先日、家でテレビをつけた時にたまたま目にしたのが、
明石家さんまさんが10数名の吉本芸人と一緒に京都に旅しながら
お笑い修行をするという企画番組でした。
東京から京都までの新幹線の移動中や
京都太秦で、着物を着て小道具を使った小芝居をしたりしながら
それぞれの芸人が、自分なりの芸でボケたり、笑かせたりする
というベタな番組でした。
#私はこういうベタな番組が好きです。
私は最初の30分ぐらいまで見ておりましたが
若手から中堅と思われる芸人が出演している中で
アインシュタインの稲田さんがたびたび前に出て
「顔をいじる」
この立場から一ミリもぶれることなく、ウケようがウケまいが
気丈にボケ続ける姿が、印象的でした。
テレビを見終わって、私の中で
誰が印象に残ってるか?
と振り返った時に
司会のさんまさんと
何度も前に出てる芸人(稲田さん)
でした。
学んだことは
チャンスがあった時に、前に出ることが大切。いくら面白くても前に出て主張しないと相手(視聴者)には伝わらない。もっと言うと、その場にいる意味がない。
それと
自分の持ってる個性やキャラクターを徹底きに磨き、売り込むこと。
芸人の皆さんを見てると、それぞれに得意の笑いのパターンや持ちネタがあり、
それをシチュエーションが違っても、毎回押してくるということ。
芸を磨くとは、何でもかんでも磨くというより、自分の持つキャラを知って
そのキャラにあった芸を見つけ、それを徹底的に大量にやりこんで
相手に影響を与えられるレベルまで磨くことだと理解しました。
芸人さん、ありがとうございます。
私も芸を磨きます。