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ベトナムから日本へ感動を

はじめに

はじめまして。プロトソリューション・オフショア開発の三亀です。

ベトナム・ハノイでIT開発チームの現地マネージャーとして奮闘しております。

今回は私のストーリーをご紹介いたします。

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入社までの略歴

高校までは千葉にいました。その後、北海道大学に入学し、札幌で4年間を過ごしました。経済学部だったのですが、いわゆる「とりあえず文系で潰しがきく学部に入っとけ」精神だったので、卒業間際になって進路について迷走しました。

順当にいけば金融関係なんでしょうけど、「自分が何に向いてるかな」と考え直した結果、昔から物を作ったりするのが好きだったのと、当時盛り上がってきてたという理由でITを選びました。

実は大学3年から統計学のゼミにも入ってたので、そこでコンピューターに触れたというのも一つのきっかけだったと思います。

「手に職つけられて、将来性もある」と思って選んだつもりが、当時は周囲からの反対も多かったです。同期のメンバーは「東証一部の会社に総合職で入社」みたいなパターンが多かったので、完全に偏見だと思うのですが、なんでわざわざSE?みたいな雰囲気はありました。さらに、当時は「SEは3K」みたいな言われ方をしてたので仕方ないかと思いますが、この職業を選んだことに悔いはないですね。ちなみに、3Kとは「きつい、厳しい、帰れない」のことです。

その後、500名くらいの中規模SIerを2社ほど経験しました。この期間が10年くらいで、自分的には技術の下積み時代だと思ってます。そのうち自社プロダクトを開発している会社に憧れを抱くようになり、某インターネットメディア企業(以下A社)に転職しました。 A社には技術や開発に対する知見があるエンジニアが多かったので、日々刺激を受けながら仕事をすることができました。また、なにより、「ITをどうやってビジネスに結びつけるか」ということを、創業20年も続いているA社で見てきたことはキャリアの大きな糧になっています。

A社では主に開発チームのプレーイングマネージャーとして、約10年間、次のようなことをやっていました。「各種レガシーシステムの刷新」「マイクロサービス化」「不採算サービスの断捨離」「オフショア開発推進」

この中の「オフショア開発推進」が現在の仕事にもつながってきます。「IT需要に対して、年々エンジニア不足していく」という日本が抱える課題に対して取り組めば、仕事のチャンスも増えるだろうと考えています。

プロトソリューションに入社

プロトソリューション入社の経緯はちょっと変わってます。A社時代に出張で何度かハノイに来てたのですが、その際、プロトソリューションの現地駐在員の方々と仲良くなりました。その頃ちょうどその方が退職を考えていて、ハノイ拠点長の後任を探していたというのが経緯になります。

いろいろ会社の状況を聞いて、ビジネス面で伸びていて仕事量は豊富だし、やり方によってはオフショア開発を拡大して、事業に貢献する余地がまだまだあるなあ、と興味を持ちました。あと、最終的には、取締役がわざわざハノイにまで会いに来てくれて、その心意気にも決断を促されました。

入社してから約半年は東京支社に勤務していました。ハノイ駐在が入社の前提だったのですが、コロナ・パンデミックが始まりしばらく渡航できませんでした。でも、これによって、東京支社のメンバーと交流する時間も増えましたし、現場の課題を肌で感じることができたので、結果的に有意義な期間だったと思っています。

そして、昨年12月に2週間の隔離を経て、無事ハノイへ渡航しました。

今やっていること

僕はオフショア開発専任ですが、ベトナム側だけに目を向け改善していっても、それは部分最適にしかなりません。「仕事を出す日本側」と「仕事を受けるベトナム側」がいい感じに協調していかないと効果を最大化できないのは明白です。(最終的には「日本とベトナムは1チーム」という雰囲気を醸成したいのですが、それも段階的にやっていこうと思ってます)

・日本側

プロトソリューションに入ってまだ1年ちょっとですが、感想として「ビジネス、案件、仕事の量は多い」「現場のエンジニアが非常にまじめ」というのがまずありました。良い要素は揃ってるので、さらに開発フローなどの効率化を進めることでまだまだ伸び代があると考えています。例えば、Backlogなどのデファクトとなっているツールを最大限まで使い倒す、ということを現場に浸透させてきました。さらに、どの業務をオフショア開発に任せるべきか、というのを判断し、各拠点のメンバーと相談しながら徐々にベトナムへ移行しています。

・ベトナム側

前任者の時代にベトナムチームは35名に到達しましたが、品質問題が噴出し、一度そこから人数を減らしたという経緯があります。これを教訓に、規模の拡大に耐えられるよう、土台をしっかり作りながら進めています。具体的には、最終的な品質担保を行うPM(プロジェクト・マネージャー)、BSE(ブリッジSE)に優秀な人材を配置し、共通のガイドラインにそってプロジェクト運営を行ってもらっています。

その結果、徐々にプロジェクトのオフショア移管も進み、現在ベトナムチームも25名にまで回復しました。また、下記は一例ですが、扱ってるプロジェクトもユーザー影響の大きいものが増えてきて、やり甲斐を感じています。

「モバイル版 中古車・バイクのカタログサービス」「業販向けEC」「有名バイクメディア」

心がけていること

オフショア開発を行う上で主にこの三点を心がけています。

1.代理プロダクトオーナー

駐在というと、どうしても現地メンバーを「管理」するという発想になりがちです。以前、アジャイルとオフショア開発で発信力のあるエンジニアの方にアドバイスをもらったことがあって、「管理」ではなく「代理プロダクトマネージャー」として現地メンバーに接した方が良いと。

これは、日本にいるサービスの企画、運営を行っているプロダクトマネージャーの代わりに、現地でサービスの背景、狙い、収益構造などを説明することこそ大事という内容でした。ですので、何か改修を依頼するときでも、なぜその機能が必要なのか、必ず背景から説明するようにしています。この地道な積み重ねが、ベトナムエンジニアのコミットメントを引き出せると信じています。

2.ドキュメントが全て

多国籍チームになるに従い、コミュニケーションの齟齬は発生しがちです。文化や母国語が違うということを本当に慎重に扱わなくてはなりません。

対策としては、「ドキュメントが正」という文化を根付かせるしかないと考えています。チャットでも議事録でもGoogleDocsでもいいのですが、とにかく、書くことを面倒くさがらずに行うことが重要です。

例えば、開発ガイドラインに項目を常に足していって、開発の際に注意しないといけないことを言語化してみんなで守るようにしています。(英語、日本語、ベトナム語で記載) 日本人だけで仕事をすると、その場の空気感で物事が決まったり、暗黙知でお互いが仕事をしがちですが、それを排除していこうと考えています。

3.日越いいとこ取り

あと、「日本とベトナムの長所をミックスしていく」というのも意識しています。先日、あるリリースに立ち会ってた際、リリース中にそのやり方ではうまくいかないことが分かり、どうしようか?という話になりました。日本の感覚だと、一旦リリースを中止して、後日、代替案を検討&テストしてから再リリースしましょう、となりそうです。ところが、ベトナムのエンジニアは、その場で解決策を考えすぐ実装してしまうんですよね。ちょっと面食らいましたが、コードを見て問題なさそうだったのと、事業への影響度なども考慮した上で、その案を採用してリリースしました。この判断ができるかどうかが、日本とベトナムの間に立つ人間の役割だと感じています。結果的に、リリースを後日に回すことによる時間のロスを防げたので良かったです。

ベトナムエンジニアが持っているスピードを、日本のエンジニアが得意とする品質保証の仕組みでバックアップできれば、最強のチームが出来上がるはずです。

今後やりたいこと

今期50名体制を目指しています。さらに、2~3年後には最終的に100名体制まで拡大し、事業に貢献していきたいと考えています。当然、いたずらに規模拡大ではなく、品質やスピードを担保した上でのこの数字を追っていきます。

前述した通り、今はチームを盤石にするため、PM層に日本人を増やしていますが、最終的には、日本人を増やさなくてもベトナムのチームだけで拡大、自走できるというのが目標です。

さらに将来のことで、全然未計画ですが、アメリカなど日本以外の国からも開発案件を受けることができたら面白いんじゃないかと考えています。

最後に

今まで培ったIT技術やマネジメント経験を海外でも試してみたい、という方は是非プロトソリューションのオフショア開発推進に手を貸して頂ければ幸いです。

僕もそうでしたが、いきなりハノイ駐在は抵抗があるかもしれないので、まずは仙台、東京、沖縄のどこかに住みつつ、リモートでベトナムの開発チームと仕事をしてみよう、というのでも構いません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

・現地の生活についてほぼ毎日ブログを書いてますので、良かったら覗いてみてください。

・いつもチーム運営をサポートして下さっているハイブリッドテクノロジーズ社にこの場を借りてお礼を申し上げます。

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