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気持ちの良い人とそうでない人の違い

「『気持ちの良い人』と聞くと、だいたいの人は『挨拶がしっかりできる』『マナーや所作がきちんとしている』『笑顔で好感度が高い』・・・などを想像するでしょう」と、あるトップ営業パーソンは言います。

ただ、これらはすべて「一見して気持ちがよく見える」ということ。実際のところ、それだけでは不十分なのだそうです。

「大切なのは、その気持ち良さが持続するかどうか。初対面で爽やかに挨拶し、素敵な笑顔で元気に返事した人でも、長い商談や打合せの間にそれがもたない人もいるんですよね。姿勢が崩れたり、笑顔がなくなったり・・・。最初が爽やかなだけに、かえって落差にガッカリしますよね。長時間『気持ち良い』が続かない人は、結局は気持ち良い人ではないんです」

そして、こう続けます。

「『気持ちの良い人』とは、単に見た目だけではなく、心の中に『相手の話をきちんと聴く』『話し手のことまで気遣う』という気持ちを持つ人です。つまり、『どうすれば喜ぶのか』、『どうすれば気持ちよく感じていただけるか』という相手への配慮までもが、その人の姿勢に表れるんです」。

自分の話ばかり続ける営業パーソンは、自分が気持ちよくなることしか考えていない、ということなのですね。

相手が『気持ち良い』と感じていただけているかどうか、そんな観点で自分自身を見直してみてはいかがでしょうか?

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