- ECディレクター【第二新卒】
- 長期インターン【学生】
- Webデザイナー【中途】
- Other occupations (6)
- Development
- Business
- Other
こんにちは!株式会社Oxxxの広報担当です。本日はOxxxの創業者である黒瀬さんに色々とお話を伺いました。
Oxxxで働いてみたいと少しでも思ってくれている方に是非読んでいただけたらと思います。最後までお楽しみください!
・・・
(1) Oxxxを創業した経緯とは
(2) Oxxxが解決した社会課題とは
(3) ミッション達成に向けて今後の展望
・・・
Oxxxを創業した経緯とは
本日はよろしくお願いいたします!それではまずはじめに、自己紹介をお願いします。
はい、株式会社Oxxxの黒瀬と申します。現在34歳で、5歳と0歳の二人の子供を持つ父親です。私のキャリアのスタートは、実はサッカーから始まりました。大学時代まで本気でプロサッカー選手を目指していたんです。高校では全国大会にも出場し、アンダー16の日本代表候補にも選ばれたことがあります。しかし、プロの壁は高く、残念ながら夢を叶えることはできませんでした。
プロへの道を断念した後、私は東京の営業会社に就職しました。そこでは通信業界向けの営業を2年半経験しました。その後、EC業界に興味を持ち、グループ会社に転籍してECコンサルタントとして3年間働きました。この期間に、マーケティングやオンラインビジネスの基本を学び、特にデジタルマーケティングの重要性を実感しましたね。
その後、さらなる成長を求めて美容系のスタートアップ企業に転職しました。この会社は設立して間もない頃で、私自身もプロダクトの開発やマーケティング、そして新しい事業の立ち上げに深く関わることができました。ここでの5年間の経験は、スタートアップ特有のスピード感やリスク管理の重要性を学ぶ貴重な時間でした。
そして2021年3月、満を持してOxxxを設立しました。これまでの経験をすべて活かし、自らの手で新しい価値を創造するという目標に向かって歩み始めました。
Oxxxを設立するに至った経緯について詳しく教えてください。
Oxxxを設立するにあたり、実は最初は全く違うプロダクトを計画していました。創業時には歯磨き粉の製造を構想しており、市場調査や試作品の開発も進めていました。しかし、思い描いたプロダクトを実現するには多くの課題があり、そして資金調達の難しさや製造過程での技術的な壁、さらには市場のニーズとのギャップに直面したことで、歯磨き粉事業を断念せざるを得ませんでした。
その時期、私は家族と過ごす時間の中で、幼児食の重要性に気づくことがありました。特に、娘が1歳半だったことも影響しているのですが、離乳食から幼児食へと移行する時期に、スーパーでの選択肢が限られていることに気付きました。離乳食は多くの種類がありましたが、幼児食となると非常に限られていて、これが親にとって大きな負担になっていることを実感しました。さらに、私自身が子供の食事に対して感じていた不安や悩みが、他の親たちにも共通していると気づきました。
そこで、幼児食の市場に可能性を感じて歯磨き粉から幼児食事業への転換を決意し、今に至ります。
幼児食事業を進める中で、特に大変だったことは何ですか?
幼児食事業を立ち上げる中で、大変なことは数多くありました。特に、製造業者を見つけることは非常に大変でした。私は食品業界の経験がなかったため、どのようにして製品を作り出すのか全く分からないところからのスタートでした。製造工場に依頼を持ちかけても、新規事業であることや、私たちのプロダクトがまだ市場で実績を持たないことから、多くの工場に断られました。大手の工場ほど、新規の小ロット生産には消極的で、何度も交渉に行きましたが、門前払いされることもありました。
このような状況で、ようやく引き受けてくれる工場を見つけた時の喜びはひとしおでしたが、そこでもまた新たな問題が発生しました。初期の生産段階で品質が安定せず、何度も製品の修正を行わなければならなかったのです。さらに、製造コストも予想以上にかかり、予算の見直しを迫られました。
また、製品が市場に出た後も、初期の頃は需要を見誤って在庫不足に陥ることがありました。特に定期便を利用しているお客様には、商品を安定して届けることができず、クレームが相次ぎました。これにより、お客様からの信頼を損なう危機に直面しましたが、全スタッフ総出で対応し、製造ラインの見直しや新たな工場の確保など、対策を講じて改善を図りました。この一連の経験は、私たちのビジネスの成長において大きな教訓となり、現在の安定した供給体制の構築に繋がっています。
Oxxxが解決した社会課題とは
なるほど…そんなOxxxのミッションや解決したい社会課題はありますか?
そうですね。Oxxxのミッションは、「あなたの人生に一番寄り添う」というものです。私たちがこのミッションを掲げる背景には、現代社会における多くの課題が関係しています。特に、共働き家庭の増加に伴い、家庭内での負担が女性に偏りがちな現状があります。女性の社会進出が進む一方で、家事や育児の負担が軽減されていないというデータも多くあります。こうした状況を改善するために、私たちは幼児食の提供を通じて、親の負担を軽減し、子供たちの健やかな成長をサポートしたいと考えています。
また、私たちが提供する幼児食は、単に栄養を満たすだけでなく、子供たちが食事を楽しめるよう工夫しています。幼児期は、食の習慣や味覚が形成される重要な時期です。この時期に適切な栄養を摂り、バランスの取れた食事をすることが、子供たちの将来の健康に大きな影響を与えます。ですから、私たちは製品の開発において、栄養価だけでなく、味や見た目にもこだわり、親子で楽しめる食事を提供することを目指しています。
さらに、少子化が進む中で、子供に対する社会的な投資がますます重要になっていると感じています。少子化という課題は、確かに私たちのビジネスにも影響を与えますが、一方で、子供一人あたりにかける教育費や食費が増加しているという現実もあります。こうした背景の中で、私たちは幼児食を通じて、未来の世代を支える重要な役割を果たしていきたいと考えています。
ミッション達成に向けて今後の展望
少子化という社会課題を解決しようと自らが動いていて素晴らしいです。それでは、ミッションを達成するために今後の展望についてお聞かせください。
私たちOxxxの今後の目標は、1000億円規模の企業になることです。これは非常に高い目標ですが、私たちはこれを現実のものとするために具体的な計画を持っています。まず、食のSPA(製造から販売までを一貫して行うビジネスモデル)を確立し、食の領域で強力なブランドを築くことを目指しています。このビジネスモデルは、私たちのプロダクトが市場でどのように受け入れられ、どのように成長していくかを直接コントロールできるため、非常に効果的だと考えています。
さらに、現在提供している1歳半から6歳までの幼児食に加えて、今後は4歳から12歳までの子供たちを対象とした製品を開発していく予定です。この年齢層は、食事に対する好みが形成され、食習慣が定着する重要な時期です。ここで健康的な食習慣を身につけてもらうことで、子供たちの将来の健康に寄与したいと考えています。
また、国内市場にとどまらず、海外市場への展開も視野に入れています。特に、アジア市場は急速に成長しており、共働き家庭の増加に伴って幼児食の需要も高まっていると予測しています。現地の食文化やニーズに合わせた製品開発を行い、Oxxxのブランドをグローバルに展開していく計画です。私たちは、食の領域で世界的な企業となることを目指し、今後も挑戦を続けていきます。
最後に、Oxxxに興味を持っている方々へのメッセージをお願いします。
Oxxxは、親と子供の生活を支えることを使命とし、社会に貢献できる企業を目指しています。私たちは、幼児食を通じて、忙しい共働き家庭のサポートをし、子供たちが健やかに成長できる環境を提供したいと考えています。このビジョンに共感し、一緒に挑戦したいという方は是非仲間になっていただきたいです!一緒に頑張りましょう。
我々スタートアップは常に変化と挑戦に満ちています。しかしその分、自分自身の成長を実感できる環境でもあります。私たちはチーム一丸となって新しい価値を創造し、社会に貢献することを目指しています。Oxxxでの経験は、必ずあなたのキャリアにとって貴重なものとなるでしょう。共に成長し、未来を切り拓いていきましょう。あなたの応募をお待ちしています!