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新卒入社から1年 PMAの次代の担い手が胸に秘める想い

本年の幕開けから早くも2ヶ月が経とうとしています。暖かくなってきて、渋谷川のほとりの桜は早くも色付き始めています。

2023年4月にPMA初の新卒として入社した木下さん、中圓尾さんも、もうすぐ入社から1年。新年度に向けて、これまでを振り返りながら、これからの展望について、入社2年目の渡邊がインタビューしました!

ーまずはお二人のプロフィールを紹介します。

木下かりん

兵庫県の、電車は1時間に1本しか通らない田舎の出身。神戸大学経済学部で労働経済学を専攻。大学時代は「平和で、人々の可能性が最大限に発揮された社会」の実現をビジョンとし、海外インターンシップを主幹事業とする学生NPO「アイセック」にて、広報やブランド面で尽力。

中圓尾壮大

愛媛県出身。子供の頃からダンスを始め、今年で12年目。大学進学を機に兵庫県に移住、大学では社会学を専攻し、ブレイクダンスのオリンピックスポーツ化を題材に「スポーツとしてのダンス」と「カルチャーとしてのダンス」を研究。インターンシップではエナジードリンクのRed Bull社にてStudent Marketeerとして従事。


―今日はよろしくお願いします!入社してもうすぐ1年。まずは、上期(4〜8月)の動きについて振り返っていきましょう。


中圓尾:

初めの1ヶ月は社会人のイロハとしてビジネスマナー研修を受けたり、クライアントワークにも生きるブレーンストーミングやグループディスカッションなどの「考え方」を学びました。5月からは徐々にクライアントワークにも携わり始めて、部分的なワーク、例えば市場分析やデータ収集などを任せてもらっていました。

PMAのクライアントは業界がさまざまで、その多様な課題と向き合って解決策を生み出す先輩方の姿を見ながら、「自分も早くこうなりたい!」って思っていました。


木下:

学生から社会人になって、新鮮なことだらけで毎日がものすごいスピードで過ぎていきました。学生時代に参画していた学生NPO「アイセック」でもブランディングやクリエイティブをかじっていましたが、それを実践の場で少しずつ活かせることで、「仕事ってたのしい」と感じていたことは覚えています。

私も早くから商談に同席させてもらっていましたが、PMAを頼りにしてくださる方がたくさんいらっしゃって…それに誠心誠意向き合った結果、クライアントからの「ありがとう」をいただけるシーンを何度も見てきました。就活時からPMAの募集ページで目にしていた「誰かの何かのために」という言葉を身をもって感じましたね。それと同時に、頑張ったら自分にもこういう仕事ができるんだ!って意欲が湧きました。



―新鮮な体験だらけですよね。上期はクライアントワークに少しずつ参加しながら、他にも色々な動きをしていたと思います。


中圓尾:

PMAでは入社1年目をユースと呼んでいますが、そのユースで社内のとある企画を、入社時から今も継続して担当しています。社会課題を知り、多角的に理解し、見解をもってアクションすることを促すための企画でして、毎月自分たちで議題を見つけて、社内で議論します。


木下:

物事をいろんな視点から捉えることって本当に難しくて…企画段階ではユース同士で意見交換をするのですが、「あ、そんな考え方もあるんだ」と新たな発見も多いです。


中圓尾:

これまで取り扱ったテーマは、例えば「文化」。和食、歌舞伎、着物…などなど、日本にはいわゆる伝統文化というものがたくさんありますが、近年ではその維持のために新たな挑戦をしている人たちがたくさんいて、そこには賛否両論があって。「文化」が持続可能であるためには何が必要か?という議論をしました。


木下:

当日は社内メンバーそれぞれに4つの役割(着物を販売する呉服屋、着物を生地から仕立てる和裁士、着物を普段から着る人、普段は着物を着ない人)を当て、ロールプレイ形式で「着物文化の継承のためには」を話し合ってもらいました。

最近ではインバウンド向けに可愛らしい装飾がついた現代風の着物レンタルがあったりしますが、例えば呉服屋役からは「商売をしている身分としてはどんな形であれ着てもらえるのは嬉しい」という意見が出たり、かと思えば和裁士役からは「せっかくなら伝統的なものに触れて欲しい」という声も。


中圓尾:

今になって思うのは、この企画でやっている「多角的に見て、考える」ことってクライアントワークにもダイレクトに活きるんです。クライアントの視点に立つ、クライアントが社内で上進する際の上司の視点に立つ、クライアントの先にいる消費者の視点に立つ。その課題にかかわるすべての人のことを思いながら、解決方法を考えます。文化の継承をテーマにした回は、まさしくそれがオフィス内で試せたと思っています。



―上期の段階からたくさんの成長実感があったんですね。さて、下期(9月〜)からはチームに配属され、本格的にクライアントワークに携わるようになりました。


中圓尾:

下期からは、3名チームの一員になりました。リーダーと、4つ歳上の先輩と、僕。チーム配属後は、以前よりも「自分(が所属するチーム)の」仕事という意識が芽生えました。

大きなきっかけは飲料メーカーの商品撮影の仕事でした。撮影場所のロケハンのために飲食店に一人で出向いたり、撮影時の光の当たり方を考えたり…と、撮影のことがまだよくわからない中で、先輩にアドバイスをもらいながらがむしゃらに動きました。

撮影は無事終了し、仕上がりも満足いくものに。クライアントからも制作物自体のクオリティに対する評価と、短納期での段取りにもお褒めの言葉をいただけて。もちろん、今回のクルーとして参画してくれたカメラマンさんたちのおかげではあるのですが、「中圓尾さんと仕事ができてよかった」と言ってもらえて嬉しかったです。


木下:

マルちゃん(中圓尾)は、すごく「中圓尾として仕事してます!」って感じがして羨ましいなと思ってました。笑 クライアントやパートナーの方から名前を呼んでもらえている、みたいな…。

私はマルちゃんより数ヶ月遅れて、その芽生えがあった気がします。

下期に入ってすぐから担当しているアパレルブランドのWebページ制作の仕事は、それまでずっと一緒にやってきたチームに私が新たにジョインしたので、私が能動的に動かなくてもすでに成り立っている感じがありました。そんな自分とマルちゃんを比べて「私も木下として仕事しないと…」と思うようになりました。

その後、秋頃から始まった飲料メーカーさんの新商品プロモーションの仕事では、先方の課題がぼんやりとした状態でのスタートでした。何が課題なのか?その課題を根本的に解決する方法は?を必死に考える中で、実際に飲料売場に足を運んで調査したり、グループインタビューを企画したり、アンケート調査の結果を分析したり。他の競合商品がどんな訴求をしているのか、その中で新商品がどんな立ち位置をとって、どんな人に飲んでもらうのかを考えました。それらをふまえて商品を訴求するためのクリエイティブに落とし込んでいきます。ときにはアートディレクターと意見をぶつけ合うこともありましたが、クライアントの考えを汲み取りながらクリエイティブを完成させていくという一連の工程を、自分が主担当として携わることで、私も「木下として仕事をする」一歩を踏み出したように感じます。



―たくさんの成長エピソードありがとうございます。入社から1年が経とうとする今、何に一番変化を感じていますか?


木下:

一番は「リードすること」です。仕事も、相手の出方を待っているだけでは何も進まないって学びました。だからこそ、自分が先手を取って動いて、相手のアクションを引き出していくことが大事なんだと。自分がどんどんリードしていくことが、2年目として求められているのかなって思います。

あとは、私生活においてもリードが大切だなって思えることが増えました。本当に自分がやりたいこととか、こういう人生を歩みたいとか、自分が主体的に考えて、自分ごととして行動に移していった方が、もっと楽しい人生を歩めるんだろうなってなんとなく感じています。入社時は、会社に入って、揉まれて、成長していくんだろうなって思っていました。今振り返ると、その考え方も受動的だなって思います。今年の年始に建てた目標は「欲張る」なので、自分がやりたいことを徹底的に実現させていきたいと思っています。


中圓尾:

リード、確かに大事だなって僕も思います。

個人的には、小中高大とリーダーシップを取る立場が多かったんですが、この1年、改めて振り返ると、逆に誰かの下について仕事をするって経験自体が実は初めてで。ダンスをしていた学生時代から、自分でダンスショーのコンセプトを考え、実現方法を考え、みんなと動いて…だったので、自分の「やりたい」が強い人生だったと思うんです。そのせいもあってか、クライアントの「やりたい」を汲み取るのが難しいなって思う機会が多かったんです。

それを自覚できるようになってからは、相手が何を考えているのか、何を求めているのかをよく考えるようになりました。私生活でも周りの人と接するときに意識するようになって、仕事での考え方が私生活にも生きているなって思います。



―3月からは新しいチーム体制になり、4月には2024年新卒の入社が控えています。今後はより2人が主担当となる仕事が増えると思いますが、どんな動きをしていきたいですか?


中圓尾:

自分の引き出しを増やしていきたいです。1年目はクリエイティブ制作やイベント運営を中心に経験を積めたので、2年目はデータ分析や戦略を練るとか、もっと川上の工程に関わる機会を作っていきたいと思っています。すでに取り組みを始めている案件も、年間を通しての新規顧客獲得とその効果検証、さらには既存顧客のロイヤリティ化…と、短期間で目先の結果を見るのではなく、中長期的に何をいつやるのかを考えるという、新しい挑戦を始めているところです。


木下:

私も同じく、新たなチャレンジの1年になると思います。

これまではWebの分析や制作のディレクションが多かったのですが、これからはクリエイティブ制作、広告分析、ブランディング、オフラインイベントなど、1年目とは違った領域の仕事に携わることが増えます。先輩にサポートしてもらう立場から、来年は自分の力を活かして提案していって、「木下さんだから」って言ってもらえるように頑張りたいです。

つい先日、すでにお取り組みのあるクライアントに対し、「新たにこんな施策どうですか?」と自ら提案する機会がありました。社内で手を挙げて提案の機会を得て、企画書を書いて、実際に提案し、晴れて受注できて本当に嬉しかったです。



―ありがとうございました!

この1年、そばで見ていても2人がすごく成長したのを感じます。我々メンバーも追い抜かれないようにしなければ…と思わされる日々です。お互いに刺激しあって、成長しあっていきたいですね。

今回は、2023年新卒の2人の対談インタビューでした。次回は先輩メンバーからの声を元にPMAでの成長のチャンスについて深掘りします!


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