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スタッフインタビューvol.78 「変化し続ける組織」(後編)

前編では新しい試みをしてきたいまのPAJについて、ちゃっきー(茶木知孝)に語ってもらいました。新しいことを始めたPAJのこれから行く先は?!

混沌とし続ける

いまPAJは混沌としています。全体が常に変わっていっています。全体が変われば部分も変わります。これだ、という決まったやり方がないので、その混沌とした、決まっていない不安定さに慣れる必要があります。その感じはこれからも変わらないと思います。

それは、「自然の不安定さ」みたいなものです。今年の夏の始めがこんなに寒くなるなんて誰が思っていたでしょうか。そういう先の読めなさみたいなのは、PAJの中にも常にあります。管理部門が「こう変えます」と線路を敷くのではなく、現場がどんどん変えていって、自然に形づくられていけばいいと思います。

チームが自立的に働く中でのCOOの役割

いまのPAJはいい感じです。少なくとも僕が入社したときよりは自立的にチームが動いていると思います。人数が増え、僕はもはや各チームがやっている細かいことは知らないし、知ることができなくなりました。僕自身が全部を見きれているという範囲を超えていることが、とてもいいなと思っています。

そういう中でのCOOの役割は、組織の動きをより円滑にすることかなと思います。自立的に動くといっても、各チームがバラバラに動くのではなくて、PAJのミッションは大事にしていきたいし、みんなもそこは大事にしていると思います。

質を検証していく

エデュケーションの事業はまだまだ規模、量が小さいです。質も保証されていないというか、検証されていません。「自分たちがいいと思っているからいいもの」のレベルを越えていないと僕は思っているんです。

もっと検証していって、どういう効果があるかということを言語化できれば、質も量も劇的に変えていけるのではと思っています。検証していけば、どういうことをもっと変えていったらいいかも見えてきます。

プログラムの中の発言や心拍数を含めて検証していきたいですね。現状は、ふりかえりで◯◯さんのこのひと言がどう影響しているのか、ファシリテーターが投げかけた質問がその場をどうつくっていったのかということが、全然記録に残っていないんです。だからファシリテーターの問いがどうだったかも残っていきません。もっともっと僕たちは質に関して、研究できる分野があると思っています。

そうしていかないと有象無象の研修業者やアドベンチャー教育をやっているグループと差別化できなくなります。研究を含めて質を追求していくことをやりたいし、それはすごく面白いと思います。

目の前の仕事をしない人をつくる

そういう研究や新しいことをするには、目の前の仕事をしない人をつくることが必要です。

そういう人を僕以外にも各チームでもつくっていかないとですね。そのためには過剰に採用していかなければならないといけないし、そのためにはお金をちゃんと得ないといけないんです。全部つながっています。

前職の上司が、「人を余計にとる、いい人がいたらニーズがなくても採用しておく」と言っていました。余裕がなくなると目の前のことだけになってくるので、いつも人が余っている状態にしたいと言っていましたが、よくわかります。とはいえ、お金もかかるので、今の状態では結構難しいバランスだと思います。ただ難しいからと言ってこのままでいると悪循環になります。だからこそ、お金の使い方をもっと考えていきたいです。使わなくていいものは絞っていかないと、使いたいことに使えなくなります。

「止めるリスト」をつくらない

一方で経費節減をことさらに言いたくないです。経費節減を叫べば叫ぶほど、売上が下がります。発想がどんどん貧困になっていきます。何をやるにも、これはやめておこうとなって、「止めるリスト」ばかりできてしまいます。

お金のことは「いくらまで使っていい」などのルールではなくて、リテラシー教育なんです。いまの状況をみてマズイ!と思ってアクションしてみるということができる状態にしていかないといけません。

どうやったらリテラシーが高まるかは、僕にはまだわかりません。グーグルなどに代表される多くの人達の合意形成で進んでいる会社では、リテラシー教育の壁にぶつかっていると思うんです。そういう会社は人の入れ替わりが激しいから、常にその壁が存在しています。一定の新しい人が常にいるので、リテラシーをつくる何かをしていかないといけません。

私達が一番のユーザーに!

リテラシーは直接結びつかないけれど、全社員を対象に、研修としてのPAプログラムをやりたいと思っています。みんなが共通して持っている価値観や体験が共通のリテラシーをつくる基盤になると思っているので、お金を使ってでもやりたいと思っています。

僕たち自身が僕たち自身のサービスやプロダクトの一番のユーザーであるというのは大事だと思っています。そして僕たちの社内研修なので、いろいろなトライアルができます。マイクをつけてもらって発問を録音するなども試したいです。

社員研修を通して、PAプログラムを知って、みんながPAの伝道者になってほしいし、そこを基盤にして、会社がひとつの価値観を共有しているという状態にしたいですね。人が増えていっているいまだからこそ、やりたいです。

経営をどうするんだ委員会

来年5月の定時株主総会で代表取締役を引退する予定なので、そこに向けて、経営をどうするんだ委員会を始めたいと思います。

そもそもPAJの経営をどうしていくのかということに関わりたい人が関わっていくようにします。役員になるかならないかは別にしても、どうしていくのかを話し合いたいと思います。そこはちゃんと話し合いたいです。

結局、ティール的、能動的な組織と偉そうなことを言っていても、ある程度僕が描いてつくったところがあり、それは結構な押し付けだと思うんです。

もちろんPAがもともと持っている理念がそこにあるからこそですが、いまPAJがこの状態になっているのも、比較的僕の中での理想としていることが結構入っているんです。

それはみんなで経営していく、もっと能動的にと言っているものとは違うと思っていて、いつまでも僕が代表取締役としてリードしていくというのは違うと思っています。そこも含めて経営について、みんなと話したいです。

退任のその後

PAJの代表取締役の任期が満了したあとは、真っ白なんです。僕が本当に何をしたいのかを自分でちゃんと見出したいです。

来年の5月までは、PAJでこういう会社を実現したいと思っているけれど、その先は何もないんです。もちろん何らかの形でPAJに関わったり、業務委託で関わるかもしれませんが、自分が何をどうしたいのか考えたいですね。

(20190722)

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