「人を大切にしないで、何を大切にするんだ。」
これが、株式会社PMAのモットー。
何か、とっても大切なことを言っている気がするけど、どんな想いが込められているのか。
入社時にPMAメンバーにインタビューを実施しました。
色々な想いを持って入社したメンバーがPMAでの経験を経てどのように成長・変化したのかを紐解くPMA Member Interview Vol.2です!
今回は新卒入社3年目の中圓尾さん(通称:マルちゃん)のインタビューをお届けします。
ー初めてマルちゃんの記事をお読みになる方へ向けて、プロフィールをご紹介します。
愛媛県の西条市という水と空気が美味しい街の出身。子供の頃からダンスを始め、今年で12年目。大学進学を機に兵庫県に移住、大学では社会学を専攻し、ブレイクダンスのオリンピックスポーツ化を題材に「スポーツとしてのダンス」と「カルチャーとしてのダンス」をルールの観点から研究。また、インターンシップではエナジードリンクのRed Bull社にてStudent Marketeerとして従事。学生の、特にダンスシーンにフォーカスしたマーケティングの仕事に携わる。2023年、PMAへ新卒入社。
ーよろしくお願いします!入社当初(2023年)のインタビューからちょうど2年が経ちましたが、”ビジネスパーソンとしての成長”を実感できた出来事を教えてください。
このインタビューが決まってから、「何を答えよう?」「どう変わっただろう?」等色々と考えていたのですが...。
一番は、自己満な自分から脱却できたことだと思います。学生時代ブレイクダンスに熱量を注いでいたのですが、当時は自分が満足するダンスを披露して見てる人を感動させることができれば良いと思っていました。そういう背景もあったので入社当初は「相手」よりも「自分」にベクトルが向いていた状態でした。
そして、その学生時代を引きずったまま、入社した年の冬にPMAの創業13周年を祝うイベントの企画・運営を担いました。同期入社の1年目メンバー3名が主担当としてイベントを作っていくのですが、誰にも相談せずに自分が納得をすることだけを考えていたので、自分よがりな動きをしてしまっていたと思います。他のメンバーに頼らずに会話が少なかった状態でした。
そんな自分から脱却するきっかけとなったのは、アルコール飲料メーカーの担当者さんとのお仕事です。
ご担当者の方がダメなところははっきりと「ダメ」と言ってくれる方で、「この人とちゃんと仕事ができるようになりたい!」って思わせてくれる存在でした。当時の僕はまだまだ仕事の基礎ができていなくて、段取りがうまくいかないこと、報連相不足なんかでよくお叱りをいただいていました。時にはコミュニケーションが不足していたせいで求められていたものと大きくズレてしまい、撮影をやり直すことも。
ただ、その経験を通じて「人と向き合うことの大切さ」を学べたのは大きな財産だと思っています。相手のためを思った言動じゃないと、相手を納得させられない。そして人は納得しないと動かない。この原理は仕事においても共通していて、クライアントの納得なしには仕事は生まれないということを学びました。
ー色々な人と関わる中で、「誰かの何かのために」という考え方の”ビジネスにおける必要性”に気がついたんですね!そんなマルちゃんの目には、「誰かの何かのために」などPMAが持つカルチャーをどう映っていますか?
PMAが大切にしている「人をたいせつにしないで、何をたいせつにするんだ」という言葉。
人を大切にするには、人と向き合うことが必要だと思っています。真剣に相手と向き合って、相手が何を求めているのかを考え抜くことで実現できると思います。入社当初は理解しているというよりは漠然と「かっこいいこと言ってるな」と思っていたくらいでした...(笑)PMAで働き初めて色々な経験をした今は腹落ちして理解することができています。
「Work as Life」というマインドも、自分にフィットしていると感じています。仕事とプライベートは通じ合っているという考え方で、プライベートでインプットしたことが仕事に活きるとか...その逆もあると思うのですが。
ただ、捉え方を間違えるといけないなと思っています。Work as Lifeでありながら、もう一つPMAでは「一流のマーケターであるために、一流のコンシューマーである」というマインドも大切にしています。飲食店のPOPや街中の看板、SNS広告など…常にアンテナを張っているがために、うっかりずっと仕事モードになってしまいがち。だからこそ、最近はトレイルランをしたりダンスイベントに向けての準備をしたりして、意識的に完全にオフな時間も作っています。一流のマーケターになる為には、自分のコンシューマーとしての見方や考え方も研ぎ澄ますことが必要です。入社当初はずっと仕事に夢中になっていたのですが、プライベートでの息抜きが一流のマーケターへの道であると自分なりに理解しています。
ー「仕事もプライベートのメリハリをつける」ことがマルちゃんなりの”work as Life”という生き方なのですね!これからのPMAの未来を創る世代として、どういうカルチャーを築いていきたいですか?
今年で僕も入社3年目となり、もう新人という立場ではなく、これからのPMAカルチャーを創る世代だと思っています。
例えば、MVPP(Most Valuable PMA Player=最もPMAの理念に沿った言動をしたメンバーを讃える制度)に選ばれると、2〜3万円ほどの予算を自由に使う権利が得られるのですが、僕はこれで「誰かとメシ券」を作りました。
1回2,500円相当の食事を、会社の経費で賄えるというもの。ルールは1つだけで、「社内の誰かと一緒に行くこと」です。「この人と行ってきたよ!」とか「あの人誘おうと思ってるよ!」という報告をしてもらえて嬉しかったです。誘うきっかけがなかった人を誘ってみたり、それがきっかけで定期的にご飯に行くようになったりもしたみたいです。
最近は、勉強会を主催したりも。
直近だと、ある本から物事の解像度を高める必要性や方法をインプットし、参加者にティーチングしました。加えて、僕から知識をインプットするだけでなく、実際のクライアントの課題を例に、参加者全員で考えてアウトプットする時間もあります。
また、講師を別のメンバーに担当してもらったりも。今まで得られなかった別視点の学びを得られることも多いです。お互いのナレッジを共有して、日々の仕事にも活かしていきたいです!
あと、マインド的なカルチャーでいくと、「誰かの何かのため」になるように切磋琢磨していきたいです。殴り合った後に握手できるような、良いものは良いと認め・ダサいことにはダサいと指摘し合える関係性が理想です。
ーこれからのマルちゃんが目指す未来
PMAに入社してから、クライアントの課題を解決するために、多岐に渡るソリューションを経験してきました。LP制作・クリエイティブ制作・戦略・戦術・イベントオペレーション管理・プロジェクト推進・壁打ち・SNS広告・イベント制作など...。アパレルブランドの撮影をしている日もあれば、日本酒メーカーのプロモーションアイデアを考えたり。
一見全然違う仕事かのように見えるのですが、共通するのは「相手が何を求めているのか?」です。PMAのメソッドを活用して、クライアントの課題を解決することはどんな業界にも共通しているものだと思います。
今後は、ソリューションの幅をもっと広げるためにも、自分のリレーションを活かしていきたいと思っています。
また、幼少期からやってきたダンスを、東京でも始めました。「work as life」の考えとも繋がりますが、プライベートでの人と人の繋がりからアイデアをもらって、もっと色々なことに挑戦したいと思っています!
ーありがとうございました!
PMAでの経験が自己満な自分からの脱却のきっかけとなったマルちゃんの3年目をお届けしました。
次回もお楽しみに!