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突然ですが、「私たちが手掛けているこの仕事、実は理系の人にぴったりなのでは!?」と思いまして、その理由をお伝えしたく記事を書いています。
まず簡単に私たちの会社が手掛けている事業内容をご説明します。ものすごく簡単に言いますと、インターネットサービスやDXツールを用いて、企業の経営課題を解決しています。具体的には、例えば新規事業の創出や新しい販路の開拓、売上を伸ばすお手伝い、人を採用するためのブランディング、自社独自のメディア運営などがあります。
特徴は、個別のサービス販売をしたいわけではなく、方法問わず様々なツール・方法を組み合わせて、目的を達成することです。そのためなら他社のサービスも使用しますし、なければ独自にシステム開発を行うこともあります。例えば、顧客企業が個人消費者向けの新商品開発を行うことになった場合、その新商品開発も一緒に行いますし、売る場としてAmazonや楽天も使用しますし自社のオンラインショップも制作します。GoogleやYahoo!のキーワード検索も利用しますし、それ以外のネット広告やSNSプロモーションも行います。……といった感じで、領域横断的に、そしてサービスも組み合わせて「目的」のために動いていきます。
全体最適の方針なので、個別にタスクをこなすのではく、「そこはそんなにコストかけなくていいから、それよりもここに注力した方が成果が出やすいですよ」といた判断もします。もちろん個々の施策の細かいところには「もう少しこうするとさらに良くなる」といったノウハウも詰まっています。いずれにせよ、テクノロジー(インターネットサービスやDXツール)を駆使して、顧客の目的を達成するということです。
さて、この仕事のどこが理系出身者に向いているのか。そこをお伝えしていきます。
1、 まだ誰も解いたことのない問題に最前線で向き合う
この事業領域(インターネットサービスやDX)は、変化が非常に激しく、既存のツールや方法はすぐに廃れていきます。どんどん新しいサービスが出てきますし、もちろん顧客側の課題も変わっていきます。ある程度は過去の経験から得られる成功論のようなものもありますが、それでも「まだ誰もやったことのない問い」と向き合い続けることになります。これはまさにアカデミックな研究と似ているのではないでしょうか。わからないからやる。そして自分がやったことが他の人に知見として伝わっていく。研究の中でそういった経験をしてきた理系の方だからこそ、この仕事も同じように面白く向き合っていただけるのではないかと考えています。
2、 自分でプロジェクトを進める
そのプロジェクトをどう進めるのか?という点においても類似していると思いました。どうやったらそれを確かめられるのか、どうやったらそれを実現できるのか、どうやってそれを人が進めていくのか、必要な道具は、それらをどう組み立てるか……等々、研究分野の方(特に博士課程以上に進んだ方)は自分で考えて試行錯誤されていると思います。私たちが求めている仕事の進め方もまさに同じで、上司が決めてそれを淡々と進めるのではなく、どうやったらそれが可能なのか、どう進めていけばいいのかも、社員が自分で決めてもらうようにしています。会社員でありながら、大学の研究室のような感じで、自分で自分のプロジェクトを進めていくイメージに近いかもしれません。
3、 データ重視でありながら感性も必要
私たちは『テクノロジーで世界を前進させる』を謳っていますし、社内にはITエンジニアもいます。当然データは重視し、活用しています。しかし一方で、そのデータをひたすら分析していれば次々と新しい知見が得られるかと言うと、そうでもありません。データなどの根拠やロジックはもちろん大切ですが、その先へ行こうと思ったら、感性のようなものも必要だと感じています。「もしかしてこうかも?」という経験とデータに裏打ちされたその一瞬のひらめきが、問題を一気に解決することもあります。この点についても研究と似たようなところがあるかなと思いました。
ということで、仕事の進め方や仕事への向き合い方において、特に共通点が見られるのではないかと思い、お伝えさせていただきました。
今回募集しているのは、開発や製造ではなくあくまでも事業側・ビジネスサイドの職種ではあるのですが、理系のアカデミックな世界から企業への就職を考えている(そしてエンジニアになりたいわけではないがサイエンスやテクノロジーに関わってはいたい)という方もいると思います。あなたのこれまでの経験、無駄にはさせません。もし少しでもご興味持たれましたら、ぜひ一度面談でいろいろとお話ができればと考えています。博士課程の方やポスドクの方も歓迎します。まずはエントリーをお待ちしています。よろしくお願いします。
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