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テクノロジーの力で地方創生! 四国の花事業者が業績不振になった理由と解決策


【花から美容商品まで手掛ける優良企業】

西日本のとある山の中。きれいな水と空気に恵まれたこのエリアに、従業員数十名規模の小さな会社があります。およそ60年前から花を育て、販売する事業を営んできました。

この会社の花はとても評判が良く、また新聞広告やパンフレットによるプロモーションも上手くいっていたので、売上は100億円規模もありました。ただし、時代の変化により花の売上は落ちていき、そんな中で花の成分を使った美容製品を新たに開発することにしました。

そんな商品開発力含めて非常にアグレッシブで底力のある企業ですが、経営状態は少しずつ苦しくなっていきます。その理由はインターネットへの適応が遅れたことです。新聞広告などは上手くいっていたのですが、インターネットでも同じように販売とプロモーションをしてもなぜか上手くいきませんでした。そこで私たちオンサイトへ相談が来たというわけです。


【インターネット販売が失敗しがちな理由】

実はこういったケースは珍しくありません。新聞などの紙媒体やテレビCMといった従来型の事業形態のままで「オンラインショップも始めよう」とすると失敗しがちなのです。実はEC(ネット販売)の奥深さがここにあります。

ECで売るためには、商品名や商品パッケージ、場合によっては製造方法や商品の中身そのものもアップデートする必要があります。購買層が違いますし、購買理由も異なります。インターネット上ではインターネット上ならでの売り方があり、そちらに適応させないとなかなか売れないのが実態です。オンラインで販売するだけなら誰でもできますが(例えばAmazonに出品する)、経営改革や現場の業務改善にまで踏み込んで提案し、実現していく必要があります。例えば「ネット広告費が垂れ流しになっているが実は広告よりも社内のオペレーションを改良した方が低コストで圧倒的に成果が出る」なんてこともあります。なので私たちは部分的に何かを導入するのではなく、「全体最適」にこだわって本当の意味での課題解決をしています。

本案件でも、例えば類似カテゴリーの商材がどのような魅力訴求で売れているかを調査し、商品名や商品パッケージ、そして裏側のシステムや人のオペレーションまで含めた提案をしました。そして今まさにそれを実現している最中です。


【ECは意外と奥が深い】

オンサイトの主事業のひとつがECですが、上記のように「ただオンライン上で売る」「ネットショップを作る」といった単純なものではありません。場合によってはお客さんと一緒に新しい商品を開発することもありますし、経営コンサルをすることもあります。もちろんWeb広告やSNSプロモーションといったブランディング面まで含めてすべて手掛け、全体としてゴールに一番たどり着きやすい方法を取っていくことを大切にしています。(特定サービスのみ売っているわけではありません。使えるものは何でも使いますし、やれることは何でもやります。)

つまり、ECという切り口はきっかけに過ぎず、本案件のように地方にある企業を再生したり、優良な商品を全国に広めたりできるのが大きな魅力です。インターネットまわりのサービスやDX領域は変化が速いこともあり、特に地方では肌感を持って現実的な施策まで落とし込むことができる人が社内にいないということも多いようで、私たちに相談が来ます。自治体経由でオンサイトに依頼が来ることもあります。

言い換えれば、日本には埋もれてしまっている優良な企業や優良な農林水産業者がまだまだたくさんあるということです。ここを盛り上げることは社会貢献にもなりますし、それを手掛けたあなたは特定の商品セールスではなく事業プロデューサーとしてのたしかな経験を積むことができます。

こういったテクノロジーを活用した地方創生に興味がある、テクノロジーで世の中を良くしていきたい、インターネットサービスやDXまわりの仕事をしたい……そんな方はぜひオンサイトでそれを実現してください。エントリーお待ちしています。


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