1
/
5

【社長インタビュー】メインツール利用企業5000社突破!急成長の位置情報ビジネスに挑戦するナイトレイ代表の想いとは?

 「ロケーション解析で人々の生活を豊かに、ビジネスをもっとスマートに」というミッションを掲げ、位置情報ビッグデータ解析で未来を創っているナイトレイ。ニーズが高まっているがまだまだ本格的に注力している企業の少ない「訪日外国人の動向解析」をはじめ、「自動車領域」や「金融領域」といったロケーションに関わる様々な領域のデータを解析・活用し、ユーザーに価値ある情報を提供するため日々新しいチャレンジをし続けています。今回は27歳でナイトレイを立ち上げた代表の石川豊に、会社設立の経緯とナイトレイへの想いをインタビューしました。

イノベーティブなメインプロダクト「inbound insight」の誕生秘話

「どんな学生時代を過ごされていたのですか」

 中学生の頃、当時としては珍しく家にパソコンがあり、インターネットに触れる機会が多くありました。そんな影響もあり、大学は情報系の学部に進み、webデザイン、プログラミング、経営などを中心に学んでいました。また、昔から地図が好きで、学生時代には頭の中に地図を描き効率の良いルートを考えながら配達のアルバイトをするなど、当時から漠然とインターネットと地図などを組み合わせたサービスができないかと考えることもありました。

「いつ頃から起業を考えるようになったのですか」

 新卒で入社した株式会社ネットエイジ(現UNITED株式会社)では、広告事業を中心に様々なBtoCの新サービスの展開に携わりました。社内起業を推進したり、実際に起業している先輩が多くいる環境で4年間経験を積み、様々なことを吸収する中で「そろそろ自分でも何かを始めたい」と思うようになりました。何をやろうか?と考えていたとき、ずっと興味と関心があった「インターネットと地図・位置情報を組み合わせたサービス」に挑戦してみようと本格的に考えるようになりました。

「どのようにしてメインプロダクトが作られたのですか」

 位置情報とITを組み合わせて新しいビジネスを行うにあたって、まずは身近にあったSNS投稿の解析を始めました。はじめは日本人のSNS投稿データの位置情報解析を行い日本人の動向の可視化をメインに行なっていましたが、営業をしていく中で「訪日外国人の動向を把握できないため、インバウンド対策は感覚で行っている」という声が多くあることに気がつきました。実際に調べてみるとまさにその通りで、訪日外国人に関するデータはほとんどなく、かつインバウンド対策の手法も確立されていないという現状がありました。そこで今後のニーズ拡大を見越して、日本人のSNS解析の手法を活かして訪日外国人のデータ解析に取り組み、試行錯誤する中でナイトレイのメインプロダクトである「inbound insight」を開発しました。「inbound insight」は現在5,000社以上の企業様にご利用いただいており、「ガイアの夜明け」「Mr.サンデー」などメディアにも多数取り上げられており、インバウンドマーケティングの効率化に貢献しております。

「イノベーティブ」「世の中のニーズ」「社会的意義」を満たすサービスを創り続ける位置情報解析のトップランナー

 ナイトレイは世界中に溢れるビッグデータを位置情報の形で解析・可視化し、広告・メーカー・金融業・小売業・地方自治体など幅広い業種のマーケティングをサポートしています。主な事業は以下の3つです。

=============================================

〈主な事業〉

・訪日外国人の観光動向を解析、可視化をするwebツール「inbound insight(インバウンド インサイト)」の開発・運営

・クルマの移動ログや屋内行動ログの解析など、幅広いロケーションインテリジェンス事業

・お出かけ支援アプリ「ABC Lunch」「ZouZou」の開発・運営

=============================================

 私たちは「社会的に意義のあるサービスを開発して世の中をもっと豊かにしたい」「どんなにヒットするモノやツールでも世の中のためになるものでなければ意味がない」と考えており、徹底的に顧客ニーズを調査しプロダクトの開発・改良に努めています。

 また、現在はスマートフォンの爆発的普及とIoT時代の到来によって、世界中にデータが溢れていますが、 ビッグデータの解析に力を入れている企業は少なく、特にリアルタイムでの位置情報解析データを提供している企業は多くはありません。事業化するには、技術はもちろんのこと、相応の覚悟が必要だからです。

 しかし、スマートフォンセンサーなどの普及で、位置情報の取得方法が多様化し、位置情報ビジネスのニーズはますます高まってきており、位置情報解析が必要な領域は自動車業界や金融業界など様々な業界に広がり、位置情報解析ビジネスの市場規模は今後ますます拡大すると言われています。

 現在は最もニーズの高い訪日外国人の位置情報解析に注力していますが、今後はニーズが高まっていくと予想されるコネクテッドカーをはじめとする自動車領域や、ATMやカード決済のログデータなどの金融領域のデータ解析・ビジュアライズ化にも力を入れていきます。

 ナイトレイは、世の中のニーズや社会的意義のある位置情報解析という領域に挑戦し、絶えず顧客の声に耳を傾け、プロダクトの考案・改良に努め、世の中に価値ある情報を提供していくことで、今後も位置情報ビッグデータ解析のトップランナーとして走り続けていきます。

本当に価値のあるサービスで世の中を本気で変えたい仲間とナイトレイを創っていきたい

「ナイトレイにはどんなメンバーが多いですか」

 ナイトレイのメンバーには地図や位置情報などが好きな人が多いです。旅行好きも多く、連休明けには様々な地域のお土産が机に並んでいます(笑)スタートアップというと、「激務」「根性で乗り切る」といったネガティブな印象を抱かれる方が多いかもしれませんが、ナイトレイのメンバーは生産性を意識してメリハリをもって働いており、仕事もプライベートも充実させ、子育て中のメンバーも複数います。

 確かにまだまだマニュアル化されていない部分も多く、変化も激しいため大変なこともありますが、そんな環境を楽しみ、主体的に行動できる方にとって、ナイトレイ自由で最高にワクワクできる環境だと思います。

「最後に今後の意気込みをお聞かせください」

 メインプロダクトである「inbound insight」は2015年7月にローンチ以降、5,000社以上の企業や自治体にご利用いただいております。また2017年2月には1.3億円の資金調達を完了、2017年7月には位置情報解析の特許を取得し、2017年8月にはトヨタ自動車株式会社との業務提携が決定しました。今後も顧客の声を積極的に取り入れて改良を重ね、BtoB、BtoC問わず位置情報で多くの人々の生活が豊かになるようなプロダクトを生み出し続けていきます。

 ナイトレイの社員は全員が幹部候補。今後ますますニーズが高まる位置情報解析の領域に早い段階から目をつけ、実際に事業を展開し成功例を作り続けているナイトレイで「世の中に革新的なサービスを提供したい」「位置情報解析のトップランナーとして価値ある情報を提供し続けたい」と本気で思ってくれる仲間とこれからも一緒に仕事をしたい、これからのナイトレイを創っていきたいです。そして、今後も位置情報解析を軸に更なるチャレンジを続けていきます。

株式会社ナイトレイ's job postings
10 Likes
10 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Emi Yamada's Story
Let Emi Yamada's company know you're interested in their content