全てが手探りでした。でも、仕事を心から「楽しい」と感じられたことが大きかったんだと思います。
楽しさを感じられるからこそ、努力を惜しまずに続けられる。
結果がすぐに見えない時も挑戦をやめなかったのは、この仕事に対するワクワク感と、自分自身の成長への期待感があったからです。
双方の気持ちを理解して寄り添う「調整係」
ーRecologneでの仕事内容について教えてください。
山口:
現在はキャスティングを担当しているので、クライアントとインフルエンサー・事務所とのやりとりがメインです。
クライアントのニーズを具体的なキャスティングに落とし込み、インフルエンサーやタレントを選定。
キャスティングとディレクターが分かれている会社もありますが、僕らの場合はキャスティング担当が案件実施まで一気通貫で担当しています。
ークライアントや事務所とのやり取りの中で、日々心掛けていることはありますか?
山口:
一番意識しているのは「中立を守る」ということです。
クライアント側と事務所・クリエイター側でスケジュールや条件が合わない、という場面は実際に多くあります。
そこを調整するのがこの仕事の難しさですし、逆に言えば腕の見せ所です。異なる立場の間で、「調整係として公平であること」を常に意識しています。
僕の場合は、インフルエンサーのマネージャーと営業の両方を経験しているので、双方の立場や気持ちを理解できる点は、自分の強みだと思っています。
営業としてクライアントの意向を汲みつつ、マネージャーとして事務所側の気持ちも理解できる。これまでの経験が今の仕事に活きていると感じていますね。
「人と人との関係がすべて」自分の強みを活かして
ー強みや経験を最大限に活かせている環境なんですね。仕事ではどんな時にやりがいを感じますか?
山口:
クライアントに満足していただけたときはもちろん、キャスティングしたインフルエンサーからも「この仕事ができて良かった」と言ってもらえた瞬間にも、大きなやりがいを感じます。
広告事業では、自社のプロダクトを売っているわけではないので、人と人との関係がすべて。
だからこそ、人に寄り添う姿勢を大切にしていますし、自分の強みを活かせる今の仕事にやりがいを感じています。
ー印象に残っているプロジェクトがあれば教えてください。
山口:
最近担当したプロジェクトの中で特に印象深いのは、クリスマスシーズンのイベントです。約2か月間にわたり、全国のイベント会場へ総勢200名のインフルエンサーをアサインしました。
イベント中は、スケジュール変更や体調不良の対応などが相次ぎ、気を抜けない日々でしたが、その分、走り切った時の達成感は格別でしたね。
イベントは無事に成功し、クライアントからも継続依頼をいただくことができました。
正直、これほど大規模な人数のキャスティングを成功させることができる会社は多くないはず。自社ならではの強みを発揮できたと自負しています。
人の温かさと成長のチャンスが詰まった環境
ー会社として、Recologneの好きな部分はどこですか?
山口:
Recologneには、人とのつながりを大切にする文化が根付いています。
会社終わりに飲みに行ったりサウナに行ったり、社員旅行も会社の売上達成率次第でみんなで行きたい場所を話し合ったりと、とにかく風通しの良すぎる会社だと思います(笑)
新しいメンバーでもすぐに馴染めるような環境です。
あとは、思いやりのある経営陣に恵まれているなと感じます。
年齢や経歴に関わらず、責任あるポジションを任せてもらえ、いざという時には的確なアドバイスやサポートをしてくれます。
風通しがよく、多くの成長チャンスがある環境で、自分の可能性を最大限に伸ばせる。それがRecologneの最大の魅力です。
最後に
Recologneでは一緒に働く仲間を募集しています
自分たちが心から「たのしい!」と思える仕事と、ワクワクする未来を、自らの手で創り上げていくのが、Recologneのカルチャーです。
少しでもご興味を持っていただけたら、一度カジュアルにオンラインでお話をしませんか?
「まずは少し話を聞いてみるだけ」でも歓迎します。皆様からのご応募、お待ちしております!