はじめに
パクテラ・コンサルティング・ジャパンでは、法人のお客様を対象としたコンサルティング案件を手掛けるチームとは別に、社内チーム制をはじめとした様々な社内プロジェクトが同時並行しています。
また、それぞれのプロジェクトを動かしているのはコーポレート職(経営企画、人事等)のメンバーだけでなく、コンサルティングプロジェクトにもアサインされている現場のコンサルタントが掛け持ちで従事しているケースも珍しくありません。
そこで、今回は大手小売業のお客様にコンサルティングサービスを提供しながら、数々の社内プロジェクトの立ち上げ及び運営を手がけてきた弊社の現役コンサルタントにインタビューを実施しました!パクテラや弊社で働くコンサルタントの魅力が伝わるだけでなく、チームづくりやプロジェクト立ち上げなどを担当されている方々の一助になれば幸いです!
<今回のフィードを読む前に、ぜひ↓のフィードもご一読ください!>
Profile: H. A(コンサルタント)
米国の大学を卒業し、外資系IT企業の日本法人でのインターンを経験した後、新卒でパクテラ・コンサルティング・ジャパンに入社。入社以降は主に小売業界の大手クライアントを担当し、カスタマーサービスのグローバル展開やPMO・開発案件等に従事。コンサルティングプロジェクトに参画しながら、複数の社内プロジェクトにも携わる。
Q1. アサインされているコンサルティング案件以外に参画している社内プロジェクトとそのプロジェクト内容を教えてください。
私はが現在運営に携わっている社内プロジェクトは大きく分けて4つほどあります。
1. 社内SNS事務局
お客様と近く、案件が変わるたびに様々な方と出会えるのがコンサルティングファームで働く上での魅力かもしれませんが、組織として大きく成長していくためには、どうしても「社内コミュニケーションの欠如」という問題が発生してしまいます。
そのため、社内SNSとして株式会社スタメンが展開している「TUNAG」というツールを用いて、普段直接会えないコンサルタントとの情報共有の場を設けています。私は事務局の一員として社内で盛り上がるようなオンラインイベントを企画したり、自分も積極的にツールを活用して社内のメンバーと交流しています。
2. 福利厚生プロジェクト
設立してからまだ間もないパクテラですが、最近女性社員や若手・新卒の比率が上がってきました。そのため、兼ねてから課題とされていた「福利厚生」の充実を図り、社員の満足度やエンゲージを高めることをゴールとした社内施策が「福利厚生プロジェクト」です。
このプロジェクトでは、私をはじめとする社内の若手社員や女性社員が既存の福利厚生施策に追加できる・したい施策を作成したり、その施策の運用に関する取り決めを行っています。コンサルティングファームらしく、RPAを用いた管理方法の開発なども担当しています。
3. 海外派遣制度
「グローバルに事業展開しているパクテラグループのケイパビリティを十分に活かせていない」という問題を抱えていた弊社で、国境を超えたナレッジやハングリー精神の共有を目的として設けられた社内プロジェクトです。参加を希望する社員をパクテラグループの海外オフィスへと派遣し、現地社員との研修や交流を行います。
このプロジェクトについては、ゼロベースでの立ち上げ段階から携わらせていただきました。また、立ち上げメンバーの一人として第一弾のシカゴ派遣に参加し、その成果を動画や記事などのコンテンツにして発信する取り組みを行っています。
4. Branding Team
社員の帰属意識の向上とパクテラの認知度向上を目的として、ブランディング活動に特化した社内組織が「Branding Team」です。パクテラで正社員として働いている従業員だけでなく、インターン生たちも参画しています。
組織の規模としては他の社内施策よりも大きく、私個人は社外向けのブランディングのリードとして方針の策定や管理を行っています。また、このチームとしての取り組みの中ではMS Power Automationを用いた作業の自動化や新しいツールの導入などを積極的に考案しています。
Q2. 社内プロジェクトのチームメンバーはどのように選ばれるのですか?
基本的にはどのプロジェクトも有志のメンバーによって構成されており、バックグラウンドに関わらずやる気や意欲のある社員が参加しています。日々の通常業務ももちろんですが、パクテラでは自分で立ち上げたプロジェクトも誰かが立ち上げた社内施策でも、かなり自由に参画できるのが特徴だと思います。
特別なケースを挙げると、Branding Teamに関しては有志とは別に、チームとして必要なスキルを持っている社員に対してのスカウトも行っています。ブランディング活動はある程度の専門性も求められるので、エンジニアリングのスキルや広報活動の経験を活かしてもらいたい社員は大歓迎です。
また、海外派遣制度は「海外派遣」という特性上一定期間の拘束を要することもあり、プロジェクトとの兼ね合いで前後する場合もあります。しかし、なるべく参加できるように社員全員でサポートする環境を整備しています。
Q3. 社内プロジェクトに関わっているチームメンバーの特徴を教えてください。
どのチームも若手社員が多く、熱意や豊富なアイディアを持っている印象です。
一人ひとりがアイディアを自由に発信できる雰囲気があり、ブレインストーミングが盛り上がりすぎてしまうこともあります。しかし、社員全員がコンサルタントということもあってか、時間内に結論を導き出すという当初の目的を果たすという点はしっかりと守りながらミーティングを運営できています。
特筆すべき特徴を挙げると、福利厚生プロジェクトは女性の社員が多く、様々な視点からの意見が集まります。また、海外派遣制度のチームは海外での活動のサポートを行うこともあるため、海外経験のある方や語学が堪能な方が多いです。
Branding Teamのメンバーもバックグラウンドが多様化しており、先ほど説明したスキルや経験に加えて、クリエイティブなスキル(ビジュアルコンテンツ等の作成スキル)を持った方が多いです。
採用パンフレットに掲載されたときのA氏
Q4. それぞれのメンバーが別々のコンサルティング案件を抱えていると、なかなかコミュニケーションが難しいかと思います。何か気をつけていることはありますか?
クライアント先に常駐しているコンサルタントが多く、常に顔をあわせて仕事ができるわけではないので、基本的にはマイクロソフトのTeamsを活用してチャット・ビデオ会議での議論やブレインストーミングを行っています。
また、Teamsを円滑に使用するためのルール設定なども行いました(挨拶などの定型文は省略、会話が流れないようにリプライ機能を使う、スタンプでのリアクションを推奨するなど)。そうすることで案件が忙しい中でも、無駄なリソースを割かずに効率的にコミュニケーションできるようになりました。
0から新しいものを作るような場面では何気ない雑談からアイディアが生まれることもあるので、そういったひらめきを逃さないように対面でのミーティングも重視し、可能な限り対面で会う時間も確保するようにしています。
Q5. チームの関係性を向上させるうえで気を付けていることはありますか?
メンバー一人ひとりの意見を大事にすることには気をつけています。
一見理論が破綻していたり、要点を押さえていないような意見でも「なぜ?」を考えていくと自分が気づかなかったことや知らなかったことが隠れています。どんな意見でも否定をせずに「なぜそう考えたのか?」「どのような思考プロセスを辿るとその結論に落ち着くのか?」を考えるようにし、他の人にもそうしてもらえるよう呼びかけています。
言い換えると、チームのコミュニケーションが"いかに自分が正しいか"を伝える場所にならないように意識して、話すことと同様かそれ以上に聞くことを大切にするよう心掛けています。
また、社員一人ひとりがタレントを持っているのですが、普段の業務では違う案件にアサインされるのでなかなか把握できません。オンラインだけではなくオフラインでも積極的にコミュニケーションをとって、互いを理解し合えるよう努めています。
終わりに、、、
もし、今回のフィードを読んでパクテラに興味をお持ちいただけましたら、ぜひ↓の募集からカジュアル面談にお申し込みください!社員一同、お待ちしております!
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