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Nintで働く人ってどんな人?社員インタビューVol.14:アドミニストレーション編

こんにちは!Nintの田中です。

Nintのメンバー紹介第14回目は、アドミニストレーションディビジョンMgr.の鍋嶋晶子さんです。

Nintの体制づくりやIPOに尽力されている鍋嶋さんに、これまでのキャリア、そして現在のNintでの働き方や、どんな思いでIPOを目指しているのかお聞きしました。

<アドミニストレーションディビジョン 鍋嶋 晶子>

新卒で大手電機メーカーへ入社し役員秘書として10年勤務。その後当時10名程度だった株式会社アドウェイズへ入社。創業期ということもあり、幅広く業務を担当し、IPOも経験。その後アウトドア商品を販売するEC企業に転職し、機関法務やIR、TOB(株式公開買付)を経験。そして2019年4月に株式会社Nintへジョイン。

ー鍋嶋さんは新卒では大手メーカーで長く勤務されていたのですね。そこから創業間もないベンチャーへ転職とは、ずいぶんと思いきりましたね!

今から振り返ると、人生の転機になったチャレンジだったと思います。当時を振り返ってみると、それまで秘書として役員のサポートや、所属部署の庶務的な仕事に従事していたため、サポートではなく、自分も意思決定に関われるような仕事をしてみたいという意識が潜在的にあったのかも知れません。というのも、アドウェイズでは、出来る出来ない関係なく仕事を振られ、誰に聞くことも出来ず、自分で調べて、何とかするしかない環境で、本来なら辛いはずなのに、次第に新しい挑戦にわくわくするようになってたんです(笑) 自分の作った制度で、社員の方々が喜んでくれた時など、目に見えて成果がでた時は本当に嬉しく、辛かったことも忘れてしまって「もう無理だ」が、「次何しよう」に変わっていきました。今は、何も知識も経験もなかった私に、仕事を任せてくれた当時の社長に心から感謝をしています。無謀なチャレンジをしたのは、私ではなく、当時のアドウェイズの方ですよね。

鍋嶋さんが活き活きと働かれている姿が目に浮かびました。一方で挫折や失敗もたくさんあったのでしょうか?

そうですね、本当にたくさんありました。これは多少経験を積んだ後のことですが、TOBのプロジェクトマネージャーを任された際に、周りのメンバーに自分と同じ熱量を求めてしまい、チームが機能不全に陥りかけたことがあり、その時のことは今でも教訓になっています。当時の私は、このプロジェクトの推進は、会社や社員のためにもなるし、仕事としても滅多にない良い経験になる、だから当然メンバーも同じ気持ちで取り組んでいるのだろうと思い込んでいました。そんな中、メンバーから「疲弊したし、頑張る意味がわからない。プロジェクト達成が大事かもわからない。」と言われてしまいまして…。目標に向かって一緒に頑張っているはずが、気持ちが全く通じていないばかりか、やる気を失わさせ、不満で一杯の状態になるという結果となっていました。幸いにしてプロジェクトは成功しましたが、大きな挫折でもありました。目標を達成したいと思う余り、周りが見えなくなってたんです。勿論目標を達成することは大事ですが、何のために行うのか目的をしっかりとメンバーに浸透させること、相手の事情や環境に配慮する気持ちや、チームで成し遂げるという意識が何より必要だったことを、改めて身に染みて感じることとなり、自分への戒めにしています。

そういったご経験を積むなかで、どういったきっかけでNintに入社されたのでしょうか?

入社の経緯は、アドウェイズ時代にご一緒した吉野さん(株式会社Nint代表取締役社長)からお声がけ頂いたのがキッカケです。10年以上連絡を取っていなかったので、覚えていて下さったのも嬉しかったですね。蘇さんと吉野さんが持つ理念や社員への想いを、3時間程お伺いして、その時はサービスの内容も良く理解していない状態だったんですが、データで世界を自由にする、人の可能性を信じるという理念、世の中に貢献したいという真摯さに打たれ、この人たちとであれば、少々の苦労があっても納得してやっていける、一緒にその理念を目指したいと思ったことが入社の理由です。実は前職がEC企業でしたので、後から当社のサービスがEC事業者にとって如何に必要なものかということも知ることになるのですが、そこに魅力を感じた、という以上に蘇さんと吉野さんの真摯な「理念への想い」が琴線に触れたという事の方が大きいです。



以前からのご縁が繋がっているのですね。ずいぶん前から吉野さんとはお知り合いだったんですね!

はい。部署は違いましたが、吉野さんは周囲から一目置かれるような存在でした。吉野さんはアドウェイズ新卒1期生で入社されています。優秀な方であることは間違いないのですが、目標に向かって誰よりも努力を惜しまない、努力の天才でもあります。中国赴任、インド赴任など、ガッツもあって、ここでは語りつくせない幾つもの伝説があります。また、この伝説だけ聞くと、どんな猛者かな?と思われそうですが、思いやりもあって周りからとても慕われていましたね。吉野さんの誕生日をお祝いしたい!という社員が自然に大勢集まって大誕生日会が開催されたこともありました。

そんな吉野さんの熱意に共感されて現在Nintに入社された鍋嶋さんがNintで今どんなことをしているのか教えていただけますか?

労務を含めた総務法務を担当しつつ、IPOに向けて準備を進めています。IPOすることで、資金調達を行い、これを新たな事業への投資に回して事業成長を促すことができます。また、信用UPや知名度UPに繋がるなど、様々なメリットがあります。IPOすることで、企業は一般株主という新たなステークホルダーを迎えることになります。社会も含めた様々なステークホルダーの期待に応え続ける必要もあるため、「正しく」成長することが必要となります。これに加えて、個人的には、中国から始まった事業が日本に事業を展開し、日本でIPOを行う、ということにも大きな意味があるとも思っています。Nintがサービスを提供し、お客様に喜んで頂くだけでなく、上場企業として認められ、社会に認知されることで、日中の良き架け橋になれる可能性があるのではないかと思っています。

NintのIPOに携わる上での難しさや遣り甲斐はどんなことでしょうか?

当社の特徴は日中が一体となって業務を推進している部分だと思います。実際に私の場合は、常に中国のメンバーと一緒に業務を行っています。中国の法律や慣習が理解でききれず、苦労する点もあるのですが、知らなかった世界を知るという意味では面白さを感じる部分でもあります。また、国が相違してもNintのMissionや目指す世界という点では同じ。具体的な業務となるIPOの準備は大変ですが、一緒に頑張っているうち、場所が離れており、言語が違っていても、強く一体感を感じるようになりました。また、業務を通じて、人だけではなく、ビジネス上の中国の良さを知ることにもなり、必ずIPOを実現して、自分が日々感じている日中間の親交の小さな輪や、小さな理解を大きく広げていきたい、もっと互いの国の良さや文化を広げていきたい、という思いが強くなっています。これが遣り甲斐の一つとなっています。

そんなIPOを一緒に目指しているアドミニストレーションの皆さんはどのような方々なのでしょうか?

アドミニストレーションは、派遣の方含めて9名のチームです。うち2名は、元同僚で、縁あってNintにジョインしてくれています。目まぐるしく変わる状況で、負担も多く苦労をさせてしまうことの方が多いのですが、苦労を厭わず、どんな時も前向きに取り組んでくれていています。私の不出来な所をよくわかってくれていて、フォローが有難い存在です。法務としては、メインで担当してくれているメンバーは新卒として入社して4年目ですが、事業部と連携して、契約を成立させるなど、大活躍中。中国語が堪能なメンバーも入社してくれて、中国との連携もかなり強化されてきました。また有難いことにベテランのメンバーも9月から入社してくれたので、これからが益々楽しみな状況です。



チームメンバーが「可能性」を発揮するために鍋嶋さんが意識されていることはありますか?

私の役割はメンバーが、自分の可能性を信じ、失敗を恐れず、業務に対し果敢に挑戦できるようにサポートすることだと思っています。ですので、機会提供という意味でも、出来るだけメンバー自身にフロントに出て貰う、現場との接点を持って貰うようにしています。メンバー自身にとっての成長にもなりますし、私自身にとっても小さな現場の動きも把握できるため、コミュニケーションをしっかり取って貰えることは非常に有難いと感じています。また、役割に関係なく自由に意見することを歓迎しています。そのため、傾聴を意識することと、遠慮なく、気づいたことは気軽に意見を出し合える関係作りを意識しています。

鍋嶋さんの、チームメンバーに対する熱い想いが伝わりました。今後のアドミニストレーションとしての目標はありますか?

アドミニストレーションではNintにおいて「未来を創造するパートナーかつ、健全かつ持続的な企業成長を支えるガーディアンとなり、会社の変化・成長を支え、縁の下の力持ちとして活力・熱意ある『成長する組織』を創る」ために存在している、と定義しています。まだまだ、道半ばですが、社内外問わず、Nintの総務法務に任せたら安心だ、一緒に何かを成し遂げたいと思って頂けるような存在になりたいと考えています。

ー鍋嶋さんがこの先成し遂げたいことはなんですか?

Nintが事業を通じて、日中の良き親交の歴史を作ること、そして私自身が、それにほんの少しでも貢献できれたらと思っています。我々Nintの社員が共通の理念や目的を持ち、お客様をはじめとするステークホルダーの皆さんと良き関係を構築し、これを波及させていくことで、日中間そして少し大袈裟かも知れませんが、世界に少しでも良い影響があるのではないか、と考えています。まだまだNintの影響力は小さいですが、これからの成長を通じて、少しでもそのような影響をもたらすことができれば、これ以上の喜びはありません。「データで世界を自由にする」というMission実現に向かって、これからも、努力をし続けたいと思っています。



Nintの6つのバリューのうち、「探索者であり続ける!」が一番好きだという鍋嶋さん。美術館巡り、古い建物巡りが趣味だという鍋嶋さんですが、一方でプライベートでも探求心を忘れず、AIの勉強をされているようです。

Nintでは鍋嶋さんのように勉強好きで、失敗を恐れず、果敢に挑戦し、日々の変化や挑戦や状況を楽しめる方を募集しておりますので、お気軽に「話を聞きに行きたい」をお願いします!

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