株式会社プロシーズで、2つの事業の責任者として活躍するK.Y.さん。
インターンを経て入社後、溜池山王・赤坂にあるレンタルスペース・貸し会議室『LiLeaS(ライラス)』の責任者に立候補したことを転機として、短期間で事業を大きく変革させました。K.Y. さんのキャリアは、「自分で環境を変える」ことを実現した成功体験に裏打ちされています。
今回は、その成長の軌跡と、K.Y. さんが現在牽引する2つのサービスの現在地と未来について伺います。
HRオンボーディング事業部 | K.Y.
大阪府出身、近畿大学で電気電子工学を学ぶ。
インターンから大阪技術開発部に正社員として入社後、外国人の就労支援などを行うHRオンボーディング事業部へ異動。
日本で働く外国人向けの日本語教育支援+人材管理サービスの『MANABEL JAPAN(マナベルジャパン)』と、溜池山王・赤坂にあるレンタルスペース・貸し会議室『LiLeaS(ライラス)』のチームリーダーを担当。
2022年にはLiLeaSの無人運営対応の予約管理システムの企画・運用開始で社内MVPを受賞する。
趣味はドライブとサウナに行くこと。特技は道を覚えること。
(写真・左)
Q: 現在、どのようなお仕事を担当されているか教えてください。
大きく分けて2つのサービスを担当させていただいており、どちらも運営リーダーを務めています。
1つ目は『LiLeaS』という、東京の赤坂・溜池山王にあるレンタルスペースの運営です。私自身は大阪江坂のオフィスで勤務しているため、現地のスタッフと協力しながら遠隔で管理を行っています。
2つ目は『MANABEL JAPAN』という、日本で働く外国人の方々へのオンライン日本語教育を提供しているサービスです。教育管理だけでなく、ビザの管理や生活支援、入管庁への提出書類作成などをサポートする人材管理システムも合わせて提供しています。
Q: プロシーズに入社された経緯を教えてください。
大学時代、将来を見据えて「今のうちに何を経験すべきか」を考える中で、居酒屋のアルバイトだけでなく、就職後に役立つスキルを身につけられる環境に身を置きたいと思い、エンジニアのインターンを探し始めました。
「大阪、エンジニア、有償インターン」で検索して見つけた数社のうち、プロシーズはインターンでも社員と同じような仕事やプロジェクトリーダーを任せるマインドがとても魅力的でした。これなら「絶対に成長する」と感じ、2019年10月にインターンとして入社を決めました。
その後、インターン期間中にコロナ禍となり、大学の授業がリモートになりました。もともと実機に触れて学べることを期待して電気電子工学科に入学していたため、リモート授業では大学で学ぶ意義を感じにくくなっていきました。
実践的なスキルをいち早く身につけて現場で活躍したいという思いが強くなり、思い切って3年の冬に中退し、2021年2月に大阪の技術開発部に正社員として入社しました。
当初は、オンライン試験サービス『Testable』のフロントエンド開発を主に担当していました。
Q: エンジニアとして入社したのち、LiLeaS(貸し会議室)の責任者に立候補されたのはなぜですか。
エンジニア時代は、業務を「与えられたタスク」として受動的に捉えており、技術力を高めるために自ら深くのめり込んで学び、成長しようとする主体性が足りていませんでした。周囲のエンジニアのように熱量を持って取り組めず、「このままではいけない」と焦りを感じていた時期でした。
その後、2022年春頃にHRオンボーディング事業部に異動になりました。異動直後にLiLeaS(貸し会議室)の責任者の募集がありましたが、立候補者は誰もいませんでした。担当役員からの「こういうチャンスをつかんだら、もっと成長できる」という言葉に背中を押され、「今度こそ逃げずに、自分の意志で本気で向き合い、やり切りたい」という覚悟が決まりました。
幼少期から、周囲をリードしテキパキと働く個人事業主の父に憧れていたことも、責任者という立場に挑戦する大きな動機となりました。その場ですぐには返答できませんでしたが、一晩考えて、翌日には自分を変えるための第一歩として立候補を伝えました。
Q: 責任者として最も大きな成長を感じた「チャレンジ」は何でしたか。
リーダーに就任した当初は、何をすべきかわからず、一担当者として作業していました。しかし、LiLeaS(貸し会議室)の数字や問い合わせの傾向分析を行う中で、オーディション利用が多いことに気づき、「専用サイトを作ったらアクセスが増えるのではないか」と自分の意見として提案し、実行しました。
この経験から、仕事は上から降ってくるものだと思っていたのが、「自分で提案して仕事を作り、状況を変えていける」という実感が芽生えました。これが意識の大きな変化でした。
この意識の変化から行ったさらに大きな挑戦が、LiLeaS(貸し会議室)へのスマートロックの導入による無人運営の仕組みの構築です。LiLeaS(貸し会議室)は早朝深夜や土日の有人対応が必要で、人件費などの運営コストが課題だったのですが、市販のスマートロックは初期費用が高額で収支が合いませんでした。
そこで、諦めずに探し、API(異なるシステム同士をつなぎ、情報のやり取りや操作をできるようにする仕組み。今回は、外部のシステムからスマートロックを操作するために使用)が公開されているスマートロックに注目しました。予約管理システムと連動させ、利用時間のみ有効な暗証番号を自動発行するシステムを自前で構築することで、低コストでの無人運営を実現しました。
この取り組みは、新しい価値を創造したことを評価する社内制度で評価され、昇格につながりました。この成功体験により、「自分の行動で環境を変えられる」という自信がより強くなりました。挑戦を通じて、失敗は自分の人格が否定されているわけではなく、改善の機会だと受け止められるようにマインドも変わっていきました。
Q: もう1つのサービス、日本語教育のMANABEL JAPAN(マナベルジャパン)についてお聞かせください。
MANABEL JAPANは、私が異動したHRオンボーディング事業部で新規事業として立ち上がったサービスです。就労目的で来日する外国人の増加を背景に、当時からすでにニーズが拡大していました。異動当初は、技術部で培った知識を活かし、人材管理システムの新規開発企画と開発ディレクションを担当しました。
その後、システムの営業や日本語教育の営業へと担当範囲を広げて経験を積み重ねました。LiLeaS(貸し会議室)でのリーダー経験も評価され、現在はMANABEL JAPANのリーダーも任せて頂いています。
MANABEL JAPANの今後の事業展開についてお話しすると、現在はオンライン日本語レッスンを中心にサービスを提供していますが、今後はより継続的に価値を提供できる仕組みづくりにも力を入れていきたいと考えています。このシステムをより多くのお客様にご活用いただくため、機能拡充を進め、学習から定着・活躍までを総合的に支援できるサービスへと発展させていきたいと考えています。
現在はまだお客様から機能不足に関する要望をいただく段階にあります。そのため今後は、競合製品にはない、使いやすくて便利なシステムになるよう改善を進めていきたいです。また、最近はAIエージェントによるコーディング技術の精度が大きく向上しています。こうした最新技術を積極的に活用することで、開発作業の効率化とスピードアップを図っていき、これらの取り組みを通じてお客様の満足度を高め、導入者数を増やしていくことで、事業を安定的に成長させたいと考えています。
Q: 今後、LiLeaS(貸し会議室)の事業を通じて実現したいことを教えてください。
当初は貸会議室としてスタートしましたが、運営を続ける中で、オーディション会場やライブ配信、セミナーなど幅広い用途で利用されていることが分かりました。
今後は単に場所を貸すだけではなく、「こういう使い方ができる」という提案まで含めたサービスに進化させたいと考えています。オーディションやライブ配信、研修など、それぞれの用途に最適化したサービスや仕組みを提供し、利用者がより成果を出しやすい環境を作りたいです。
また、LiLeaS(貸し会議室)ならではの強みを確立できれば、多店舗展開にも挑戦したいと考えています。単なる貸会議室ではなく、新しい価値を提供できる空間サービスとして成長させていきたいです。
Q: プロシーズに興味がある方々へ一言メッセージをお願いします!
仕事は言われたことをこなすというイメージがあるかもしれませんが、そうではなく、自分で課題を発見し、仕事を作っていくことが醍醐味です。
自分の企画や提案が通り、それによって数字が変わるのを体験できる面白さがあります。
プロシーズには、役職や経験、年齢に関係なくチャレンジできる社風があります。自ら手を挙げて挑戦し、リーダーシップを発揮しながら何かを成し遂げたい方にとって、挑戦の機会が豊富にあり、意欲次第で大きな仕事を任せてもらえる環境です。ぜひ挑戦しに来てください!