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ラクスでは現在、ブランディング担当を募集しています。
この業務が必要な背景やどのようなことを行うことになるのか、どんな組織・環境なのか。課長の阿部さんに聞いてみました!
ーーマーケティング戦略企画1課のミッションを教えてください。
「顧客・競合情報など事業方針決定のために必要な情報を集約し、課題やチャンスを正確に把握しながら適切な戦略策定を行い事業成長に貢献する」としています。
ーー部門の課題はどんなことでしょうか?
近年はコロナをはじめとする世の中や市場の大きな変化、また多数の競合の台頭によって顧客獲得難易度が上がってきています。そのような状況においてもさらなる成長をしていくために、ブランド価値を高めていくことが必要になってきており、そこをいかに早く実現していくかが重要と捉えています。
ーーブランディング活動の強化という募集背景につながりますね。
はい。ブランドの力によって「選ばれる」状態を作っていく活動が必要になってきています。そこを強力かつスピード感をもって実現していくために、メンバーを増員し、いろいろな面に対応できるチーム体制を整えていきたいと思っています。
ーー「ブランディング」というとさまざまなイメージがありますが、具体的にはどんな業務を行っていますか?
ブランディング担当が対応する領域は、コミュニケーション開発とブランディングの大きく2つです。
コミュニケーション開発は、ターゲットの抱える痛みや、ターゲット自身も気づいていない課題や痛み(インサイト)を定量・定性調査などを行いながら明らかにしていき、そこで得られたメッセージ仮説をブラッシュアップしながら、TVCMなどのクリエイティブや、各プロモーション施策のメッセージに落とし込んでいきます。
ブランディングについては、「楽楽クラウド」の価値を正しく伝えていくために、メッセージやコミュニケーション表現を整えたり、そのための社内運用を整備する活動を直近では主として行っています。その中でも、現在はインナーブランディング活動を大事にしており、ブランドを発信していく前の準備として、社内でのブランドへの認識を統一し一貫したメッセージを発信できる体制を整えていくために、勉強会やワークショップの企画・実施を行っています。
現在はこれらの業務を複数名のメンバーで分担しながら行っており、各自の業務量や状況に応じて適宜割り振りや優先度の見直しを行っています。
ーー業務を通じてどんな力が伸ばせそうでしょうか?
メンバーからは、「思考力が強化できた」「社内外との折衝・交渉やコミュニケーションの能力が上がった」という声がありました。
思考力については、調査などから得られた情報を基にターゲットのインサイトを探り、それらの仮説を踏まえてクリエイティブなどに何をどのように落とし込めば成果を最大化できるか考える、といったように、抽象的なことを言語化・具体化していく思考力や論理的思考力を求められる場面が多くあります。それらの経験が思考力の強化につながっていきます。
社内外との折衝・交渉やコミュニケーション力については、社内外の様々な人を巻き込みながら仕事を進めるため、折衝・交渉や相手に合わせたコミュニケーションを取る必要がある場面が多くあります。そういった経験を重ねていくことで、コミュニケーション能力の観点での成長を感じてくれているようです。
ーー組織や環境についてはいかがでしょうか。
こちらもメンバーの声になりますが、「仕事が進めやすい」「適切なフィードバックがある」などがあります。
「仕事が進めやすい」については、いろいろなことを任せてもらって挑戦できる、困った時には相談したりフォローし合える環境がある、スピード感があり自分で考えてどんどん仕事を推進できる、といったことが理由でした。
そして「適切なフィードバックがある」については、主にコンピテンシーの面から、日々の仕事においてできている点、伸ばしていける点などについて客観的な視点で納得感のあるフィードバックがあり、自身のモチベーションや成長につながっていると言ってもらえました。
ーーこの業務に必要な力、もしくは一緒に働きたい方はどんな方でしょうか?
論理的に物事を考えるのが好きな方であったり、チームで動いていくことへの興味が強い方は、業務に対して面白みを感じていただけるのではないかと思います。なおかつ、取り扱うのがブランドという抽象的な領域、かつこれからそれを創っていくというフェーズですので、状況が素早く変化していく中でも、それを前向きに捉え前進していけるマインドをお持ちの方だと、仕事を楽しんでいただけると思います。