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博士課程で理論物理を研究し、大手ITサービス関連会社でキャリアを積んだ坂本さん。
安定した環境から一転、2025年7月にPolaris.AIへ。
エンジニアリングマネージャーとして、多様なメンバーとともに新たな挑戦の日々を送っています。
【プロフィール】
坂本陽平(さかもと ようへい)|エンジニアリングマネージャー
京都大学理学研究科修士課程修了。博士課程では数理モデルを用いた経済ネットワークの研究に従事。卒業後は大手ITサービス関連会社に入社し、業務効率化やDXなどのプロジェクトに携わる。2025年7月、Polaris.AIに入社。現在はエンジニアリングマネージャーとして複数のプロジェクトを統括。
研究から社会へ──理論と現実の橋渡しを求めて
大学では素粒子物理を専攻し、博士課程では非平衡物理の研究へ。
「世の中の複雑な現象を、シンプルな数式で説明できたら面白い」と考え、金融データを使った銀行の連鎖倒産シミュレーションなどを行っていたといいます。
「研究を進めるうちに、“理論と現実をつなぐ仕事”がしたいと思うようになりました。ちょうどAIブームが起き始めたころで、自然言語処理など新しい技術が広がっていくのを見て、社会実装の最前線に関わりたいと感じました。」
博士課程の途中からAIチャットボットのベンチャーにジョイン。コーディングやアプリ開発を経験し、実践的な技術に触れる楽しさを知りました。
大企業で得た安定と、感じた“違和感”
結婚を機に「安定した環境で働きたい」と大手ITサービス関連会社へ転職。
社内向け業務効率ツールの開発から、顧客企業へのDX支援・ITコンサルまで幅広く担当しました。
「大企業の中では、ひとつひとつのプロセスが体系化されていて、学びも多かったです。でも同時に、“自分の仕事が社会のどこに届いているのか”が見えづらくなっていきました。」
その後、より上流のコンサル業務に携わるように。
「子育てとの両立もあり、仕事とプライベートのバランスにも悩んでいました。だたそれよりも、大企業の中の一社員として惰性で働いているんじゃないかという危機感がありました。家庭との両立は必須条件でしたが、それでももっと仕事を自分事として本気で挑戦できる環境を探したくなったんです。」
Polaris.AIとの出会い──柔軟さと挑戦が共存する場所
転職活動を始めた坂本さんは、松尾研発ベンチャーというPolaris.AIに興味を持ちました。
面談で話したCEO徳永の印象が、入社の決め手になったといいます。
「徳永さんは自分の状況を受け入れてくれて、今の生活リズムでも大丈夫ですよと柔軟に対応してくれたんです。その懐の深さが印象的でした。」
現在はエンジニアリングマネージャーとして複数プロジェクトを担当。
副業メンバーや若手エンジニアなど、多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと協働しています。
「混沌を楽しむ」──マネジメントの正解を探す日々
入社直後から、複数のプロジェクトをリードする立場としてアサインされることが多かった坂本さん。「面白いけれど、大変です」と笑いながらも、その言葉の奥には確かな手応えがにじむ。
副業メンバーを含む多様なチームをまとめ、進行を管理する。
働き方もスキルもバラバラなメンバーと向き合う中で、これまでにない難しさを感じているといいます。
「働き方もスキルも異なる人たちをまとめるのは簡単じゃない。
でも、整っていない環境だからこそ、自分のやり方を試せるのが面白いんです。」
前職では整備されたプロセスの中で動くことが多く、タスクや手順は明確に定義されていました。
一方でPolaris.AIでは、進め方もルールも、自分たちで形にしていく必要があります。
「Polarisは、まだ正解が決まっていない環境です。
だからこそ、“なぜこれをやるのか”という根本から考える場面が増えました。
その混沌の中で、自分なりのスタイルを模索することを、今は純粋に楽しんでいます。」
若い仲間たちとともに、もう一度“成長する”
マネジメントの経験はまだ浅いものの、日々の試行錯誤の中で確かな手応えを感じている坂本さん。
「失敗しても責めるのではなく、前向きに受け止める文化」が支えになっていると話します。
「若いメンバーたちが本当に前向きで、助け合いながら成長していく姿を見て、自分も刺激を受けています。副業メンバーとのやり取りから学ぶことも多く、今までにない視点が得られる環境です。」
あなたも“経験を挑戦に変える”キャリアを
これまでのキャリアで培ってきた経験は、次の挑戦のための大切な土台になる。
Polaris.AIには、過去の経験を活かして自分らしい価値を生み出しながら、多様な仲間と刺激を与え合い、新たなチャレンジへ踏み出せる環境があります。
まだ見ぬ自分のスタイルを探り、仲間とともに成長していく——。
そんな未来を、あなたもPolaris.AIで描いてみませんか?