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エンジニア&社長対談#8 三番目社員から見たオプティマインドの変化 |  プロダクト開発部 エンジニア 松原

代表の松下がオプティマインドのエンジニアの実態を明らかにする連載です。八回目はエンジニアの松原さんが登場です。オプティマインドでの業務内容や松原さんが感じた事業フェーズによる会社の変化のお話をしました。
(写真は松原が所属している「Platform Team」の頭文字のPです)

連載はこちら

#1 子供の寝かしつけはプログラミング本

#2 量子コンピュータの研究者がオプティマインドで目指す世界

#3 お客様と遠いエンジニアだからこそ、徹底して現場を知る

#4 オプティマインドのインフラの魅力

#5 Watercooler chat with a Front End Engineer

#6 数学とコンピュータ科学の融合

#7 GPSデータを使うデータサイエンティストはどんなことしてるの?

普段の業務

松下:松原さんは主に何をしていますか。
松原:現在はプラットフォームチームとしてデータを活用しやすくするインフラを構築し、他のエンジニアが仕事をしやすい環境を作ることが主なミッションですね。また、保険会社とのパートナーシップにおけるデータのやりとりをうまく活用して、ルート精度を向上させるといった、ユーザーデータから新たな価値を生み出すことも行っています。

松下:プラットフォームチームとしての役割をもう少し詳しく教えていただけますか。
松原:はい。PFチームにとってのお客様はLoogiaを使っていただいているユーザーさんではなく、社内の開発メンバーであると定義しています。なので、「安定した価値提供ができる体制を構築する」を目標に社内の開発者のための開発をする役割があります。例えば、Datadogなどの他チームのサービスを安定させるためのツールや動作の確認、サービスレベル維持の保証のほか、位置情報系のデータインフラ、GPSデータの処理基盤の構築、解析を行っています。

松下:チームの目標としてお客様が社内のエンジニアだと明確に定義しているのが素晴らしいと感じています。その目標に関連して注力していることはありますか。
松原:例えば、開発者がより開発に注力するために、GitLabを試すというプロジェクトを進めていこうと考えています。これまで弊社ではGitHubを使ってきましたが、DevOps的な機能をより充実させるために導入を検討しています。GitLabでは他チームが独自に開発をして取得しようとしているメトリクスやデプロイの失敗、コミットからリリースまでのリードタイムを見ることができます。また、リリースマネジメントやインシデントマネジメントについても対応できるのが良いですね。

カフェが好き

松下:プライベートについても聞かせてください。松原さんの趣味はなんですか。
松原:スターバックスをめぐることですね。(笑)
街の中を散歩して、スターバックスを1日で数件はしごすることもあります。店員さんがフレンドリーだと嬉しいですね。

松下:通っていると何かメッセージを書いてもらえたりします?笑 私は経験ないのですが。笑。
松原:書いてくれるお店もありますね。海外だと名前を聞くから、そこから発展して「おはよう」と挨拶をしてくれるお店もありましたね。

松下:いいですね。私はニューヨークに行った時に、スターバックスで名前を聞かれて、嬉しくて店員さんにも名前を聞き返して恥を書いたことがあります。(笑)私に気があるのかと思って聞き返したのですが、日本とは違う仕組みだったんですね。
松原:そんなことがあったんですね。(笑)名前も、注文するドリンクも覚えてくれているとすごく嬉しいですよね。

松原から見たオプティマインドとは

松下:これまでの経歴についても聞かせてください。もともとの専攻は何でしたか。
松原:大学ではコンピューターサイエンスと統計学の2つを専攻していました。比較的、幅広い分野のことを学んでいたと思います。

松下:そこからなぜオプティマインドに入社を決めたのですか。
松原:困難な問題を自らの手で解ける環境に魅力を感じたからです。大企業で同様に難しい問題を解く場合、自ら解くというよりも他の人が解く手伝いをする、という形になると考え、オプティマインドでより大きなインパクトを残したいと感じました。

松下:そういった思いがあったのですね。オプティマインドでは3番目の入社というかなりの古株ですが、今のオプティマインドに対してはどんな印象を持っていますか。
松原:チャレンジャー、ですね。先ほどもお伝えしたような困難な問題に向き合うことは、チャレンジングな人にしかできないと思います。バッググラウンドがコンピュータサイエンスだとしても、大規模なNP困難問題をサービスにしようと思うのはチャレンジングだと思います。

松下:ということは、今後入社する人にもチャレンジ精神は必要だと思いますか。
松原:そうですね。問題を解くためには、問題をしっかりと見つめた上で深掘り、良い解決策を見つけ出すということが求められます。そう考えると、問題に対して根気よくチャレンジする精神に加えて、学ぶスピードの速さも重要ですね。

松下:チャレンジしながら、吸収も早く、ということですよね。松原さん自身も挑戦を続けておられると思いますが、今後の人生のミッションは何かありますか。
松原:自分が作ったものが、国内外問わず広く使われることですね。海外でも使われることも見据えて開発をしていきたいと思っています。例えば同じモビリティ系のサービスであるGrabが、東南アジアで人々の生活を変えているのを体感しました。Loogiaでの技術やロケーションテックを使って人の生活をどう変える事が出来るか、オプティマインドのビジョンである世界のラストワンマイルを最適化する事など考えるとワクワクします。

松下:入社されてからの3年間で何か変わったことはありますか。
松原:お客様の我々に対する期待が変わってきたな、という印象はあります。また、それに合わせて事業成長のために必要な考え方も変化していると思います。例えば、私の入社当時の「PoC、プロトタイプを作って早く事業を成長させる」という段階と、現在の「CICDパイプラインの構築など通じて、サービスを継続的かつ安定的に使っていただく」という段階で必要なことは全く違ってきます。今はエンジニアも増え、1つのコードベースを継続的に新規開発していくという状況ですが、そこでは技術的負債をつくらないために、自分が書いたコードを他の人が読んでわかるということを意識しています。

松下:今は安定したサービス構築の段階に入っているということですね。何をきっかけに、そうした意識の変化があったのですか。
松原:時期で言うと1年半から2年前くらいで、アンドロイドアプリの開発を行ったときですね。データベースを触るサービスを開発するときに他のチームとのバージョンのすり合わせが必要で、そこでお互いがわかるようにコードが書かれていないと困るなと感じました。

松下:チームメンバーと協業していく中で、他の人も分かるようにつくる、メンテナビリティの視点は重要ですよね。では、オプティマインドの仕事の面白さは何だと思いますか。
松原:普通のSaaSではなくて、実際にユーザーの車が動くからこその面白さがありますね。実際のデータをどのように利用していくかという技術的な部分が醍醐味です。ただデータを処理するのではなくて、きちんとその後に利用できる形にしてユーザーに変換したいと考えています。そこで考えるべきは位置情報だけでなく、ユーザーが移動中にどのような行動をとったのかということまで分析してきたいと考えています。
また、これから自動運転やIoT、MaaSが拡大していく中で、そのアーリーステージに関わっているのだという実感を得ることができます。

松下:MaaSが大きく取り上げられるなかでやりたいことはいっぱいあるけど、まだまだできていないことも多くて、これからが非常に楽しみですよね。

本日はありがとうございました!

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