今回は、福岡第七支社 第6営業所長 羽根タカ子(はねたかこ)への取材。
2人の子を育てながらも、福岡第七支社 第6営業所の営業所長を務める羽根。
取材中には、「子育てと仕事の両立に悩むこともあった」と話すシーンもあったが、どのようにして家庭、キャリア、そして自分自身のすべてを諦めず、望むものを手に入れたのか。
“たった2年で人生観が180度変わった”と語る、羽根の転職ストーリーを紹介します。
―――自己紹介をお願いします。
福岡第七支社 第6営業所長 羽根タカ子と申します。
2020年10月にプルデンシャル生命に入社し、
2年間ライフプランナー(以下、LP)を務めた後、2022年10月から営業所長に就任いたしました。
―――プルデンシャル生命に入社するまでは、どのような仕事を経験されてきたのでしょうか。
税理士関連の専門学校を卒業後、投資顧問会社に新卒入社しましたが、結婚を機に退職し3年間ほど専業主婦になりました。
2人の子どもを授かった後、コールセンターの管理職として復職。
その後、新しくペイメント事業の展開を予定していた企業に事業立ち上げメンバーとして転職しました。
―――前職での仕事の様子とプルデンシャル生命を知ったきっかけを教えてください。
もともと金融業への興味があったので、前職のペイメント事業への転職はとても前向きな転職でした。
当時、スマートフォン決済はまだまだ普及していなかったときで、これからの発展が期待されていた事業でもあったので、日々やりがいを感じながら仕事に取り組んでいましたね。
そんな時、学生時代のバイト仲間がプルデンシャル生命に転職して、彼から「保険の話を聞かないか?」と連絡を受けました。彼との再会がプルデンシャル生命に転職するきっかけとなりました。
彼と再会し、話をする中で当初は保険の営業だったはずが「羽根さんは、プルデンシャル生命に合っていると思う!」という言葉をかけてもらい、後日営業所長にもお会いすることになりました。
―――その時、プルデンシャル生命への転職は、具体的に考え始めていたのですか。
その時点で転職する気は1%もなく、コールセンターからペイメント事業の仕事に転職して1年も経っていなかったこともあり、実は1度お断りしているんです。
でも、お会いした営業所長や支社長はもちろん、バイト仲間だったLPも全員が一丸となって頑張っていて、みんな輝いて見えました。仕事のみならず、ご家族や自分のプライベートを大切にしている彼らの姿を見て、「本当にそんな綺麗ごとばかりで成り立つのか?」と疑問に感じる一方で、すごく素敵だと感じ惹かれている自分もいました。
―――最終的に転職に至ったきっかけは何だったのでしょうか。
ちょうどその頃は、新型コロナウイルスが蔓延した時期でした。
その影響もあってキャッシュレスは急速に普及し、ペイメント事業の立ち上げについては「やりきった」と感じ始めていました。
また私は人と直接話しをしながら企画を進めるスタイルが好きだったのですが、新型コロナウイルスを機に働き方が大きく変わり、完全にリモートになってしまったのも大きかったかもしれません。
改めて自身の働き方について考えることが多くなる中で、今後子どもたちが巣立った後の働き方や生き方を見つめ直した時、「せっかくチャンスがあるのであれば、挑戦しよう」と思い、再度、営業所長とお会いして、プルデンシャル生命への転職を決意しました。
―――プルデンシャル生命への転職に対し、不安はなかったのでしょうか。
本音を言うと、非営業職からの転職は不安しかありませんでしたね。
そんな私に対し、営業所長や支社長は「コツコツと羽根さんのペースで頑張れば良い」と迎え入れてくださりました。
不安を抱きながらではありましたが、「自分が取り組めることをコツコツ積み上げていこう」そんな気持ちでスタートを切ることができました。
―――LP時代、大きな困難に直面したことはありましたか。
また、どのように乗り越えてきたのでしょうか。
やはり、子育てと仕事の両立に悩むことは多かったですね。
正直に言うと、今でも「両立できている」とは思っていません。
仕事を持つ以上、子どもたちと過ごせる時間も限られてしまいます。しかしそれでも子どもたちは「プルデンシャルのママが一番好き」と言ってくれます。
子どもたちは、最大の応援者であり協力者だと本当に感謝しています。
また、「自分じゃなくても良い」と思う家庭内の仕事を無理に一人で背負わないことにしています。社内の支援制度(※)も活用してシッターさんに来ていただくなどで、自分なりの両立を図っています。
また仲間の存在も大きかったですね。
プルデンシャル生命には全国にたくさんの先輩・仲間がいます。同じ悩みを抱える仲間や、同じ経験してきた先輩はたくさんいる。決して自分一人ではないんです。特に私が入社した支社は歴史のある支社だったため、たくさんの先輩がいてくれて、その方々にはたくさんアドバイスを頂きました。
「焦るだろうけども、羽根さんのスタイルでやっていけば良いんだよ」「自分のペースで、お客さまのことだけを考えて、子どもたちのために頑張ろう」と、営業所長や支社長が声をかけ続けてくださったことも、ありがたかったですね。
―――LPのままキャリアを歩む選択肢もある中で、羽根さんはなぜ営業所長というマネジメントの道を選択したのでしょうか。
私自身は一般的に考えると、ヘッドハンティングを受けるようなバリバリのキャリアがあるわけでもなく、“ちょっと仕事を頑張っている人” という表現が似合うような実績だったかもしれません。
しかしこんな私を見つけ、LPとして迎え入れてくださった結果、私は自分の人生観を大きく変えることができました。かつてバイト仲間だったLPからの連絡や営業所長との出会いがなければ、たった2年でこんなにも生活や価値観に変化が訪れることはなかったと思います。
今私が住む福岡は地方都市ということもあり、まだまだ女性が働きにくいと感じることが多々あります。“キャリアや働き方に悩む方、もしくは、自分にチャンスがあるということに気づいていない方に、新たな世界観があることを伝えたい”そんな思いから、営業所長にチャレンジしようと決心しました。
―――営業所長に就任する際、周囲には相談しましたか。
そうですね。営業所長という仕事に魅力を感じていましたが、いざ、やるとなると働き方も大きく変わります。「完ぺきに」ではないながら、ライフプランナーとして何とか両立をしていたところで大きなチャレンジになるので子どもたちのことは気になりました。
そこで子どもたちには、営業所長になると一緒に過ごせる時間が減ってしまうかもしれないことを、相談を交えながら伝えました。
すると、すぐに「なんでチャンスがあるのに、チャレンジしないの?」「チャレンジしない選択なんて、理解できないよ!」と、言われてしまいましたね (笑)
そんな子どもたちからの言葉も、営業所長になる後押しになりました。
―――素敵なエピソードですね。
では、羽根さんが思うプルデンシャル生命の営業所長の魅力は何でしょうか。
私にとって営業所のメンバーは家族のような存在です。
1件のお申込みの背景には、LPとお客さまの関係やLPのこれまでの苦悩、お客さまへの想いなどがあります。表面的には見えないプロセスを見ることができ、LPの成長に関われるという点は、営業所長の特権ではないでしょうか。
チームのメンバーはそれぞれに明確な目標を持って仕事に向き合います。メンバーたちがそれぞれ目指していることをクリアできた時は、自分のこと以上に嬉しいと感じます。2人目に採用したLPが初めて保険をお預かりした時も、一緒に泣いてしまうほどでした。
―――プルデンシャル生命の営業所長だからこその魅力ですね。
続いて羽根さんが思う、LPという仕事に取り組むことで得られるモノ・コトを教えてください。
私はいつも “諦めない”をテーマにリクルートに取り組んでいます。
プルデンシャル生命に転職するまでは、「家庭」「キャリア」「自分」、この3つは絶対に全部を100%にすることはできないと思っていました。
家庭を大事にする場合、思い描くキャリアを諦めなければなりませんでした。また自分の気持ちや想いも常に後回しになっていました。
しかし、LPという仕事は、タイムマネジメントは自分次第で、自分の頑張りや残した成果が全て自分に返ってきます。
どれも諦める必要はなく、望めば全て手に入れられます。
今は子どもたちと3ヶ月に1回旅行の機会を設けていますが、行きたい場所に行きたいタイミングで旅行に出かけるなんて、前職ではまず無理だったと思います。
また子どもの習い事や受験についても、プルデンシャル生命に転職したからこそ「やりたいことをさせてあげる」という選択肢を持てるようになりました。
―――今後、プルデンシャル生命で実現したい羽根さんの夢を教えてください。
女性LPが活躍できるノウハウや育成基盤の整備に取り組みたいと考えています。
現在は福岡地区にいる女性LP向けに勉強会を主催しています。
現状は、営業所長もLPも男性の割合が高く、働く女性ならではの悩みを相談できる相手を見つけることが難しい場面もあります。せっかくプルデンシャル生命に入社して、自分の夢のために頑張れる環境があるのに同性でないと相談しにくいことに悩み、「結婚や出産という選択をして本当に大丈夫なのか?」と不安になってしまっては、非常に勿体ないなと…。少し足を延ばせば、同じ悩みを抱える先輩や仲間はいます。同じ福岡地区で活動する女性達の、コミュニケーションや自己研鑽の機会を増やしたいと思っています。
―――最後に転職を考えている、キャリア選択に迷われている方に一言お願い致します。
私は、プルデンシャル生命に入社してたった2年で人生観が180度変わりました。
転職やキャリアに迷われている方は、
まずは一度枠を外し、ぜひ一歩踏み出してみて欲しいと思います。