1
/
5

言語処理学会第31回年次大会(NLP2025) 参加レポート


Polaris.AIは、2025年3月10日~14日に長崎の出島メッセで開催された 言語処理学会第31回年次大会(NLP2025) に、ゴールドスポンサーとして参加しました。AI技術に関心のある学生の皆様との交流や、大学別の研究展示ブースなど、大変貴重な機会となりました。

今回のレポートでは、学会の雰囲気やスポンサーイブニングの様子をお届けします。

学会概要

今年のNLP2025は、例年以上に大規模な開催となり、特に 大規模言語モデル(LLM)を活用した応用研究 に関する発表が数多く見られました。

スポンサーイブニングの様子

スポンサーイブニングでは、地元の伝統芸能である龍踊り(じゃおどり)が披露され、会場の雰囲気を盛り上げていました。


Polaris.AIのポスター前にも、多くの参加者がお越しいただき、企業の技術や取り組みに関心を寄せていただきました。

研究者や学生との交流を通じ、最先端の技術動向を直接伺う機会となりました。特に、AI分野に関心を持つ学生の方々とたくさんお話させていただきました。


参加メンバーの感想

今回の学会では、言語モデルの学習特性、マルチモーダルな情報検索技術、画像言語モデルの精度向上といった多岐にわたる研究が発表されていました。特に以下のような点が印象的でした。

  • 言語モデルの学習特性
    言語モデルが異なる言語をどのように学習するかを分析する研究にて、人間の言語習得とは異なり、モデルは異なる言語間の影響をむしろプラスに活用する傾向があり、この違いが興味深いと感じました。
  • マルチモーダル検索技術
    画像とテキストを統合して検索を最適化する手法が紹介されました。モーダル間のギャップを調整することで、検索精度の向上が期待される点が非常に実用的であり、今後の応用が楽しみです。
  • 画像言語モデルのハルシネーション対策
    画像と言語を統合したモデルにおいて、誤った情報を生成する「ハルシネーション」の抑制手法が発表されました。視覚情報の適切な活用が鍵となることが示されており、実務にも応用可能な知見が得られました。


全体として、LLMの進化に伴い、応用範囲がますます広がっていることを実感しました。特に、実務での活用を意識した研究が増えており、AI技術の社会実装スピードがどんどん速くなっていることを強く感じました。

まとめ

今回のNLP2025は、言語処理に関する技術の最新動向を学ぶだけでなく、研究者・学生との交流を深める貴重な機会となりました。

業界のトレンドをキャッチアップし、技術開発に活かす場として非常に有意義な参加となりました。また、Polaris.AIの技術や取り組みを発信する良い機会となり、多くの方々と意見交換を行うことができました。

今後もこのような学会への参加を通じ、最先端技術の研究と実践を深めてまいります。



(おまけ)

せっかくの長崎…ということで、空き時間に長崎の観光地 & グルメを楽しみました!

グラバー邸

長崎ちゃんぽん

トルコライス




エンジニア採用強化中

現在、エンジニアポジションの採用活動を強化しています。

Polaris.AIの核となる開発を担うAIエンジニア / Webエンジニア / AIリサーチャーなどのエンジニアポジションを募集しております。

優秀なメンバーと共に、幅広い技術・テーマでAI活用・開発支援を行っております。ご興味を持たれた方や、まずは話を聞いてみたいという方は、弊社の採用情報ページから、お気軽にご連絡ください。





Invitation from Polaris.AI株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
Polaris.AI株式会社's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Yuu Tadokoro's Story
Let Yuu Tadokoro's company know you're interested in their content