2023年が始まって、早1ヶ月。いやはや、時間が経つのが早すぎて早すぎて、筆者もカレンダーを見て目ん玉をひん剥きながらこのストーリー執筆に向き合っているところです。
12月は師走なんて呼び方の通り、忙しさの中であっという間に過ぎ去っていきましたが、年明けも似たようなもの。「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とは、昔の人もよく言ったものです。
気づけば過ぎていくような時間の中でも、メリハリをつけることが大事。PMAも、12月の最終営業日には「見聞き知る」という活動と「納会」をして、1年を締めくくりました。
PMAでは、通称「見聞き知る」という活動を長らく続けています。この活動の目的は、社会課題について「まずは見聞き知ろう」、そして「多角的に理解しよう」、さらに「見解をもって行動しよう」というもの。これまでに取り扱った題材は、「人種差別」や「女性の生理」、「再生可能エネルギー」など様々ですが、その都度、課題に対してメンバーそれぞれが考え、意見を交換し、理解を深めてきました。
12月に実施した回では、海洋ゴミが大量に流れ着くことで問題となっている対馬に着目し、「海洋プラスチックゴミ問題」を皮切りとして、ゴミ問題や脱プラスチックに向けた動きについてディスカッションをしました。
見聞き知るの様子。情報をインプット、その場でディスカッションをして、考えを深めます。
海洋プラスチックゴミは、長いあいだ海を漂っているうちに「マイクロプラスチック」となり、海洋生物の生態環境に悪影響を与えます。ひいては、そこで育った魚を食している私たち人間にも影響が及ぶかもしれない問題です。
この解決としての一面もある「ビニール袋有料化」をはじめ、「脱プラスチック」の動きは近年顕著になっていますが、実はあらゆるものを「脱プラスチック」するのにも問題が。
世の中的に脱プラに対して「これっていいことだよね」の動きが多くなってきている気もしますが、何がいいのか、なんのために必要なのか、その結果何が起きるのかを考えることが本当は大事。ディスカッションでも、脱プラによって起こる問題やその解決策についてメンバー同士で意見を交わしました。
PMAメンバーは日頃から、小さなゴミ袋を持ち歩いています。渋谷駅からオフィスまで出勤する間に道に落ちたゴミを拾うためです。発生してしまったゴミ、正しい処分をされず放置されているゴミを正しく処分することも大事ですが、今回の「見聞き知る」を経て、普段自分が出しているゴミは適切に分別できているのか、そもそもゴミの発生を少なくするためにはどうしたらいいのか、改めて考えるきっかけを掴み、来たる2023年(もう来ていますが)に向けて意識を新たにするのでした。
携帯しやすいように小さなゴミ袋をケースに入れて。拾ったゴミの重さも定期的に集計します。
そんな「見聞き知る」を終えた後は、2022年を労うためにオフィスで納会を開催。クライアントであるサッポロビールさんのSORACHI1984や、パタゴニアプロビジョンズの日本酒、缶詰、スープをテーブルいっぱいに広げ、にぎやかな納会となりました。あ、もちろん仕事が残っている人は夜までお酒はお預けです。
食事を楽しみ、互いの1年を労いつつ、雑談の中から仕事のヒントを得ることも。全てがマーケティングに生きる経験になります。
雲一つない晴天、美味しいお酒とご飯とともに、晴れやかな気持ちで2022年を締め括るPMAメンバー。2023年も1ヶ月があっという間に過ぎましたが、年始からフルスロットルで駆け抜け中です。13年目を迎えるPMAが一皮も二皮も向けてさらに成長していけるように、そして仕事を通じて自分たちのスキルを磨き、自己実現を叶えていくために全力で動いていきます。
改めて、2023年もPMAをどうぞよろしくお願いいたします!