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僕たちは「世界をもっと楽しくする会社」を目指すことにした。

※2022年2月7日に配信したnoteの内容を配信します

2022年、いよいよNOT A HOTELが完成します。

僕もずっとワクワクしています。

これまでこのnoteでは、NOT A HOTELの商品について、その魅力をお伝えしてきましたが、今回は、僕ら「NOT A HOTEL株式会社」がどういう世界を目指しているのかをお伝えしたいと思います。

「もっと便利に」より「もっと楽しく」

僕らがやりたいこと。

それはひとことでいうと「ひとりひとりの人生を楽しくする」ということです。

世の中はどんどん便利に、効率的になっていっています。日々進化するテクノロジーを使ってさまざまな会社がいろんなサービスを提供していますが、基本的には「よりものごとを効率的にする会社」が多いように思います。

そんななか僕らが目指すのは「世界を楽しくする会社」です。

ひとりひとりの人生をどんどん楽しくしていって、世界をより楽しくしたいと思っているんです。

楽しみなことがある、って幸せ

「人生を楽しくしてくれたサービスってなんだろう?」

そうあらためて考えてみると、意外と少ないんですよね。

たとえば僕の人生を楽しくしてくれた会社のひとつは、任天堂です。なくても生活には困らないかもしれないけど、あることで笑顔が増え、会話が増えたり、楽しい時間が増えました。そしてゲームからコンピュータの世界に入り、WEBの世界で起業しようと思わせてくれたのも任天堂でした。

また僕は服が好きなので、アパレルブランドも人生を楽しくしてくれる存在です。昔は「明日この服を着て出かけるのが楽しみだな」ということがよくありました。中学生のときは新しいスニーカーを買うと、うれしすぎて履いたままベッドで寝るくらいでした。

でも最近は僕自身、そういう感覚は少なくなっています。

いろいろなものがあるのがあたりまえになってしまっていて、テンションが上がるほどのものがあまりないんです。

便利で効率的になっていくのはいいんだけど、それだけではちょっとさみしい。「楽しみだな」「ワクワクするな」ということを人生にもっと増やしていきたいなと思うんです。

人生を楽しむ人を増やしたい

すごくうれしかったことがあります。

昨年、NOT A HOTELを買ってくれたお客さんと会食をしました。そのときお客さんが「僕のiPhoneの待受画像、NOT A HOTELの完成予想図なんですよ」と言って見せてくれたんです。そして、こう言ってくれました。

「NOT A HOTELのおかげで楽しみを見つけることができました」

これがやっぱりすごくうれしかった。僕らの提供するもので、誰かの人生を楽しくできる。これってほんとに幸せなことだなあと思いました。

思い返せば、初期の頃のiPhoneは発売前からすごく楽しみだったし、テスラとかも見ているとやっぱりワクワクします。僕自身、最近は物欲がなくなってきてたのですが、NOT A HOTELを買ってからは完成が楽しみで仕方がありません。

もう一度、みんなの「これが欲しい!」とか「これが待ち遠しい!」「楽しみ!」という感覚を取り戻したい。「NOT A HOTELがあることで人生が楽しくなった」、そう思ってくれる人を増やしていって、人生を楽しむ人を世界中に増やしたい。そうやって世界をもっともっと楽しくしたいんです。

これはもうほんとに僕の本心です。

世界には「人類を救う」とか「世界中の情報を整理する」ことを目指す会社もあります。そんななか「誰かを楽しくする会社」があってもいいし、それは「人類を救う」と同じレベルで大切なことなんじゃないか。一人ひとりが「楽しく」を追求していけば、きっと世界はもっとよくなるはずなんです。

「住む」にもっとワクワクを

じゃあ、どうやって人生を楽しくするか?

僕が目をつけたのが「住」という分野でした。「衣・食・住」のなかで「住」だけ気軽に選ぶことができないことに気づいたんです。

アパレルの世界にはたくさんのブランドがあって、僕らは自由に選ぶことができます。食の世界もありとあらゆる選択肢がある。そして、衣も、食も、ワクワクの要素があります。

でも「住」だけはそこまで選択肢がないうえに、ワクワクもそんなに提供できていないと感じました。

家を選ぶとき、多くの人は職場との距離だったり経済的な条件で選びます。ワクワクが足りないどころか、家賃を払うことがストレスになっていたりもします。衣食住のうち、住まいだけがワクワクを提供できていない。それこそアマゾンもグーグルもアップルも住の分野には大きく進出していません。

だからこそ僕らは「住」を変えたいと思っているんです。

家が変われば、人生も変わる

簡単に言えばNOT A HOTELは自宅にも別荘にもホテルにもなる「新しい住まいの拠点」です。

NOT A HOTELによって家が自由に選べるようになったら、もっと旅がしやすくなるはずですし、移動も活発になります。すると、人生はもっとクリエイティブになると思うのです。

高城剛さんはこう言いました。

“アイデアと移動距離は比例する”

大前研一さんはこう言いました。

“人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること、2つ目は付き合う人を変えること。3つ目は住む場所を変えること“

僕自身も、旅先で得たインスピレーションで事業のアイデアが生まれたり、拠点を変えることが人生の転機になってきました。ワクワクするような旅や移動が日常になっていけば、人生そのものがクリエイティブで楽しいものになっていく。そう実感しています。

好きな場所が増えるってハッピー

僕らはNOT A HOTELを世界中にどんどん増やしていき、そこを相互利用できるようにします。すると「世界中に自分の家がある状態」が実現します。

住まいの拠点が増えていく。

それってすごくハッピーなことだと思うんです。

僕は、故郷の宮崎はもちろん大好きですし、東京も好きです。ここ数年は月に1回、那須に行くようになって、那須も大好きになりました。こうやって好きな場所が増えていくことってすごくハッピーだなと思うんです。

地元を大切にするのはもちろん素敵なことです。さらに「この場所も好きだな」「あの場所も大切だな」と思えれば、世界をよくすることにもつながる。地球上に好きな場所が増えていくと、人生も楽しくなるし、世界もよくなるはずなんです。

なにより家が増えていく感覚は、すごくワクワクすることです。

「軽井沢にNOT A HOTELができたんだ! 住んでみたい!」とか、ゆくゆくは「エジプトにできました!」「宇宙にもできました!」となれば、楽しみはずっと続きます。

僕らが提供したいのは想像を超えるワクワクです。

「家はひとつ」という常識を超えて、「住む」をもっと自由にする。まるで自分の家が世界中にあるかのような世界をつくる。それはきっと、想像を超えたワクワクを生み出し、みんなの人生を楽しくできるはずです。

「楽しい」と「サステナビリティ」は共存できる

ここまで「世界を楽しくする」という話ばかりしてきました。

一方で僕らは地球や社会のこともちゃんと考えています。最後にサステナビリティについての考え方をお伝えします。

目指すのは、「楽しい」と「地球」が共存する世界です。

この「共存」という考え方は、環境先進国などで最近よく言われています。

サステナビリティというのは、豊かな暮らしと環境を守ること、この両方を共存させることである。どちらかを我慢したら続かない。

僕らもこの考え方です。

よく見るのは、どちらかというと「環境を守るためには楽しさは我慢しましょう」という考え方です。でも、それだと本当の意味で続かないと思うんです。やっぱり、楽しさと環境を共存させる。これが大切。

僕らのビジネスモデルはそもそも、すごくサステナビリティのあるものだと思っています。

住まいの分野にも問題は山積しています。

たとえば、稼働率の低いホテル。たとえば、年に10日しか使われない別荘。たとえば、都市部に一極集中している住宅。

これらの問題はNOT A HOTELの仕組みで解決できると考えています。

使われていない別荘をホテルとして使う。すると経済的ですし、建築物を減らせて、環境にもプラスになります。地球への負担を減らしながら、多くの人にワクワクを届けることができます。

再生可能エネルギーというアプローチだけではなく、仕組みで地球環境も含めて共存をしていくというのが、僕らの考えるサステナビリティです。NOT A HOTELを世界中に作って、一人でも多くの人に広げていく。それが環境を大切にすることにもつながる。

そうすれば、ワクワクすることがサステナビリティになります。

最高のテクノロジーと最高のデザインで想像を超えたワクワクを追求する。と同時に、地球や環境のことも考えて解決していく。

それが僕ら「NOT A HOTEL株式会社」の目指したい世界です。

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