はじめに:技術がビジネスを変える瞬間に立ち会うということ
こんにちは!Purpom Media Labの青木です。
この記事は、私たちが新卒・インターン・学生エンジニア向けにお伝えしたいことのひとつ。
それは、**「どんなデータベースを選ぶか」が、プロダクトの成長やビジネスにどれだけ影響するか?**というリアルな話です。
「DB設計って地味じゃないの?」と思うかもしれません。
けれど、目的に応じて技術を選び、設計し、仲間とプロダクトを形にする。
それは間違いなく、技術者としての喜びや達成感につながる仕事です。
AWSには15種類以上のデータベースがある?
たとえばAWSには、実に15種類以上のマネージドデータベースサービスがあります。
- リレーショナル型(PostgreSQLなど)
- NoSQL型(DynamoDBなど)
- グラフ、時系列、ドキュメント型…
それぞれに向き・不向きがあり、何を選ぶかで設計、パフォーマンス、コスト、成長性が大きく変わるんです。
まさに「パーパスビルド(目的ベース設計)」の時代。
私たちは、そこに面白さと学びが詰まっていると思っています。
よく使っている構成2つを紹介します!
Purpom Media Lab では、2つの構成をよく使います。
- AppSync + DynamoDB → とにかく早くプロダクトを出したいときに使います。
- Prisma + PostgreSQL(RDS) → 拡張性やデータの構造が複雑なときに強い構成です。
実際のプロダクトでも、目的や段階に合わせて設計を切り替えることがよくあります。
「早く作って、あとから育てる」――そんなスタイルです。
それぞれどんな技術?
✅ AppSync(アプリシンク)
AWSのGraphQL API自動生成サービス。
必要なデータだけを効率よく取り出せて、アプリと連携しやすいです。
✅ DynamoDB(ダイナモDB)
超スケーラブルなNoSQL型データベース。
初速重視のMVPやリアルタイム系で大活躍します。
✅ PostgreSQL(ポストグレス)
みんなが知ってる王道のRDB。複雑なデータ構造や集計に向いています。
✅ Prisma(プリズマ)
Prismaは、RDBを型安全に扱えるORMツール。
TypeScriptでガリガリ書くには最高の相棒です。
セキュリティって何するの?
Prisma + PostgreSQL の場合、データベースがVPC内にあるので、VPNなどのネットワーク設定が必要です。
- Bastion(踏み台)サーバーを立ててSSH経由でつなぐ
- AWS Client VPNを使ってセキュアにアクセス
- 開発者ごとにアクセス制御
こうしたインフラやセキュリティ設定にも携われるのが、クラウド時代の面白さのひとつ。
「アプリだけじゃなく、クラウド全体を理解したい!」という人にはワクワクする領域です。
やってみると楽しいこと
- 自分が設計したDBにクエリを投げて、データがスッと返ってくる
- GraphQLで必要な項目だけ取得して、アプリに表示される
- スキーマ変更をチームで共有して、みんなで一発で整合する
- 数万人が使うアプリで、スローダウンせず動いてくれる
技術がビジネスを加速させる感覚は、やってみて初めて味わえるものです。
Purpom Media Lab で一緒に体験しませんか?
Purpom Media Lab は、新規事業の開発やMVP立ち上げを多く支援しています。
- GraphQL / AppSync / DynamoDB / PostgreSQL
- TypeScript / Next.js / Prisma
- Terraform / AWS / CI/CD
など、モダンで楽しい技術にたくさん触れられる環境です。
わからなくても大丈夫。先輩が一緒に設計・実装をしてくれます。
最後に:あなたの好奇心が価値になる
私たちが一緒に働きたいのは、「何かを作りたい」「動く仕組みを理解したい」「新しい技術を使ってみたい」
そんな技術への好奇心を持った人です。
「設計したものがプロダクトになって、誰かに使われる」
その達成感と楽しさを、あなたにもぜひ体験してほしいです。