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DXが進む今だからこそ”人”への感度が高い事業家・起業家の輩出を目指して

みなさんこんにちは!AIGATEキャリアブログ担当です!今回はなんと、代表インタビューということでAIGATEキャリア 代表取締役社長の樋口さんにお話を伺いました。

普段なかなか聞くことのできない樋口さんの想いや、また個人的な事についても赤裸々に語っていただき、意外な樋口さんの素顔も知ることができました!

AIGATEキャリアに興味を持っている方にも、まだ知らないという方にもぜひ読んでいただき、「こんな会社があるんだ!」「こんな考えの社長がいるんだ!」ということを知っていただくきっかけになれば嬉しいなと思っています。

それでは早速、インタビュースタートです!

《外から助言するのではなく、身を持って経営を知るということ》

ーそれではまずは、樋口さんのこれまでのご経歴を教えて頂けますか?

AIGATEキャリアの代表になる前に3つキャリアがあります。最初は6年半、監査法人に勤務していました。ここでは、会計士として金融監査事業部で大手の銀行や不動産会社の担当をしていました。

業務内容は簡単に言うと、クライアントの決算書をチェックする仕事ですが、決算書をチェックするとひと言で言っても、実際にその会社の経営者がどんなことを考えているかをしっかりと押さえる必要があり、結構大変な仕事でしたね。

ー早速なんだかすごく難しそうで、でもとてもカッコイイお仕事のように思いますが、なぜ監査法人を辞めて次のキャリアへ進んだのですか?

先ほどの通り、この仕事は経営者の考え方を理解する必要があるので、定期的にクライアント企業の経営者にインタビューをする機会があったんです。
僕もこういった場にも出させていただいて、名立たる大手企業の重役とお話をして、なんとなく社会的なステータスは高い気がしましたが、ビジネスマン全体として見たときに、自分がやっている仕事がものすごく限定的な気がしてしまった瞬間があって。

「あれ?自分は会計や監査の仕事以外何もできないな、この先の人生考えたときにこのままだったら嫌だな」って思って。この時はまだ僕も20代だったので、もう少しギラギラしていたし「なんか今の自分ダサいな、これじゃモテないな」って思ってしまって(笑)

もっとビジネスの世界に入っていきたいと考えて、経営コンサルに転職をしました。



ーそうだったんですね、なんかギラギラしている樋口さんってどんな感じか見てみたかったです(笑)
経営コンサルだと仕事の幅も広がったのかなと思いますが、実際どうでしたか?

経営コンサルは、事業会社出身者・金融機関出身者・弁護士などがチームを組んでビジネス上の様々な領域をカバーしていくので、僕は会計という武器を使いながらビジネス全般に出ていけるのでは?そんな発想で転職を決めました。

僕がいた会社は、コンサル会社の中でも業種やテーマを限定せず全方位を対象としていたので、中小企業の事業再生から大企業の成長戦略(M&A)など幅広い業務に携わりました。
ただ、経営コンサルって基本的にはクライアント企業の社長に対して助言をする業務なんですが、ある時「てか、偉そうに経営語ってるけどお前経営したことないじゃん」って自分自身に思ってしまったことがあって(笑)

事業再生の仕事が一番心に残っていて、もう潰れそうな地方の会社に対して、リストラの案などを出すのですが、向こうの社長はなかなか「うん」とは言わなくて。
もちろん地域の雇用を守っているというのも分かるんですが、でもこちらとしては「このままでは、全員沈みますよ」みたいな感じで押し問答が続いたりと、最初はなかなか経営者の気持ちに寄り添えない部分が正直ありました。

でも、やればやるほどに経営のリアルが見えてきて、そんな時に第三者的に携わって、結局その会社の経営にフルコミットしていない自分はずるいなと思ったんです。だとすると、本当の経営ってやっぱり自分が身を持って体験しないと語れないんじゃないかって。

そこで自分自身が経営陣として参画できるような会社はないかなと思っていた時に、当時AIGATEキャリアの親会社だった、AIGATE株式会社の役員から取締役として一緒に経営に携わらないかと誘われたのが2年半前のことです。

ーそんな経緯があったのですね!どうして大きなコンサル会社から転職されたのか、とても気になっていましたが謎が解けました。

そうですね、でも報酬もだいぶ落としましたし実際は結構大変でしたよ(笑)でもそれ以上にやっぱり僕自身が、経営を知りたいという気持ちが大きかったですね。



《自分の性質や経験を最大限に活かして難問を解きに行く》

ーその後、AIGATEキャリアの社長になられたのは、どんなきっかけがあったのですか?

前の親会社AIGATEの社長に声をかけられたのが直接のきっかけですが、引き受けた理由は2つです。

1つは、僕ってHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)でめちゃくちゃ気にしてしまう性格なんです。HSPって知っていますか?病気というよりは性質なのですが。

ー知らないです!どんな性質なのですか?そして引き受けた理由とどんな関係があるのでしょう。

今は人ともよく話しますし、年齢も重ねてきたのである程度克服していますが、毎日家に帰ると、あの時この人にこう言ったのはどうだったかな、こうだったかなと人がどう思ったかすごく考えてしまうタイプで。幼少期からそうなのですが、子どもの時も人前に出るのとかはとても苦手で。絶対に授業中とかも手は挙げないみたいな。
人に対しての感度がめちゃくちゃ高くて、だから今でも正直疲れやすいですね。
でもこれって、悪いことばかりじゃなくて、元々人って何だろうとか、めちゃくちゃ人に意識がいくんですよ、人に対してアンテナが張りやすいんです。

だからある意味、人に軸を置いた事業というのは、人にアンテナを張りやすい僕にとっては持って来いの仕事だったんです。

ーなるほどですね、全然そんな風には見えませんが、幼少期とかは苦労されたこともあったでしょうね。でも自分と向き合って理解し、それを活かしてむしろ長所になる仕事をするってポジティブでいいですね!

はい。あともう1つは、経営コンサルをやっていて、うまくいっている会社と、うまくいっていない会社の差って何なんだろうって考えたときに、結局突き詰めると、”組織”や”人”だってことに気が付いて。

一見、ビジネスモデルが優れていても、それを運用する組織・人材が腐っているとビジネスが衰退していく、逆に足元のビジネスモデルが脆弱でも優れた組織・人材が揃っていればビジネスモデルは高度化されていく。そんな実感を持っていました。

結局、強い会社・弱い会社って時間軸を長くして見たときに”人”だなって。

それを感じていたのでこれから自分が経営に関わるときにも、肝中の肝は”組織”や”人”だということはずっと心の中で思っていました。

そして、人は生き物なので、最高の人を集める・育てる・その結果として皆が最高の幸せを得るということが、実は経営における最高難易度の論点で、その難問に対して、真っ向から向き合うAIGATEキャリアの舵取りを行うことに只々ワクワクして引き受けました。

ー樋口さんにとっては、とても良いお話だったんですね!
ちなみに樋口さんが社長に就任されたことを喜んでいるメンバーも多く「社長が働きやすい環境を作ってくれている」というお話をよく耳にしますが樋口さんの中で、何か心掛けていることってあるのですか?

僕はプレッシャーで縛ったりすることは、あまり好きではなくて。
もちろん人間は怠惰な部分がありますから、プレッシャーゼロは良くないと思いますが、まずはメンバー各自がこれができたとか、これはできるという自信を持って前向きにやりたい様にやれる、そこに適度なプレッシャーがちょっと乗っかる状態。これが一番いいと思っていて、そのバランスは常に意識して運営していますね。

ー確かに自己効力感がないとなかなか前向きに業務を遂行することは難しいですよね。樋口さんのこの運営がうまくいっているからこそ、みんながいきいきと働いているのだなと改めて実感しました!



《「親」としての責任を果たし250人の子ども達の幸せを想う》

ーちなみに実際、社長を引き受けてみてどう感じていますか?

一番思うことは、会社って家族で代表は親だなって思うんです。構造が一緒なんです。

だからやっぱり親として、子どもの成長や幸せを本気で想っていて、250人の子ども一人ひとりが毎日ちょっとずつできることが増えて、それがクライアントや世の中のためになって、という姿を見ることが自分の責任でもあるし、喜びでもあるなっていう感覚があります。これは間違いなく、代表になって明確に想ったことですね!

ー仕事の時間って実際、家族といる時間より長いですしね(笑)!
そんな大事なメンバーと一緒に仕事をしていてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

やはり、親としては子どもの成長が何よりの喜びです。

各メンバーがどんなキャラクターで、どんな想いを持っていて、今どういうことができて、ということを理解する一方で、会社として解くべき経営課題があるので、それを誰にどうミッションとして与えれば、うまく前向きに捉えて遂行してもらえ、成果まで繋がるかを考えて回しているので、それがうまくいったときはとても嬉しいです。

事業としてやっている以上、クライアントに喜んで頂くのは大前提なのですが、それ以上に従業員がめちゃくちゃ幸せという状態を見るのが、僕にとっての一番の報酬です。

ーこういったお話が聞けるのは、代表インタビューだからこそですね!そしてメンバーの親としての樋口さんの温かさが伝わってきます!
あと、これもお聞きしたいのですが樋口さんはAIGATEキャリアのどんなところが好きですか?

もうとにかくメンバー全員が”ピュア”で”誠実”で”ひたむき”で最高というところです!
人数規模だけでいえば250名程度というそれなりの所帯で、一見、成熟企業に見えるかもしれませんが、まだ設立から5年しかたっていないベンチャー企業です。

その中で日々、それぞれの現業をしっかりとこなしながら、セクショナリズムなどなく新しい業務についてもテーマに応じて違うメンバーとなんの不満・迷いもなく、前向きに取り組んでくれる。この組織文化とメンバーは本当に宝だと思っています。

もうとにかくマインドや性格がいい!!奇跡の組織です(笑)!

ー間違いないですね!本当によくこんなに”いい人”が集まったものだと私も感心しています!
新しく入社される方にも自信を持って良い組織ですと言えますね。



ーそういえば、実際のご家族とは日ごろどんな感じで過ごされているんですか?樋口さんの趣味とかプライベートがまだ謎だったので教えてください(笑)

プライベートでは何の変哲もない普通のパパをやってますよ(笑)息子と公園で遊んだり、妻の他愛もない話をふむふむと聞いたり。趣味はと聞かれると・・・ぼーっとすることですかね。
なんかゴルフとかサーフィンとか言えればよかったんですがすみません(笑)

やっぱり普段、すごいアンテナを張って仕事にもメンバーにも真剣に向き合っているので、そのアンテナが過熱して破損しないように家では静かにクールダウンしてます。
基本、5歳の息子より何も考えてないかもしれませんね(笑)

ーそれはそれで大事ですよね!個人的にはすごく理解できる部分もあります(笑)
クールダウンのおかげで、また全力で向き合っていけるわけですもんね。



《多様性を受け入れ、人に対する感度を高めることの意味》

ーいよいよインタビューも後半に近づいてきましたので、今後のAIGATEキャリアの目標や目指すところについても教えてください!

当社は、プロダクトやサービスを生み出す会社ではなく、それを生み出す”人財”を生み出す会社なんです。ということは、自然と事業家や経営者を育てることになりますが、これらに必要な要素って、一般的には法務・会計・ITとかいろいろあると思うのですが、実はそのさらにもっと手前で必要なことがあって。

一番は「人に対する感度」だと思っています。全て一人でやるならよいですが、組織であれば、メンバーを率いてその人達に動いてもらって、初めて事業を成し得ます。
だからこそ、一緒に働く社員やパートナーに対する感度を高く持つことがとても重要です。

また、サービスや商品を提供するなら、それを利用するユーザーの気持ちを考えることができなければ、モノやサービスを売ることもできません。結局、大前提として周りの人たちに対する感度がないとビジネスはできないと思っています。

知識はいくつになっても身につきますが、人に対する感度は若いうちに身につけなければ手遅れになってしまいます。なのでそこをとにかくメンバーには磨いてほしいし、会社としても今後「人に対する感度」を磨き込めるビジネスを展開していくつもりです。

ー確かに相手のことを考えたり、想像する力ってとても大事だと思います!これからどんな事業を展開していくのか楽しみですね!お話しいただいた今後も踏まえると、AIGATEキャリアではどんな人が活躍できるのでしょうか?

人にちゃんと向き合って、人の多様性に心の底から興味を持ち、理解ができる人であれば活躍できると思っています!もしくは今できていなくても、そうしたいと思っている人、共感できる人ですね。

当社は、バックグラウンドもみんな違うし、各事業もやっていることが全然違います。それでもお互いに知らないとか、別世界の人って壁を作るわけでもなく、それぞれに興味を持ってコミュニケーションが取れているので、どんな人にもちゃんと向き合って、自分と同じこと・違うこと全部ひっくるめて肯定できる、そういう世界を良しと思える人ですね。

ー当たり前のようで意外と難しいことかもしれませんね。お互いを認め合い、尊重できる人たちが切磋琢磨して高め合っていける環境が最高ですよね。
最後にこちらを読んでくださっている方に、メッセージをお願いできますか!

当社は「世界一”人”に向き合っている会社です!」と言い切れます。

DXが叫ばれている今だからこそ、逆に”人”に焦点を当てたビジネスで戦っていく会社です。
そういったところに興味がある方はぜひ気軽にエントリー頂きたいです!



樋口さん本日はありがとうございました!

代表インタビューでしか聞けない貴重なお話が沢山ありました。またプライベートのお話では、社長も人間なんだなぁと思いほっこりとしました。誰でも休みなく戦い続けることは不可能、充電やリセットの時間も必要ですよね。
みなさんはいかがだったでしょうか?

一緒に”人”を軸とした事業を作ってみたいという方、AIGATEキャリアや代表のことが少しでも気になったという方は、ぜひお気軽に話を聞きにいらしてくださいね♪

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