こんにちは!農業開発事業本部 生産部 りんご課の石田です🍎🍏
今回は私が入社した理由、仕事内容についてお話したいと思っています。よろしくお願いいたします!
自己紹介
これまでの経歴について
広島大学を2020年に卒業し、新卒でAGC株式会社に入社しました。
車載ガラス事業部という車のフロント部分(メーターなどが並ぶインパネ)に使われるカバーガラスを扱う新規事業で製造管理をしていました。AGCに入社した理由は主に下記3点です。
- 新規性や将来性に惹かれた
- ガラスは重くて割れやすいが、代替品が出てきても使われ続ける異質さに惹かれた
- 研究生活を通しての気づきとしてニッチな分野を突き詰めていけば、その限られた範囲内であれば教授とも対等に会話ができると感じ、それが転じて「技術の最前線は現場にある」と確信めいたものをもっていた
入社後は、ガラスの研削・強化・印刷工程を担当する主任として、生産量や品質の管理、業務改善に取り組んでいました。現場の中にある暗黙知や非効率を拾い上げて、それを技術やアイデアで改善していき、その成果が事業利益に直接つながる面白さに夢中になっていましたね。
趣味
キャンプ、マウンテンバイク、読書です!
自然が好きという気持ちもありますが、非日常を味わえるというのを、どこか求めているんだと思ってます。危険が少ない世界で合理的に物事を考えて生きていますが、それとはかけ離れた世界で一歩間違えたら危険を伴うことをする、日常生活だとめんどくさく感じるような非合理的なことをやる、そこに楽しみを感じています。そのうえで青森は最高の立地ですよ!
ニチノウを知ったキッカケ
当時仕事に「手触り感」がないことに、どこか物足りなさを感じていました。OEMメーカーを頂点にしたピラミッド型の自動車業界では、生産量や品質がある程度トップダウンで決まってしまいます。だからこそ、自分たちが取り組んでいる業務改善が誰かに舵取りされてるという感覚がありました。それに、大企業では業務が細かく分かれていて「自分の仕事がビジネス全体のどこに繋がっているのか」が感じにくいというモヤモヤもありました。
そんな中で、「現場があって、BtoCで、一気通貫に業務改善ができるような仕事がしたい」という思いが少しずつ強くなってきいました…。ちょっと単純かもしれませんが、一次産業に関する記事が妙に目に留まるようになったんですよね。それで、エージェントから紹介されたのがニチノウでした。
入社の決め手
いくつか惹かれたポイントはありますが、中でも特に心を惹かれたのが「いい意味で素人集団」だったこと。
前職の経験から、既存の仕組みを変えようとするときに一番のハードルになるのは“経験”だと感じていました。「昔からこうやってるから」とか「それ、前に試したけどうまくいかなかったよ」といった言葉が、変化を止める大きなブレーキになってしまうと実感していました。経験があるがゆえに、今いる場所にとどまろうとする“慣性”のような力を感じていました。
その点、ニチノウにはさまざまなキャリアを持った人たちが集まっていて、農業の常識や固定観念にとらわれず、前向きにチャレンジしていく姿勢から、自分が望む”手触り感のある業務改善”ができる!と感じたのを覚えています。
入社してみてのギャップ
こればっかりは表裏一体ですが、強く感じたのは「実行力」とその「スピード感」です。
どんな施策にも100%の正解なんてない中で、「これだ」と思ったらまずやってみる。その行動の速さと決断力にとても共感しました。実際、走りながら見えてくる課題も多くて、それを進みながら柔軟に修正していく。そのスタイルはすごく実践的だと思います。
もちろん、走っている分、修正が細かいところまで行き届かないこともあるかもしれません。でも、人生と同じで、あれこれ考えすぎて何もしないより、まず動いてみることで得られるものは大きいと思っています。私はこれを「良い面」として前向きに捉えています。(もちろん、致命的な失敗だけは避けたいですが…)
ニチノウの良いところ
「実行力 × スピード感 × 社員の多様性」
この3つの掛け合わせが、ニチノウの大きな魅力だと感じています。
様々なキャリアを経験してきた人たちが集まり、農業界の常識にとらわれず、「産業としての成長」という共通のゴールに向かって、正しいと思ったことをスピード感を持って実行していく。その柔軟さと行動力こそが、ニチノウの強さだと思います。
入社してから今まで取り組んできた仕事内容
主に下記の業務を担っています。
・ジャパンアップル株式会社(55haのりんご圃場)の技術統括として組織運営、業務改善
・りんご苗木の仕入れ、在庫管理、販売を担当
農業分野では、私がこれまでのキャリアで歩んできた工業における”当たり前”が適用しにくいことが多いと感じています。ぱっと思いつくだけでも、
「自然と直接対面するため、現象に対する変数が多すぎて事実がぼんやりする」
「機械を用いてものづくりしている訳ではないため、可視化できない情報が多く意思決定の精度が悪くなる」
「アウトプットが年1回なのでPDCAのサイクルが回りにくい」
など多々ありますね。歯がゆい思いをする場面も多いですが、”暗黙知をヒアリング・仮説検証・データ活用することで言語化し、全体知にする”という前職で培ってきた経験は活かせていると感じています。
例えば、過去データを元に各作業の生産性[h/反]を集計するために、
①現場確認&ヒアリングを元に苗木の年齢毎に作業の優先度を決定
②年間の作業計画(いつ、どこで、どの作業に、どのくらいの時間を投下するか)を策定
③週単位で作業進捗確認、生産性[h/反]比較による改善点の洗い出し
④より生産性の高い作業に改善し、標準化
もちろん、これまで経験してきた工業分野の“当たり前”が、農業の現場では通用しないことも多く、戸惑う場面もあります。でも、だからこそ面白いとも感じていて、できることから一つずつ改善していくために、日々トライアンドエラーを重ねながら取り組んでいます!
今後ニチノウで実現したい・目指したいこと
大規模園地における組織運営のノウハウをしっかりと確立し、それを「パッケージ」として提供できるような形にしていきたいと考えています。そうすることで、他産業からりんご産業へ新たに参入するプレイヤーを増やし、業界全体の活性化にもつながると考えています。
未来のニチノウメンバーへメッセージ
ニチノウは、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、農業界の常識にとらわれずに革新を進めている会社です。
これまでに磨いてきたスキルを活かして、新しいフィールドでチャレンジしてみたい方、ぜひ一緒に働きましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
ニチノウは前例のないことに取り組んでいるからこそ、これまでの知識や経験からくる当たり前が通用しないことも多々あります。それでもこの”戸惑い”を面白さと捉えて楽しめるメンバーばかりです!
新しいことに挑戦し、もっともっとワクワクしたい人はぜひ!ニチノウへ!ご興味ある方はカジュアル面談等も実施していますので、お気軽にご連絡ください^^
それでは次回もお楽しみに~👋
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