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ポケラボに新卒が配属されてから約3ヶ月が経過!
社会人生活を在宅勤務からスタートするという前代未聞の環境下で、新卒の皆さんの様子が気になってきました(気になってきましたよね…?!)。
そこで、今回はアートチームの橘さんにこれまでのお話を伺いつつ、ポケラボが大事にしている「ファンの期待を超えた分が自分達の価値」という価値観を実現するためにクリエイティブ部内で行われているIP理解を深めるための取り組みについても聞いてみました。
入社当初から在宅なので、オフィス勤務だとどうなのかという相対がなく、周りの方が言うほど在宅勤務だから大変というのは感じませんでした(笑)
もちろん社会人としては何も経験がない中でしたので、業務の進め方、ヒアリングの際のポイント、効率的な絵の描き方、データの作成方法、画力的な側面、失敗した際のリカバリー法など、みなさんに本当に親切にサポートしていただきました。
特に、報連相をきちんと教えていただけたのは、とても助かりました。
「会社」で働くということがどんなものなのかに全く触れたことがなく、そもそも何を聞いたら良いのか、どこまで自分で考えたほうが良くて、どの段階なら相談して良いのか等、本当に何も分からない状態でした(笑)
そんな時にメンターの窪田さんがパターン毎に相談の仕方について教えてくださって、「それはそのまま相談して大丈夫」とか、「自分で提案した上で相談した方が良い」とか、具体的に提案するときはこんな風に説明をつけて画像をこんな風にまとめて提案すると相手にも意図が伝わりやすくなるなど教えていただき、すごく動きやすくなりました。
「アサルトリリィ Last Bullet」のアイテム作成をメインに、アイコンの作成などを担当しています。
また、今後業務の幅を広げていくために、Spine(2Dアニメーションソフトウェア)で2Dデータのセットアップをしたり、アニメーションをつけてみたりと並行してキャッチアップしているところです。
業務ではまだまだ貢献できることが少ないので、終業後に先輩方の制作データを確認して学ぶようにしています。
皆さんがどんな仕事をしていて、どんな進め方をしているのかを確認しながら、どんなことに気をつけてこの仕事をやってるんだろう?というポイントを想像しながら、自分の業務に活かせるところはないか考えています。
あとは純粋に画力的に盗めるところがないか、とにかくたくさんデータを見させてもらってます!
新卒で入社し、皆さんより実力が劣っていることは自分で理解していたので、とにかく失敗したあとは同じミスを起こさないように振り返りを必ず行って分析し対策を立てるよう意識して取り組んでいました。
この学習で何を学んでほしいのか、どうしたら成長できるのかを考えて、分析して、出来るだけ素直に自分を変えることを大切にしていました。
結果、それがチームの方々にきちんと伝わっていて、業務のフィードバックの際や、前田社長との入社1ヵ月後の面談でも周囲のフィードバックを聞く機会があり、自分で振り返る習慣がついているところが良いと褒めていただけたのはとても嬉しかったです。
フィードバックや指示の意図を上手く汲み取れなかったことです。
言葉通りに受け取ってしまうことがあるので、本当はこの指示で何を言いたかったのか、ざっくりした内容だと理解できない場面が多くありました。
そういった場合は「自分としてはこう思ってるのですが意図と合ってますか?」と出来る限り粘り強く、納得いくまで確認をするようにしています。
▼配属の際にいただいた橘さんからのコメント
ポケラボはファンの方々を大切にしている印象が強く、ファンの方々の期待を超えるものを作るために妥協しないというところが素敵だなと感じています。
新入社員の私もポケラボの一員として働く上で、ファンの方々の期待に応えていく、そして期待を超えるアートを制作するには、技術や発想力などあらゆる場面で人一倍努力が必要だなと考えています。妥協せず、ファンの皆様と業務に真摯に向き合うことで貢献していきたいです。
本当に妥協しないんだなと実感しました。
気をつけていても見過ごしてしまうような1pxのずれやゴミに気づいたり、逆に1pxの描写を書き足すことで絵をよくしたり。作成するデータに対して1pxも妥協しないのはすごいことだなと思います。
ちょっとした色の違いも徹底されていて本当に勉強になります。
▼皆さんの日報 ※ポケラボは全社員のメーリスに日報を送る文化があります
橘さんのIP理解すごい…!
いい刺激だ!来期頑張ります!
橘さんのアサルトリリィの資料めちゃすごい!
twitterから色々拾ってきて、きれいにまとめられてて、めちゃくちゃ勉強になりました!
入社されてまだ2カ月なのに、よくあの物量をこんな短期間で……作るだけでも大変なのに……
語彙が少なく上手く伝えられなくて歯痒いのですが凄いなと思いました!さすが!
橘さんが作られたアサルトリリィのまとめがすごく良く出来ていて感動しました!これを読めば世界観~キャラのメタ的な立ち位置まで一通りわかるので、貴重な資料として作業に役立てさせて頂きたいなと思いました。スゴイ!ブクマした!
新規開発中タイトルのIPであるアサルトリリィについて原作やアニメ版の情報をまとめた包括的な資料を作成しました。
作っている上で考えたことや疑問に思ったこともまとめて、橘視点でのコメントも掲載しています。
最終的に74ページもある壮大な資料になりました(笑)
つくろうと思ったきっかけは、業務を進める上で「これってどうだったっけ?」と思った時にすぐ引き出せるように、自分で調べた知識をまとめようと思ったことです。
いざIP理解を深めようと思った時に、主人公一人理解するだけでも色んな資料を見て情報を整理しなければならず、自分の頭が追いつかず、初めはなかなか理解できませんでした……。
用語や世界観の情報が、社内資料や公式ホームページ、公式SNSなどあらゆる媒体に載っているんですよね。
社内資料にはまだ公式に使用されていない設定まで載っていたり、公式SNSだけに載っている用語解説があるのに社内資料は用語を知っている前提で書いてあったりして「全部1枚でまとめて見たい!」というものが沢山ありました。
包括的な資料にしようとした時に、情報を網羅しなければならないので、単純に量が多く、まとめ方も工夫が必要だったのが大変でした。
後から考えたら、やろうとしていたことはIPのデータベース作りだなと……!
個人でやることでもないかもしれないし、まだ情報の抜け漏れもあるだろうし、もうとにかく追いつかないことだらけでしたが、自分が調べたことだけでも整理したいという一心で頑張りました。
事実だけ書いても、自分が考えたことや資料を作っていて疑問に思ったことを吐き出す場所がないので、他の人に見てもらうことも考えると自分の考察も描く必要があると思い、「橘からコメント」の欄をつくりました。
時間も労力も沢山かけましたが、自分のためにやったことが、結果的にチームの皆さんの役にもたったと思えたことは嬉しかったです。
私が分かっていないところが、他の方も分かっていない部分だったりしたようです。
個別に感想をいただけたり、クリエイティブ部の雑談チャットで皆さんにリアクションいただけたり、頑張った甲斐があったなと思います。
「橘からのコメント」が面白かったといっていただけたのも嬉しかったです!(笑)
IP新聞は、IPファンの事をもっとよく知ろうという趣旨で、主にtwitterや生放送等でのユーザー様の反応やご意見・ご感想を1枚の新聞にして皆さんにも見てもらおうというアートチーム内の取り組みです。
私のメンターの窪田さん含む5名で月1ペースで発行されています。
▼窪田さんにIP新聞についてお伺いしました
IP理解をしようとした時に、IP自体に理解を深めるだけではなく、ユーザー様が作品に対してどんなことを思っているか、自分たちの作ったものをどう受け取っているかを知るのも大事だと思っていました。周囲にも同じように考えているメンバーがいたので、5人で集まって、自分たちも、そしてチームにも、定期的にユーザーの反応に触れる機会作りとして新聞として発行することにしたんです。
メンバーは週ごとにユーザーの反応を集め、定期的にファンのことを知ろうという意識を持ち、チームでは月1で新聞を見て、興味があれば社内Wikipediaを見てもらう、という感じですね。
私もIP理解のための資料をつくったからこそ思うことですが、ユーザー様の反応や感想を集めようと思うと動画のコメントやSNSなど情報が散らばっていますし、たくさん収集しないと総合的な意見が見えてこないはずなので、めちゃくちゃ大変だと思います。
あれだけたくさん調べて、あんなにきれいにまとめて、新聞という形で読み手が読みたくなるように工夫されていてとても素敵です。
見やすく楽しくIPの動向をみんなで理解していけるので、すごく良い取り組みだなと思います。
あと、IP理解の取り組みとしては、チーム内でIPにまつわるクイズ大会があります。
毎日必ずどこかのタイミングで「クイズの時間です!」とslack上で突如IPに関するクイズが展開されています(笑)
みんなで楽しみながらIPへの理解を深めているので、私も業務に少しでも反映できるように頑張りたいです。
まだまだ実力としても未熟ですが、みなさんが日々私と真摯に向き合ってくださっていることが、本当にありがたいなと思っています。
そんな皆さんと私も真摯に向き合って、恩返し出来るよう頑張ります!
引き続き、宜しくお願いします!
なんて素敵な子なんや…(どんなもの食べて育ったらこんな子に育つのか…)。
新卒とか一切関係なく、学ぶべき姿勢が多いなと背筋がのびました。
上長の下澤さんも「IP資料も他の振り返り資料も、内容がよく自覚出来ているので、新卒とは言えアートチーム全メンバーが学ぶべき姿勢持っていて素晴らしい」とおっしゃっていました!
そんな橘さんにメンターの窪田さんからもこっそりメッセージをいただきました。
橘さんはとても素直で真面目で可愛くて、チームで最年少と思えないほどすごくしっかりしています!
在宅環境というめったにない環境でのスタートでしたが、業務のキャッチアップや課題に対しての取り組みがきちんと出来ているのが素晴らしいと思いました。
これから様々な業務に携わることになると思いますが、ファンの方々に喜んでもらえるような作品づくりをしつつ、自身も楽しみながら成長していってほしいです!
本当にこれからの成長が楽しみですね!
橘さん、お話ありがとうございました!
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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