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インターネットを使って誰かをハッピーにしたい〜CS福本とピクスタの運命の出会い〜

運命とは巡り合わせです。それは人と人の出会いでも、人と企業の出会いでも同じことではないでしょうか。

どんなに優秀な候補者の方と出会っても、どんなにいい企業と出会っても、お互いのタイミングが合わなければその出会いを未来につなげていくことはできません。

今回はピクスタが見つけた数々の「運命の出会い」の1人、カスタマーサクセス部の福本との出会いのエピソードをお伝えしていきます!

福本 早也香(Sayaka Fukumoto)
大学卒業後、新卒で大手IT企業に就職。IT×営業の分野で2社通算12年従事したのち、2019年5月にピクスタへ入社する。カスタマーサクセス部で企画から営業まで幅広く活躍している。

運命の始まり

ーーピクスタとはどんな出会いだったんですか?

カスタマーサクセス(以下、CS)分野で転職先を探していたところ、募集記事を見つけたのが最初のきっかけです。もともと、会社やサービスのことは知っていたんですが、ネット上で誰かと誰かを結びつけて幸せにする、という理念やサービス構造に共感をして、自分も関わってみたいな、と。

そうしているうちに、ピクスタの方からスカウトをもらいました。2019年の2月ごろにカジュアル面談でお話をして、その後オフィスで他の社員の方や代表と会い、あっという間に入社することになりました。

ただ実は、最初は少しためらいもあったんです。

ーーどんなためらいだったんでしょう?

主には働き方についてです。当時、育休を終えて2歳の子供の育児を行なっている時期でした。ピクスタの募集記事にはフレックスタイム制のコアタイムが17時までと書いてあったんですが、保育園のお迎えを考えると17時まで渋谷で働くのは難しい。

事業も仕事もとても興味を持てたけれど、家庭も大事にするのが絶対条件だったので、諦めないといけないかなと思っていました。

そんなためらいの中で臨んだカジュアル面談だったんですが、働き方の懸念について話したところ、「なんとかなります! 一緒になんとかしましょう!」と言ってもらえたんです。

ーー2019年4月からコアタイムが1時間短縮(16時まで)になりました。ちょうどそのタイミングだったわけですね。

はい。タイミングがよかったことはもちろんですが、同時に「やれる方法を考えよう」とポジティブに声をかけてもらえたことが嬉しかったですね。その後、選考が進んで実際の働き方を短時間にするかフルタイムにするかを考えるときにも、代表の古俣に「短時間だとどうしても給料が少なくなってしまうけど、ちゃんとお金をもらえた方が納得感につながる。フルタイムでやってみて難しいならまた一緒に考えよう」と言ってもらいました。

いま、子育てをしながらフルタイム勤務をしていますが、評価の際にも上司は「どれだけの時間働いたかよりも、福本さんがあげた成果を見よう」と言ってくれていて、だからこそ家庭との両立ができているんだと思います。

これは私の部署に限った話ではなくて、全社的にそんな空気や価値観は浸透しているように感じます。自分が大事にしているものを大事にしてくれる。それはとても嬉しいことです。

ーー別の記事でも取り上げられましたが、子育て中のメンバーもたくさんいますもんね。Wantedlyでスカウトを受け取った時の気持ちはいかがでしたか?

ひとことで言うと、「アツいな〜」というのが感想でした(笑)。

当時PIXTA事業本部長に就任したばかりだった、現執行役員の伊藤から直接メッセージをもらいました。Wantedlyを利用していると、スカウトメールをいただくことがしばしばあるんですが、ピクスタからのスカウトは一味違ったのを覚えています。

それまで、「まずは意見交換をしましょう」というスタンスでのスカウトをもらうことがほとんどでした。でもピクスタは「当社と福本さんはきっと合うと思うので、まず会社を知ってください!」という熱意にあふれていて。

さらに募集記事やHPを見る中でも、いろいろなところで「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という理念との結びつきがありました。もともと共感していた理念ですが、それを一貫して体現しようとしているところに、また魅力を感じましたね。

ーーそれで、カジュアル面談に進もうと思ってもらえたんですね。

そうですね。前職の最寄駅前にあったカフェまで来てもらい、1時間ぐらいお話をしました。

普通、面談や面接って、履歴書に書くようなこれまでの職務経歴やスキルなんかを聞かれることが多いと思うんですが、ピクスタはここでもまた一味違いました。

面談を通じて、私という個人を知ろうとしてくれているのを強く感じたんです。私がこれまで、どういう思いでどういうことをやってきて、そしてこれからどういうことをやっていきたいのか。すごく本質的な部分だと思うんですが、それをちゃんと理解してくれようというのがわかったから、私も自分の想いを伝えやすく、同時に、ピクスタのことについても訊きやすかったです。

選考の一部というより、お互いがやりたいことをすり合わせるような場でした。

ーーピクスタのカジュアル面談らしさが出ていますね! 当時、他社でも選考が進んでいたんですか?

実は、カジュアル面談をした時点で内定の出ていた会社や、最終面接の段階の会社も複数ありました。

面談ではそれも正直に伝えたところ、「じゃあ比較したいですよね!」ということでピクスタでの選考をスピードアップしてくれたんです。面談の1週間後ぐらいに初めてオフィスへ行ったんですが、その時にいろいろな方と計2〜3時間お話をして、それからすぐオファーをいただいて翌週に承諾……とトントン拍子に進めてもらいました。

もちろん他社との迷いもありましたが、理念への共感や働き方の魅力に加えて、業務でやれる幅が広かったことが最後の決め手になりました。

当時、営業・CSのポジションを希望していたんですが、他社ではすでにミッションの明確なところが多かったんです。対してピクスタでは、まだCSという部署が立ち上がってすぐということもあり、何をするかを考えるところから始める必要があった。これから形を作りあげていく中で、私自身ももっともっと成長できる機会があるだろうなと思って決めました。

PIXTAのカスタマーサクセスとして

ーー実際に入社してみていかがですか? いまの業務と併せて教えてください!

やったことのないことに挑戦できる今の環境が、素直に楽しいと思えています。

できたばかりの部署でもあったので、入社してからこれまでずっと、考えながら走り続ける1年でした。そもそもピクスタのCS部発足は、新規顧客の開拓を目的としていたものでした。

集客という意味で言えば、Webマーケティングを担当する部署は別にあります。彼らの役割はSEOやWeb広告を用いてPIXTAのサービスサイトへ集客し、既存プランを通じた購入までの導線を引くことです。対して、私たちが開拓しようとしているのは、オンラインや、既存のプランからの購入がフィットしない潜在ユーザーです。

例えば、現在サービスサイトで展開している定額制のプランでは、利用できる素材の点数や利用アカウント数に制限があります。けれど、もっと多数の素材を使いたい、顧客部署のそれぞれの担当者でアカウントを持って利用したい、などの既存の枠にはまらないニーズを持っているユーザーもいるのです。

それをひとつひとつヒアリングして、どんなプランであれば要望を満たすことができるのか、どうカスタマイズできるかを企画して提案するのが私たちの役割です。

さらに、いまプランに当てはめられないニーズは、勝手に向こうから舞い込んで来てくれるわけではありません。どんな人・企業がどんなニーズを持っているか、こちらから能動的に拾い上げにいく必要があります。そのために、オフラインのセミナーや展示会を利用して潜在ユーザーを探しにいくことも、大切な役割のひとつです。

走る中では一筋縄ではいかないことも多くて、私自身、こういう形での営業・CSは前職までも経験がありませんでしたし、会社としても初めてのことだらけでした。何もなかったところから必要な役割を定めて人員を増やして、2019年の下期ごろにようやくいまの体制が整って動き出しました。

ーー手探りで走り続けた1年間だったんですね。今後取り組みたいことはありますか?

最近はデータでマクロ的に見ることも始めていて、顧客の業界や企業規模を分析しながら、PIXTAサービスを使う余地があるのにまだ開拓できていないところを炙り出してアプローチをかけることにも取り組んでいます。マクロもミクロも、両面からユーザーのことを理解していかによりよくなってもらうための提案ができるかを考えて、ユーザーのためになることはもちろん、自社の事業にも貢献できることが面白いと感じています。

データ分析については着手したばかりなので、今後もっと知識もスキルも身につけていきたいです。

同時に、ようやく整った一連のCSとしての顧客開拓のプロセスを、より機能するようにしたいと思っています。顧客リードの獲得からメールやインサイドセールスで拡大させ、成果につなげることを目下の目標に掲げています。

ーー福本さんとピクスタの出会いが、PIXTAと新たなユーザーの出会いにつながったんですね。出会いの連鎖、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました!

次の運命を探して……

1通のスカウトメールから始まった出会いが、1年の時を経て大きな実りをもたらしてくれるようになりました。

偶然の出会いが、会社の運命もその人の運命も変えることになるーー。

そんな運命の出会いを、私たちは日々探し続けています。私たちと一緒に世界をポジティブにする一歩を歩みませんか? 運命のきっかけ、「話を聞きに行きたい」ボタンからぜひ広げてみてください。

オウンドメディア「ピクスタ+」では他のメンバーのインタビューも公開しています! 併せてチェックしてみてくださいね。

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