こんにちは！千葉県船橋市のWEB制作会社ノベルティのなかむらです。

ノベルティの喋れるエンジニア陣が登壇した公開対談イベント
株式会社NOVELTY✕デジタルハリウッドSTUDIO千葉
「キャリアチェンジでエンジニアへ　現場と採用のリアル」

にご参加いただいた皆様ありがとうございました。

そこで今回、事前にいただいた質問の回答内容をまとめとして紹介していこうと思います。

イベントにご参加いただいた方はもちろん、ご参加いただけなかった方も、ノベルティを今知ったという方も、エンジニアとは？といった方も、ぜひ最後までお付き合いください。

登壇者プロフィール

今回、質問に回答している三名のエンジニアプロフィールをご紹介！

橋本 大地（はしもと だいち）

エンジニアリングマネージャー
美容師からアパレルEC運営、エンジニアへの異業種転身というキャリア。 2013年にEC運営を担当する中で独学にてプログラミングを学習、2015年からフリーランスのエンジニアに従事する形でプログラミング業務を経験。 その後、本格的にウェブシステムを中心としたシステムエンジニアとして勤務。2021年からノベルティに転職。 フロントエンド～バックエンド、業務効率化を担当。実績としてEC開発、予約システム開発、Wordpressプラグイン開発など。

川島 亮祐（かわしま りょうすけ）

フロントエンドエンジニア , 動画クリエーター
前職は約6年間、音楽関係の仕事に就く。 30代に差し掛かるタイミングで転職を決意。 約半年間職業訓練校へ通いながらWebに関する知識を学び、2021年4月にノベルティへ就職。 現在は、フロントエンドエンジニア兼動画クリエーターとして、サイト構築と動画制作を担当。 動画制作は音楽の経験を活かし、オリジナルBGM制作なども行っている。

高宮 竜太（たかみや りゅうた）

フロントエンドエンジニア
前職は小学校教諭として3年間勤務。 在職中の2020年10月からWeb制作の勉強を開始し、2021年4月にノベルティに異業種転職。 フロントエンドエンジニアとしてサイト構築を主に担当。 入社2年目にして180ページを超える大型サイトプロジェクトの構築を担当。リリース後もクライアントに寄り添いながらサポートを行う姿勢に定評がある。 常に最新技術やトレンドを意識した「ユーザーファースト」な設計や効率的なサイト構築を得意としている。

ノベルティや採用について

ノベルティではどんな業務や職種があるのか、それぞれの職種の人気度と倍率も併せて知りたいです。

ノベルティではコンテンツを整理し最適化するワイヤーフレーム→デザイン→コーディングの順に進みます。すべて原則完全分業になっています。

人気度や倍率は企業の特色によって大きく差があるかと思います。また、お仕事の進め方や業務内容も企業によって異なります。デザイナーがそのままコーディングをする企業さんもいらっしゃいます。

ウェブの業界は職種と業務内容が曖昧なので、面接時にしっかりとご質問いただければと思います。

実務経験年数はどの程度重視されるのでしょうか。

業界的に実務経験はとても重要だと思います。年数よりもどのような案件を行ったかを重要視する傾向が強いと思います。

エンジニアの採用において、企業側が注目するポイントはどこにあるのでしょうか。

企業が欲しい人材によって異なります。 ただし、コードがエラーなく正しく書けていることや、正しいコードを書くためにどのような時短をしているかなど、基礎業務の正確性・速度を上げる努力をしている点はどの企業も注目している点なのではないでしょうか。

例えば、htmlを書く速度・正確性を上げるためにエディタの環境をカスタマイズして整えている、作業の基礎速度の基盤になる○○というソフトを使ってタイピングを日々練習しているなどです。

ツールは一つの指標になるので、このような例にさせていただきました。○○時間勉強しています、ということも大切ですが具体的にどのような結果につながっているかをアピールするとよいかもしれません。

スキルとして「デザイン＋今までの職歴等で得た“何か”」が必要だとは思いますが、その「何か」として需要あるポイントを教えてください。

コミュニケーションスキルでしたり、学習習慣でしたりは需要があるのではないでしょうか。

また、基本ではありますがタイピングの速度などは早くて正確であれば、それだけで基礎業務が早い証明になるのでおすすめです。スプレッドシートなども情報整理で使うことは多いと思うので、アピールできるのではないでしょうか。

コーダーになりたい場合、最低限必要なスキルや実績はどんなことですか？また、どれくらいのレベル感の方が採用対象になれるのですか？

コーダーになる上での必須スキルはデザイン通り構築することとコミュニケーションスキルの2つだと思います。

コーダーの仕事は知識の習得ではなくデザイナーが作ったデータをブラウザに反映させることなので、デザイン通りに実装することが求められます。デザインデータだけではわからないデザイナーの意図を理解するためにコミュニケーションはかかせないので、最低限のコミュニケーションスキルも求められると思います。

あるといいスキルや実績としては
・実案件で制作したサイト
・javascriptを用いたアニメーションの実装
・Webサイト高速化
・表示速度改善の知識
・複数人でサイトを制作した経験
などなど、あればあるだけ評価されると思います。

勉強して少しでも知らないことを無くしたいという気持ちは非常にわかります。 ですが、Webの知識は多すぎてすべてを理解するのは不可能です。

なので勉強することを目的とせず、サイトやサービスを実際に作り、足りないスキルがあればその都度勉強して完成させる体験を繰り返すことでできることを増やしていくのがいいのではないでしょうか。

ノベルティの採用対象となるレベルはスキルだけでいうとCMSとVanilla JSを用いたサイト構築ができれば対象になるかと思います。ですが、スキルだけでは未経験の方が経験者と勝負するのはかなり分が悪いのでプラスαでアピールできることがあるといいかもしれません。

キャリアチェンジについて

キャリアチェンジ後にエンジニアとしてのキャリアを積むには、どのようなキャリアアップの道がありますか？

企業差はあるかと思いますが、下記例となります。

（１）ディレクターとなって案件をコントロールし、プロジェクトをマネジメントしていく
（２）技術力をリードする人材となって、エンジニアをまとめるマネージャーになる
（３）コーチングスキルを習得し、講師になる

企業によって求められることは異なると思いますので、もっと多くの選択肢はあります。 どんどん新しいスキルが生み出されていく業界なので、生涯現役もありだと思います！

キャリアチェンジを考えている人に向けて、エンジニアとしての仕事のやりがいや魅力について、どのようにアピールするとよいでしょうか。

やり甲斐や感じる魅力は人それぞれ異なると思いますので、「需要の高い職種でありながら、誰でも何歳からでもなることができる職業。必須条件は勉強が得意なこと。」とアピールしてはどうでしょうか。

個人的な回答として、主にフロントエンドを担当している僕が特にやり甲斐を感じる瞬間は、自分が制作したウェブサイトが、クライアントの求めていた目的をちゃんと果たせたことを知ったとき。楽しいと感じる瞬間は、デザインから動きを想像し、考えた実装方法が上手くハマったときです。

その他

エンジニアとして働くうえで、仕事のストレスやプレッシャーをどのようにコントロールしていますか？

エンジニアにかかるプレッシャーは、他の職業と比べれば大きい方ではありませんので、それほど心配する必要はないと思います。

個人的なストレスへの対処法を挙げるとすれば、
①コミュニケーションをとること
②運動すること
③没頭できる趣味や勉強対象を持つこと
です。

いずれかを日常的に行なっていれば健康な精神を保つことができます。 ①は環境に依存しますが、同じ悩みを共有できたり、笑い話ができる同僚や先輩を持つことは精神に大きな支えを築いてくれるので特に大切です。

就職先を選択する際は、同僚や先輩となる方がどんな方たちなのかアンテナを張ってみることも、ストレスを軽減させる意味では大切かもしれません。

フロントエンジニアを目指して学習していた過程や、現在のお仕事において、オススメの書籍があれば伺いたいです。

◯未経験でコーダーを目指していた際に活用していた書籍
・[改訂版]WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書[WordPress 5.x対応版] (Webデザイナー養成講座)
・ビジネスサイトを作って学ぶ WordPressの教科書 Ver.5.x対応版
→架空サイトを作りながらWordPressについて網羅的に学べます。
・CSS設計完全ガイド ~詳細解説+実践的モジュール集
→CSSのさまざまな設計手法や保守性の高いコードにするための思考を学べます。

◯おすすめの書籍
モダンなフロントエンドの技術を学ぶ第一歩として下記の3冊がおすすめです。
・作って学ぶ　HTML＆CSSモダンコーディング
・モダンJavaScriptの基本から始める　React実践の教科書　
・作って学ぶ　Next.js/React　Webサイト構築

まとめ

ノベルティのエンジニアは、全く違う業種からこのWEB業界へ飛び込んできました。現在、エンジニアをしているという方も、これからなりたいと思っている方もぜひ今後の参考にしてください。

「こんなことも聞きたい！」
「他の職種のこんなことを知りたい！」
という方は、ぜひ公式Twitterへ送ってください。

「ノベルティで働きたい！」
「ノベルティの話を聞きたい！」
「ノベルティについてもっと知りたい！」
という方は、ぜひ採用サイトをご覧ください。

ノベルティでは、エンジニアを積極採用中！
ぜひ、あなたもノベルティに飛び込んでみてはいかがでしょうか。