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本記事では、転職(中途入社)によって私たちの仲間になった社員へのインタビューをご紹介します。前職とのつながりや転職活動をしようとおもったきっかけ、前職と現職の違い、そして「これから転職する人たちへのアドバイス」も。業種職種問わず、"転職活動"をされている方の参考にしていただけるかと思います。
――前職はどのような仕事をしていましたか?
学生時代から服が好きで、アパレルショップの販売員もアルバイトでやっていたことがあります。社会人になっても服に携わる仕事をしたいなと思って、アパレルの企画に新卒から携われる総合通販事業を展開する会社に就職しました。
過去の売上実績や直近の市場トレンド傾向を踏まえて検証したうえで、掲載する商品を企画し、素材やデザインなどから決めてサンプル修正まで。当時はカタログ通販がメインだったので、その後は掲載するページのデザイン構成から撮影に向けた準備、画像選び、文字や色の校正もしていました。商品自体を製造しているわけではないものの、売れる価格にはまるようにベンダーさんと相談しながらモノづくりをしたり、仕入れ初回発注数量を決めて、原価交渉をしていくなど、それをどうやって世の中にお届けしていくかを自分で考えられるという意味では、いわゆるゼロからイチを作っていくような感じの仕事でした。
――転職しようと思ったきっかけを教えてください
ゼロからイチを作るだけでなく、それをもっと広げていきたくて。カタログ通販は顧客リスト商売なので、簡単に言ってしまえば配属部署や担当のページなどで大体狙える売上が決まっているんです。一方で、ECモールなどのネットは成長を続けていますし、施策や狙うターゲット次第でイチを100にも200にも売上が伸ばせる可能性があるなと。いわゆる販売促進に注力できる仕事に興味を持ち、新しい業界へトライするなら20代のうちにと思い転職を考えるようになりました。
いろいろな会社を見ている中でオンサイトにも出会ったのですが、オンサイトはEC(オンラインショッピング)で700億円以上の売上を持っていることや、広告運用や受注CSの事業部もあり、川上から川下まで対応できるのが他社と違うなと。ここならそれまでの経験も活かせるし、今後自分がやりたいこともできると思い、入社を決めました。
――オンサイトは服以外にも多数の商品を扱っていますが、そこは大丈夫でしたか?
服は今も好きですが、前職の1社目で好きなことを仕事に出来たので、2社目はネットでの販促といった身に着けたい経験やスキルを中心に考えており、あまり商材にはこだわりませんでした。
今はAmazonや楽天やYahoo!ショッピングといったECモールのコンサルタントをしていて、「ECでもっと売上を伸ばしたい」「ECで新たな事業を作っていきたい」というお客さまの支援をしています。まさに自分がやりたかったことですし、私から「こうしましょう!」と提案したことが実現でき、それが売上という形で伸びていくのを実感できるのはとても嬉しいですね。
――オンサイトという会社は、中途入社した山口さんから見てどう映っていますか?
決められた仕組みの中で決められた通りに動くというよりは、それぞれの人が考えて動いているという印象を持ちました。良い意味で少数精鋭。それぞれ役割をしっかり持って動いている人ばかりです。今はそこからさらに次の段階へ進むために、仕組み化についても整備している感じでしょうか。
いわゆるルーチンワークのような業務はできるだけ定型化・効率化した方がいいとは思いますが、小回りが利くのはベンチャーの良いところなので、そこは残していきたいですね。もし、何をやるにも稟議を通す必要があり多くの社内関係者にチェックしてもらわなければならない、といったことになるとオンサイトらしさが失われてしまうと思いますし。
――さらにいい会社にしていくためには何が必要だと思いますか?
仕事をする上での核となる仕事価値観のようなものが全員に浸透しているのは大事なことだなと思っていまして、画一的な考えを強いるようなやり方は賛否両論あると思いますが、それでも基本理念と言いますか、仕事を進めるうえでの指向すべき目的やベースとなる考え方については各個人が共通認識として持っていてもいいかなと感じるところはあります。ただ、ここに関しては全員がそれまで経験してきた環境など当然異なるので、組織として中長期的に人を育てていく意識が必要になってくるかと。
会社としてのパーパスやビジョンはしっかりとありますので、それを普段の業務に落とし込むところが大事かなと感じています。上司も部下もみんなが共通言語で会話できるような。会社が目指すことと自分たちの目の前の業務がさらにスッキリと繋がっていくと、もっともっといい会社になっていくように思います。
――最後に、転職活動をされているみなさんに、転職経験者としてメッセージをお願いします。
悔いのない転職をするためには、転職によって何を実現したいのかの優先順位を持っておくといいかなと思います。私の場合はマーケティングやプロモーションで良い商品を広めていけるような仕事をしたいことと、給与に反映される評価基準が明確であることを重視していました。なんとなく「いい会社」を探そうとするのではなく、自分の判断基準を持っておいた方が転職活動もやりやすいはずです。
それと、不明点や不安なことがあったら、自分から採用担当の人に質問してクリアにしていくのがおすすめです。具体的な数字を出してもらうなどして。待っていても重要な情報が自動的に出てくるわけではないので。必要であればご自身が就きたい職種の社員の方と会話する機会を設けていただくなども良いかと思います。どこまで教えてくれるかは人によりますが、やはり実際の業務の新鮮な情報を持っているのは現場社員ですし、質問の仕方を工夫すれば欲しい情報を教えてくれることが多い気がします。
オンサイトについては、上司や顧客から言われたことをそのままやるのではなく、自分で考えて仕事したい人にはとても合っていると思います。「これくらいでいいや」ではなく能動的に動く人は応援・称賛される会社ですし、新しいことをやっていけばきちんと「自分にできること」が増えていきます。
私も、お客さんに対して成果を出して喜んでもらえるようにするのはもちろんですが、それが自社の利益としてもたらされるようなことまで意識して、さらに頑張っていきたいと思います。
今回は、中途入社社員に、率直な今の心境等を語ってもらいました。本文にもありました通り、オンサイトは組織としての体裁は整えつつも、やはりベンチャーらしい機動力やスピード感を大事にし、新しいことにもどんどん挑戦しています。この記事をお読みになり、少しでもご興味持たれた方は、ぜひ一度面談でお話しましょう。まずはエントリーをお待ちしています。
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