こんにちは!OVERAのデザイナーチームです。今回は少しでもOVERAのことを知ってもらうためにそれぞれのチームの特徴や働き方などを紹介したいと思います。
なぜデザイナーがこのストーリーを書いているのかというと、OVERAのアートディレクター・デザイナーはいろんなチームと関わることが最も多いポジションの一つだからです。普段一緒に制作を行うメンバーのことを一つの職種の目線から一例としてお伝えできればと思っています。
Red Dot Design Award用の社員集合写真を撮影
忘年会で「乾杯」を歌う様子
1.チーム体制
OVERAではプロデューサーチーム、Webディレクターチーム、デザイナーチーム、エンジニアチームに分かれています。
1-1.プロデューサーチーム
OVERAのプロデューサーチームは、お仕事のご相談をお受けしたのち、内容を整理しチーミングを行い、企画やプロジェクト全体の統括などを担っています。特徴としてはそれぞれ得意分野を持つメンバーが所属しているということです。ブランディングに強い / PRプロモーションに強い / 立体やノベルティなどの製作が得意など、個性豊かなスキルを持った人たちが集まっています。また、クライアントの目的達成のために本当に意味のある提案をしようという気持ちがチーム全体で強い印象があります。
デザイナー目線で言うと、より良い制作物を作るために必要なことをできる限り実現しようと調整する姿勢にいつもありがたいなと思っています。クライアントと制作陣の間に立つことはとても大変だと思いますが、様々な背景を考慮しながらも、熱意を持って柔軟に進行していることにリスペクトを感じています。
また、時々ホームパーティーでイタリアン手巻き寿司など美味しい料理を振る舞ってくれます。最近はパスタマシンを購入した人もいると聞きました。他にも元パーソナルトレーナーやキャンプガチ勢、サッカーチームの講師、AI業界ウォッチャーなどもいます。
1-2.Webディレクターチーム
OVERAのWebディレクターチームの特徴としてはWebディレクターになるまでの背景とそれを活かした働き方です。元バックエンドエンジニアでサーフィンが趣味な人もいれば、世界一周をした現役のフォトグラファーでディレクター職とは別に写真撮影も行っている人もいます。
それぞれの前職や現職の知見を活かしたWebサイトのワイヤー設計によって、複雑な要件やページ数の多いサイトも、コンセプトアイデアと画像素材を意図を持って結びつけるエモーショナルなサイトも、どちらも適切な設計を行なっています。また、お互いの知見を共有し合い、プロジェクトごとで差が出ないようなやり方などワークフローの試行錯誤を意欲的に行い、制作陣の働き方もブラッシュアップしていく要となっています。
デザイナー目線から言うと、相談する時の豊富な知見による安心感と、意見を伝えた時のめんどくさがらない姿勢がありがたいと思っています。例えば、設計したワイヤーに対して、デザイナーやエンジニアがもう少しこうするといいのではと伝えた際にも、もう決まったからと言わずに、より良いWebサイトにするために耳を傾けて判断してくれます。様々なプロジェクトが並行していく多忙な中でもその姿勢を崩さずにいることにリスペクトを感じています。
1-3.デザイナーチーム
デザインチームのクライアントワークとしては、もちろんWebサイト制作が多いのですが、それ以外にもOOHなどの大型広告やカタログなどの紙媒体のメディアにも度々関わります。動画内のタイポグラフィ等のビジュアルを作成したり、時にはユニフォームを制作したこともありました。これはクライアントの目的達成のために本当に意味のある提案をする、意味のある制作物を作るということを大事にしているためです。一つのメディアを単発で作るだけではなく、全体の世界観を踏まえて必要とされるコミュニケーションツールを一貫して作ることが大事だと考えています。
他クリエイターと連携しやすい環境も特徴の一つです。社内のエンジニアや時には外部のパートナーのエンジニアと、Webデザインのアイデアやモックアップ・構築指示書をもとに、よりクオリティの高いWebサイトを作るためのブラッシュアップを続けます。社内にフォトグラファーや動画に詳しいメンバーもいるので、Webサイト以外の制作物についても色々と相談をしています。社内でクオリティの高い素材を制作できることはとてもありがたいなと思っています。
メンバーの特徴としては、各々がクライアントワークに限らず、ものづくりを好きにやっているということが言えます。自分のイラストの個展を行ったり、アーティストにジャケットイラストを提供したり。好きな題材でZINEを作って売ったり。モーションを使った自主制作を行なったり。デザイナー定例会や雑談時に、最近作ったものを共有することも多いです。
1-4.エンジニアチーム
OVERAのエンジニアチームはオリエンテーションの段階から出席し、同じ目線で課題解決の方法を考えようとする姿勢が強いです。デザイナー目線としては、共に表現の方法やブラッシュアップを考えてくれることがいつもありがたいと思っています。もちろん、責任を持ってデザイナーがモックアップを作ったりアイデアを持ち込みますが、実現可能性やもっとこうしたら良くなるのではないかといったことなどを気軽にいつでも相談できることがとてもありがたいです。
良い書籍や写真集を作る時には優れた印刷会社さんとタッグを組むことが大事であるように、良いWebサイトを作る時には優れたエンジニアの存在が重要だと考えています。派手なモーションだけではなく、芯を捉えたアイデアや、操作のしやすさ、データ容量など見えない部分にも気を配ってWebサイトを作り上げていくことにリスペクトを感じています。
メンバーには、元ミュージシャンや日本酒にめちゃくちゃ強い人などがいます。Web業界には音楽関係のお仕事をされていた方が多い印象があるのですが、弊社もそうかもしれません。日本酒に強いメンバーは、現場の見学やリサーチに行った際に、飲みっぷりを認められてクライアントから指名で会社に地酒が届いたりしています。この前は一升瓶が2本届きました。
初期からある大きなテーブル(めちゃくちゃ重い)で打ち合わせ
ハウススタジオでの撮影風景
2.働き方の特徴
ご依頼内容について、華やかで派手なプロジェクトばかりのように思われるかもしれませんが、実はいくつかのプロジェクトのジャンルに分かれています。それぞれに最適なチーム体制を都度組んで制作する働き方が基本です。
- MOVER:Marketing+OVERの略。広告プロモーション特化でミニマムから大規模まで柔軟にサポートを行う。
- COVER:Culture+OVERの略。OVERAから派生したクリエイターとコラボレーションし創作活動を行う。
- OVERA:OVER + Eraの略。ブランドパートナーとして統括的なブランディングを行う。
デザイナー目線からお話しすると、MOVER案件はPR広告やイベント、キャンペーンなど多岐にわたる制作物を作るイメージがあります。制作期間が短いものや予算が限られている場合もありますが、そういった制約の中でどのように最大限表現するかを考えることが面白いです。
COVER案件はMVやファッション領域などのいわゆる"カルチャー系制作物"に関わっていきます。視覚的にパワーのあるグラフィックなどをどのように作り出すかという力試し的な面白さがあります。
OVERA案件は長期で取り組むプロジェクトも多く、クライアントとワークショップを行ったり、ヒアリングを重ねていきながらアウトプットへと落とし込んでいきます。そのブランドの核となる部分をどのように表現し伝えていくのか、複雑で難しいけれどやりがいのある領域です。
各々のデザイナーは、自分の得意分野に絞って参加する場合もあれば、それぞれ頭を切り替えて行う場合もあります。
勉強会なども活発です。今やっている自分のプロジェクトを共有して、別の考えや意見を吸収して活かしていきます。攻撃的にも凡庸にも偏らないフィードバックのコミュニケーションを皆が意識して行なっています。
年一回の合宿
大掛かりな撮影風景
3.最後に
この記事を通して少しでもOVERAで働いているチームのイメージを伝えることができれば幸いです!
また、現在、特にクリエイティブディレクター / アートディレクター / デザイナーを募集しています。ありがたいことに、いろんな制作のご依頼をいただくことがめちゃくちゃ増え、よりしっかりと対応できるようになりたいと考えているためです。
正社員はもちろんのこと、副業でのプロジェクト単位でのジョイン、週2~3回の勤務や週何時間契約などハイパーメンバーシップ型組織も推奨しています! 実際に弊社アートディレクターの1人も副業として週何時間契約で働いてます。
もしもご興味あれば、ポートフォリオをご持参の上、1時間程度のカジュアル面談を行なっていますのでコーポレートサイトよりお問い合わせください! 正社員や週単位での契約の場合は、その後2次面接などが続きます。
チームで作ることが好きな人や、Webサイトはもちろん様々な表現にもチャレンジしたい人は社内の文化に馴染みやすいのかなと思います。