【コーポレートデザイン】部署名にこめられた「組織をつくる」ことへのこだわり | Photoruction Way
第四弾となる今回は、管理部門であるコーポレートデザイン部の部長、渡辺 ...
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写真左から 臼倉 菜緒(総務)渡辺 浩明(取締役CFO)前田弘二(社内IT)※撮影時のみマスクを外しております。
フォトラクションでは現在コーポレートデザインチームのアシスタントを募集しています。実際に働いて頂く環境をイメージしてもらえるよう、一緒に働いて頂くメンバーにインタビューを実施しました。
コーポレートデザイン部という名前に込められた思いはこちらの記事から。
臼倉さんの業務について教えて下さい
臼倉
大きく給与計算や勤怠管理のような労務業務、社員に安心してもらえるような環境づくりの制度設計や運用の業務、備品の発注のようないわゆる総務業務まで幅広く行っています。
その他にも困った時のサポート全般は私が担当していて、最近だとVCが主催してくださったワクチンの職域接種の際に、メンバーが迷わず接種できるように案内を作ったり、キャンセルしないでねとアナウンスしたりとかをしていました。入退社に関する業務も前田さんと協力・分担して進めていますね。
前田さんは社内ITとしてどんな仕事をしているんですか?
前田
PCに関することはだいたい僕が担当していて、入社に伴って新しいPCを用意したり、ソフトウェアを配布したり、PCの初期設定やnotionやzoomのようなサービスのアカウント管理なども僕の仕事です。
あとはセキュリティに関する領域ですね。フォトラクションはISMS(情報セキュリティマネジメントシステム:セキュリティに関する規格)を取得しているので、ISMSの基準に沿って社内で実際の運用を推進するのも役目です。あとはクライアントからのセキュリティチェックシートへの回答を用意したりもしていますね。
渡辺
フォトラクションは事業戦略上非常に高いセキュリティレベルを担保する必要があって、その面で前田さんが果たしてくれている役割はとても大きいです。
事業特性上と言いますと、具体的にどんなことでしょう?
渡辺
私達がやっている建設BPO(→建設に特化した業務のアウトソーシングサービス)はお客さんの情報を直接預かるという特徴があるので、安心感がないとそもそも受注できないし継続的に使っていただけません。
サービスのメリットを提示できるかどうかといった攻めの部分だけではなく、安心して使えるという守りの部分も一緒に提供できないと事業として成立しないので、セキュリティに責任を持って運用してくれる社内ITは必須な役割なんです。
先日もフォトラクションだけが顧客のセキュリティ要件を満たせて競合に競り勝ったとSlackで盛り上がってましたよね。ISMS関連だとどんな業務を担っているんですか?
前田
ISMSの資格を取得するためにフロントに立って、審査に立ち会うところと、パスして終わりではないので実際のセキュリティレベルを高めるところまで責任を持って運用しています。
ISMSってコンサルを入れて資格を取得して終わりになっている会社も多いと思いますが、本来は実態としてしっかり運用していくことが重要ですもんね。
渡辺
先日も情報資産台帳をいつまでに誰が更新してくださいと社内で呼びかけてましたが、セキュリティに責任を持つ前田さんのような社内ITがいることで、セキュリティレベルの担保としてISMSがしっかりと機能すると感じています。
臼倉さんと前田さんはコラボして動くこと多いんですか?
臼倉
多いですね。例えば入社準備だと入社前にメールアドレスを発行する、SmartHRに基本情報を入れるとかは私がやって、PCの設定などは前田さんが進めてくださるので、緩やかに役割分担をしつつ、一緒に話しながら進めることが多いですね。
一緒に働いている時の空気感ってどんな感じなんですか?
臼倉
対等って言ったら変かもしれませんが、お互い対等に言いたいことはちゃんと伝えようよというスタンスでやらせてもらえています。
前田
労務や総務視点の考えと、社内ITとしての視点って違うと思うので、そこはちゃんと話しながら進めていこうよというスタンスをとりつつやっています。認識が違うところはちゃんと違うと言うとか、言いたいことは伝えてますね。
臼倉
あと、前田さんはやりたくないことはちゃんとやりたくないって言ってくれるんですが...
前田
(笑)やりたくないというよりは、業務の線引上自分がやらないほうがいいというのははっきり言います。
例えばPCを従業員の家に郵送するときって、その人の住所という個人情報を扱うことになるじゃないですか。センシティブな情報ですし、個人情報に触れるのは労務という立ち位置の人が責任を持ってやったほうがいいですよね。なので、PCの設定までは僕がやるので、郵送は臼倉さんにお願いしますと。
僕の中でこれは社内ITがやるべきではないみたいな線引があって、それを割としっかり話しながら連携するみたいな話です。
コミュニケーションはどのようにとっていますか?
臼倉
Slack上でのリアルタイムな会話の他に、週次の定例会議があります。
コーポレートデザインチームの定例はちょっと変わっていて、最後の15分に小話っていうパートがあるんです。そこで業務関係ない話を持ち回りで誰かがすることになっていて、意外とこの人こういう事考えてるんだっていうのが分かって面白くて、良い文化だなと思ってます。
フォトラクションはこれから上場準備のフェイズに入っていきますが、業務上どんな特性がありますか?
渡辺
上場準備ってパブリックな会社になる準備をするということなんですが、具体的にはうっかりで何か大きな損失が出たり、不正が起こりにくい仕組みを整備してあげることで、会社として継続的に成長していく土壌を整えていくということなのかなと思います。
臼倉
私は過去の職場で上場準備に携わったこともありますが、現場が本当に必要としていることにあまり目を向けられていなかったのではないかというのが心残りで、フォトラクションではそうしたくないなと思ってます。できるだけみんなの負担がないように工夫しつつ、本質の部分は外さないようにしたくて、そこは私の中で挑戦だと思っています。
前田
僕も上場した会社、上場を諦めた会社の両方で経験があるので共感する部分が大きいです。上場すると社外に対してもよりしっかりと見られるようになるので、社内ITの立場からちゃんとITセキュリティをしっかりと意識するような活動はしていきたいですね。
渡辺
ルールは厳しすぎても運用していけないし、ゆるすぎてもだめなので、バランス感覚を持ちながら現場不在にならないように、協力して進めていきたいですね。
渡辺さんはお二人から見てどんな人ですか?
臼倉
前に出て引っ張るというよりは、メンバーを後ろからサポートしてくれる人ですね。同じ目線に立ってすごく細かくコンディションを気遣ってくれて、たまに申し訳ないなと思うこともありますが、距離感が近くて働きやすいです。
前田
自由にやらせてくれますよね。働きやすくて助かってます。
コーポレートアシスタントにはどんな人に応募してもらいたいですか?
臼倉
アシスタントという形ではあるんですが、毎回決まった仕事をやるということはなくて、非定形の業務でも楽しんで取り組める方だと嬉しいです。
前田
そうですね。色んな仕事をすることになるので、好奇心旺盛な方がいいなと思います。失敗しても命取られるわけじゃないですしね(笑)
渡辺
コーポレートチームがいい空気の会社って、経験則として会社全体の雰囲気がいいんです。なので、僕たちコーポレートデザイン部が会社に良い雰囲気をもたらせるといいなと思っています。
フォトラクションのコーポレートは愉快でキャラ立ちしている人しかいないので、是非愉快な人に入ってきていただきたいなと思っていますので、お気軽にご応募ください!
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