全国No.1営業、新卒採用担当、20代での支店長経験から見えてきたモノとは…?34歳、大型拠点 副支店長のWork Story
【Interview】大阪支店 副支店長 渋谷 亘
経歴
2009年度 新卒入社 横浜エリアを担当する営業部へ配属
→営業統括部 名古屋支店
→人財開発部 新卒採用担当
→本社営業グループ
→三河支店 支店長
→大阪支店 副支店長
当社への入社理由を教えてください。
学生時代にアルバイトをしていた小売店で、自身の想像力を膨らませてお金を稼ぐことの楽しさを感じていました。ある程度の権限を与えられていた環境で、陳列方法や販売トークなどを工夫しながら成果を出すことが面白く、その経験からチャレンジできる環境に身を置きたい、若いうちから中心人物になりたい、という想いで就活をしていました。自分が当社に出会った時はまだ創業1期目。当時はまったく名の知れない会社でしたが、社長の柴田さんからこの会社の成長ビジョンを聞いて大きな夢を感じたことと、その成長に関わるチャンスがありそうだと感じたことから、入社を決めました。
当社トップ3の大型拠点である大阪支店。現在の副支店長としての仕事内容を教えてください。
副支店長は、プレイヤーとしての業務と管理職としてのマネジメント業務の双方を担うポジションです。
プレーヤーとしての活動に関しては、他営業メンバーよりも一歩レベルが高い目標が掲げられています。担当する取引先の数は皆に比べて100店舗ほど多く、超重要取引先ばかり。月2億円を超える予算を担い、拠点を引っ張っています。大きな数字ですが、もともと競争が好きな性格なので燃える環境です。予算が大きいからと言って単純に活動量を増やしてしまうと体が追いつかないので、戦略を掛け合わせた独自の方法で効率的に成果を出すことを目指しています。
そして、個人予算だけではなく、拠点全体としての予算が達成するにはどうすれば良いかも常に考えています。大阪支店では3チーム制で日々の活動を行なっているのですが、数字が足りていないチームがあれば一緒に解決策を練るなど、俯瞰的な視点で部署を見ることを意識しています。
副支店長の役割は何でしょうか?
実は副支店長だからこれをやりなさい、という決まりはないですし、具体的に何をして欲しいと求められたわけでもないんです。自分がどうあるべきかは各々で考える、という意味に捉えています。
自分は、拠点長とメンバーをつなぐ役割だと思っています。特に新入社員に関しては、配属されたばかりの時というのは、頑張りたいけど何をどう頑張ればいいのかわからないものなんですよね。でも、すぐに予算を持ち行動しなくてはならない。そんな時に、拠点長や会社から何を求められているのかを腹落ちできるまで噛み砕いて伝え、新入社員が自分自身で考えられるようになるまで見守ることが自分の役割だと考えています。
新卒4年目で全国No.1営業に表彰され、その後は人事、支店長と様々な経験をされている渋谷さんですが、これまでのキャリアステップで学んだことを教えてください。
全国1位に表彰された時ですが、特別なことは何もしていなかったと思います。上司の言葉を素直に信じて、ひたむきに仕事に向き合っていたら結果として1位を獲ることができていました。なので、頑張ったらその分だけ結果はついてくる、ということを実感しましたね。
その後、人財開発部へ異動になり新卒採用担当になりました。営業とは全く違う仕事ばかりで、慣れないエクセルとの格闘や、ゼロからイチを作り上げる企画など、正直一番ハードワークでした。(笑)でも、その中で会社は人が財産なんだ、ということを強く考えさせられた期間となりました。戦略はダメだったら変えればいいけど、人が持つ経験値や考え方は変えることができません。だからこそ、人が去ってしまう時の損失の大きさは計り知れないんだと学びました。
そして、若手支店長に抜擢されましたね!
支店長になり、自分のことだけではない、という状況が大変でしたね。メンバー3名という少人数の拠点でしたが、思い通りの行動ができず、期待以上のパフォーマンスが出ず、数字もうまくいかずで、苦戦していました…
今思うと、メンバーに対して指示しまくりの支店長だったと思います。
ある時、もうメンバー各自に考えさせようと思い、自由に行動してもらうようにしたら、そっちの方がゴールに近づいたのです。その時に無理に自分の考えを押し付けることは、さほど大事なことじゃないんだと気づきました。そのことから、ある程度の基礎ができた後は各自に考えさせることを大切にするようになりました。
仕事の好きなところを教えてください。
それはもう、何よりもメンバーの成長を見ることです!!
初めはどう行動していいかわからない状態からスタートした新入社員がだんだんと一人で目標を作れるようになり、自分たちと同じ行動・考え方ができるようになってくる。その成長が支店の数字につながる。そういったプロセスがとても面白いと感じています。昔は自分の成績に一喜一憂していましたが、一人でできることには限界があるということに気づいてからは、チームとなって数字をつくっていくことが営業の面白さだなと感じています。
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