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出典:育休を経て気づいた、チーム全体で作る働きやすい環境とは|ポールトゥウィン株式会社|就活・転職活動に役立つキャリア学習サイト
掲載日:2025-04-30
ゲームアプリのカスタマーサポート部門でスーパーバイザーとして活躍する土屋。
クライアントとの対応方針から品質管理まで幅広い業務を担当し、育休を経て得た新しい仕事観を持つ土屋が、チームマネジメントの醍醐味を語ります。
仕事は楽しむもの
- カスタマーサポートのスーパーバイザーとして
私は現在、様々なゲームアプリのカスタマーサポート業務に携わっています。マレーシアでスーパーバイザー(SV)として、クライアントとの対応方針のセッションや、SNAの品質管理などを担当しています。
私たちの部署では、ゲームを楽しむユーザーの方々が快適に遊べるよう、日々サポート業務に取り組んでいます。スーパーバイザーという立場で求められる重要な役割の一つは、クライアントとの関係構築です。
クライアントとの対応で特に意識していることは、相手に合わせたコミュニケーションスタイルです。例えば、フレッシュな対応を好むクライアントもいれば、より落ち着いた雰囲気を求めるクライアントもいます。その方の好みや性格に合わせて、柔軟に対応スタイルを変えるように心がけています。
仕事をする上で、私が最も大切にしている価値観は「仕事を楽しむこと」です。以前、自分に合わない仕事を経験したことで、日々に充実感を感じられず、モチベーションを保つのが難しかったことがありました。一方で、自分が心から楽しいと感じられる業務に携わった時は、自然と前向きな気持ちで仕事に向き合え、日々の充実感も格段に高まりました。
この経験から、仕事は生きていく上で必要なものですが、決して「つまらないもの」や「やらなければいけないもの」という認識では終わらせたくないと考えるようになりました。仕事イコール楽しいことでなければならない—それが私のモットーです。
現在は、配下のメンバーたちにもこの考えを伝えています。彼らにも仕事を楽しんでほしい。そのために、まず自分自身が仕事を最大限楽しむことを心がけています。楽しむ気持ちがあれば、おのずと良い結果も付いてくるはずです。
日々のカスタマーサポート業務では、時に困難な課題に直面することもあります。しかし、それも含めて仕事の面白さだと捉えています。クライアントとの新しい取り組みや、チームメンバーの成長を見守ることなど、やりがいを感じる瞬間は数多くあります。
育休取得への道のり
- 周囲のサポートと準備の日々
入社してからの1年目は、定期的なお付き合いのある企業様との案件を担当させていただきました。
お客様の目線に立ったサポート品質の改善や、イレギュラー発生時の対策など、体制管理の基礎を学ばせていただく機会となりました。
その後、カスタマーサポートの領域だけでなく、当時のマネージャーからの提案でデバッグ領域も経験させていただき、約半年間その業務に携わりました。さらに、もともと日本語対応の人員として入社していたのですが、新潟での多言語案件にも参加する機会をいただき、新たな挑戦をさせていただきました。
育休を取得することを決めたのは、妊娠が発覚してから3ヶ月ほど経った頃でした。第2子の出産に伴う育休でしたので、上の子がいる経験を活かしながら、じっくりと検討することができました。育休取得について相談した際、周囲の反応が「取得するのは当然」という雰囲気で、非常に心強く感じました。
育休に向けた準備として、特に気を付けたのは業務の引き継ぎでした。私は様々な部署や案件に関わっていたため、それぞれの担当者への丁寧な引き継ぎを心がけました。細かい業務の詳細まで漏れがないよう、一つ一つ確認しながら準備を進めていきました。
ただ、育休取得にあたって一つ不安に感じていたのは待遇面でした。具体的な給付金の計算方法や、実際の支給額、支給時期などについて詳しく把握できていなかったため、人事部門に相談させていただきました。このように、不安な点については積極的に質問し、情報を得ることで、より安心して育休に臨むことができました。
育休を経て見えてきた新たな気づきと成長
育休期間中は、主に家事全般を担当していました。妻が子供のケアに専念できるよう、できる限りのサポートを心がけました。特に印象に残っているのは、沐浴の時間です。子供がお風呂が大好きで、にこにこと笑顔を見せてくれる瞬間は何よりも癒されました。
産後は妻の体調回復に時間がかかることもあり、この時期に育休を取得できて本当によかったと実感しています。一人目の時は特別育休を取得しなかったため、新生児期の関わりが限られていました。今回は、育児により深く向き合える機会となり、大変なこともありましたが、かけがえのない経験となりました。
3月に仕事復帰をする直前、電話でスケジュールの確認をしていた際、大きな案件が控えているという知らせを受けました。2ヶ月ぶりの仕事で、正直なところ少し不安を感じました。実際に復帰してみると、周囲からは「おかえり」という温かい言葉をもらい、すんなりと職場に戻ることができました。
ただし、立場的に周りをフォローする側として、すぐに業務のペースを取り戻す必要がありました。大きな案件に関しては、開始準備から携わり、必要なルール作りやマニュアル化を進めていきました。多くの業務をこなしながら、「これはこうする」といった具体的な指示を出し、プロジェクトを前に進めていく役割を担いました。
この経験を通じて、自分一人で何とかするという考えから、チーム全体で円滑に業務を進められる体制づくりの重要性に気づきました。育休を取得したことで、誰もが安心して休暇を取れる環境作りの大切さを実感し、それが新しい仕事への取り組み方にも影響を与えています。
今では、自分がいなくても業務が滞らないよう、誰にどの仕事を任せても問題がないように、丁寧なマニュアル作成を心がけています。これは、育休を経験したからこそ気づけた、新しい視点だと感じています。
仕事と育児の調和を図り、新たなステージへ
仕事と育児を両立する上で、私が大切にしているのは「メリハリ」です。平日は業務にしっかりと集中しつつ、家事や育児については、信頼できる家族やサポートに任せられる部分は任せるようにしています。その分、休日は家族との時間を優先し、仕事のことは意識的に手放すようにしています。
業務上、連絡が入ることもありますが、可能な限りその時間はプライベートに集中できるよう工夫しています。限られた時間の中でもベストを尽くすために、オンとオフを意識的に切り替えることを大切にしています。
このような明確な線引きがあってこそ、仕事にも育児にも全力を注ぐことができると考えています。特に育休を経験したことで、人それぞれの状況や環境への理解が深まりました。以前は「なぜできないんだ」と思っていた他者の仕事ぶりも、今では違った視点で見られるようになりました。自分の家庭での経験を通じて、できないことが当たり前にある状況を理解し、その人に合った適切なアプローチを考えることの大切さを学びました。
今後のキャリアについては、単純に上を目指すということだけではなく、目の前のタスクを着実にこなしていくことを重視しています。最近では新しいタスクや、資産作成、提案書の作成など、これまで経験したことのない業務にも携わっています。会社から信頼される存在になることが、結果として成長につながると考えています。
また、後輩たちに向けては、育休取得を積極的に推奨したいと考えています。私自身は2ヶ月という期間でしたが、もっと長期の取得も可能です。会社やチームがサポートしてくれる体制が整っているからこそ、臆することなく育休取得を宣言してほしいと思います。仕事と育児の両立は決して簡単ではありませんが、会社のサポート体制を活用しながら、自分なりのバランスを見つけていくことが大切だと実感しています。