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ラクスル株式会社執行役員
Marketing & Business Supply統括部 統括部長
木下 治紀
Kinoshita Haruki
東京工業大学大学院電子物理工学卒業。2016年ラクスル株式会社に入社。強大かつ複雑なリアル産業を舞台に、テクノロジーで産業の在り方自体をアップデートする挑戦にBET。印刷事業での事業開発を担当後、ダンボールワン株式会社(2023年8月、ラクスル株式会社に吸収合併)へ出向し取締役COOとしてPMIに成功。現在はラクスル株式会社にて執行役員として屋台骨事業を統括。
目次
幼少期の原体験と「世界を変える」ことへの憧れ
「業界を創ること」への揺るぎない決意
新卒で飛び込んだベンチャーで、執行役員になるまでの道のり
ラクスルが挑む「日本の仕組みを変える」挑戦について
産業構造変革を支える「新卒」の重要性
ラクスルで、あなたの「成し遂げたい」を現実に
幼少期の原体験と「世界を変える」ことへの憧れ
──幼少期に抱いていた夢や、興味を持っていたことについて教えてください。
幼少期は「博士になること」を夢見て理系の道を進みました。父親が日立で研究者をしており、核融合の研究などを行っていたことが大きな影響を与えました。小学校の頃から、アインシュタインなどの歴史上の人物の漫画をよく読み、「世界を変えるような発見やイノベーションを起こすことがすごいことだ」と憧れを抱いていました。
──理系の道に進んだきっかけや、学生時代はどう過ごしていたのでしょうか?
研究者だった父の背中を見て育ったという家庭環境もあり、自然と理系の道を志すようになりました。そこから大学では東工大の電気電子工学科に入学しました。一つのことに集中するタイプで、中学・高校時代はスポーツと勉強、大学時代は勉強の傍らサークル運営にもストイックに取り組んでいました。
「業界を創ること」への揺るぎない決意
──就職活動ではどのような考えを持っていましたか?理系出身でありながらビジネス職のキャリアを選んだ背景を教えてください。
好きなことや熱中できることを仕事にしたいという思いがありました 。その想いで大学では半導体の研究に取り組みました。ただ、自分より遥かに研究が好きで、寝食を忘れて没頭する友人たちを見て、勝てないなと感じてもいました 。一方で、ビジネスや事業を立ち上げ、周囲を巻き込んでいくようなことには興味がありました 。将来的には、自分で会社を立ち上げたり、既存の会社を変革していくようなチャレンジがしたいと考え、就職活動をスタートしました。
──ラクスルとの出会い、入社の決め手は何だったのでしょうか?
ラクスルとの出会いは採用媒体のメルマガがきっかけで、オンラインとオフラインを統合してイノベーションを起こすコンセプトに魅力を感じました。
当時のITベンチャー企業の主流はゲームやメディアでしたが、GoogleやAppleなどの大手プラットフォーマーに依存せざるを得ない状況に疑問を感じていたんです。ラクスルは自分たちでプラットフォームやインフラになれるようなビジネスを目指していたので、共感を覚えました。
就職活動時に様々な会社で出会った”活躍する人”に共通していたのは、出来上がった業界に入った人ではなく、業界を創った人たちでした。
出来上がった業界や成熟している企業は、見えにくいリスクはあるものの、安定したリターンがあります。でもそれ以上に、安定したリターンはあったとしても、業界を一から創り出す醍醐味や、キャリア形成における大きなベネフィットは得られないと思っていました。
その中でラクスルは当時正社員が20〜30人くらいの会社でしたが、僕は可能性があると思いましたね。出来上がった業界に入るのではなく、業界を「創る側の人」になれるのではないかと。もちろんリスクも大きかったですが他の人が反対するようなことでも、自分にしか見えない正解を考え抜いて、勇気を持って決断することが重要だと思って、入社を決めました。
新卒で飛び込んだベンチャーで、執行役員になるまでの道のり
──入社後、どのようなキャリアを歩んでこられましたか?
2016年に新卒で入社し、最初の1年間はカスタマーサポートと集客支援の見積もり・CMなどのオペレーション業務を担当しました。
2年目ではカテゴリーマネージャーとしてダイレクトメールや冊子などのカテゴリーを2年間担当し、成功体験を積むことができました。その後、ダイレクトマーケティング事業部長とラクスルアトラクトプロジェクトに2年間挑戦し、続く2年半は、ダンボールワンのPMI(経営統合と組織事業変革)に取り組みました。現在は印刷事業、集客支援事業、ラクスルエンタープライズの事業統括を行う執行役員を務めています。
様々な事業やプロジェクトに携わる機会をいただき、メディアなどではうまくいっている部分ばかりが取り上げられがちですが、実際はうまくいかなかったことの方が圧倒的に多かったです。1年目は会社が年率約30%の高い成長を続ける急成長期であり、同世代や少し上の先輩たちが多くのプロジェクトで活躍している姿を見て、自分はまだ価値を出せていないと感じていました。他の先輩方が会社の中心となって仕事を任されている中で、「このままで大丈夫かな」と、すごく焦りを感じていたのを覚えています。
しかし、どんな時も「何ができるだろう」と、事に向き合い続けることで、できることや任される範囲が広がっていきました。
ラクスルには、年次に関係なく、事業や社会に本質的な価値を創出していくことに挑戦できる環境があります。失敗を恐れずに挑戦し、オーナーシップを持って業務に取り組むことで、自己成長に繋がります。もし、目の前の課題や事業、そして社会に対して本気で向き合いたいと考えているなら、最高のフィールドだと思いますね。
ラクスルが挑む「日本の仕組みを変える」挑戦について
──改めてラクスルはどんなチャレンジをしていますか?また、「仕組みを変える」ことについてどう感じていますか?
グループとして「End-to-Endで中小企業の経営課題をテクノロジーで解決する」、そしてラクスル事業では印刷業界の既存の仕組みをテクノロジーの力を使って変革していくことにチャレンジしています。
仕組みを変えるということは想像以上に大変です 。今でも仕組みとして成立しているということには理由があります。印刷業界や広告業界など、各産業には今までの仕組みを作ってきた企業があります 。彼らが数十年かけて積み上げてきた大企業の仕組みを変えることは非常に大変ですが、テクノロジーや社会環境の変化を考えると、新しいものに生まれ変わることが必要だと感じています。
──100年前の産業の仕組みが抱える課題と、変革の必要性についてどのように考えていますか?
いまの産業の形はおよそ100年前に作られたものです。当時の国の状況、人の状況、技術を前提に最適な形で構築され強く価値を産み出してきたものです。一方で、人口動態やテクノロジーなど、前提が変化に対応をしていけないと、成長はおろか、維持が難しくなります 。印刷業界や広告業界では、事業を作ってきた人々の高齢化や事業継承の課題も深刻です。今の仕組みを維持するだけでは、雇用喪失やサービス供給の担い手不足に繋がりかねません。入社してから、仕組みを変えていくことの意義をより強く感じるようになり、変化の必要性を痛感しています。物事が本質的に変わるには数十年という時間軸が必要であり、若手の新卒の方々が、こうしたラクスル事業の取り組みを組織的に支えていく上で非常に頼りになる存在だと考えています。
産業構造変革を支える「新卒」の重要性
──今後のラクスルのチャレンジにおいて、新卒社員を重視する理由は何ですか?新卒社員に期待することはなんでしょう。
前述のように5年や10年かけて組織が継続的に市場で価値を出し、進化していくことが産業構造変革するには大事だと考えるからです。若い方に入社して成長し活躍してもらうことが、会社の継続的な発展性と拡張性を加速するために重要です。
新卒社員には、若いうちから会社の中核となり、イノベーションを起こしていく存在になってほしいですね。ラクスルが目指す産業構造の変革を実現するために、新しいアイデアを出し、チャレンジし続ける姿勢を期待しています。
──ラクスルならではのファーストキャリアで働く魅力について教えてください。
リアルなテクノロジーを用いながら、新しい形や仕組みを作っていけることです。これは中途市場でも経験者が少ないチャレンジングなことであり、吸収力の高い新卒の皆さんはそうしたことに挑戦していける可能性を秘めています。新卒社員には、優秀な中途社員からたくさん吸収して、世の中の新たな仕組みを作り、それを背負える人材になってほしいと思っています。ラクスルは、単に印刷や広告が好きかどうかではなく、今の仕組みを変えて新しいものを作っていくことに挑戦している会社であり、ビジョンに共感し、既存産業の仕組み革新に向けて一緒にチャレンジしてくれる人材を求めています。
是非当社のビジョンに共感し、入社してくださった方には、変革に向けて一緒にチャレンジしたいですね。
ラクスルで、あなたの「成し遂げたい」を現実に
──最後に学生へメッセージをお願いします。
目の前の業務に留まらず、社会全体に大きなインパクトを与える既存産業の仕組み革新に挑むことは、決して容易な道ではありません。しかし、その困難だからこそ、他では得られない「やりがい」と「成長」がラクスルにはあります。
「自分の人生で何を成し遂げたいのか」。この問いに真剣に向き合い、自らの「軸」を持ってキャリアを築きたいと考えるあなたにとって、当社は最高のフィールドとなると思います。新卒社員から会社の中核社員として、イノベーションを起こし、未来の産業を共に創っていく。そんな挑戦に心惹かれる方は、ぜひラクスルの門を叩いてみてください。私たちは、あなたの「仕組みを変えたい」という情熱を心待ちにしています。
ラクスルグループでは、ビジネス職での新卒採用を積極的に行っています。ご興味のある方は、ぜひこちらの求人もご覧ください