Next Doorは「裁量労働制」を採用しています。
裁量労働制とは、「日々の出退勤の時間を全面的に個人に委ねる制度」のことです。
働く時間や場所が自由なので、仕事の分量や優先度などを個人の裁量で動くことができます。あくまでプロフェッショナルであるという意識の元での行動です。
もちろん前日遅かったから次の日はゆっくり出勤する、宅配便が届くからちょっと早く帰る、子どもの体調が悪いから家で仕事をする、なんてこともできます。
給与は、実際の労働時間に関係なく、協定で定めた額が毎月支払われる仕組み。
弊社では、
1日8時間の労働(基本給) + 月44時間の時間外労働、休日出勤2日分(16時間)、深夜労働16時間分※
を毎月の給料としています。
しかし、上記のみなし労働時間を超えた場合は、その分が別途支給されます!
裁量労働制に対して、
「実際は早く帰れない」「残業は多いけど残業代はもらえない」「月額働かせ放題」・・・なんてイメージを持つ人も多いのでは無いでしょうか。
しかし、弊社の平均労働時間は188時間/月※!(残業時間じゃないですよ〜)
これは、規定の労働時間 8h×出勤日数22日=176h を12h上回る計算です。
平均すると1日30分ほどの残業ですね。
つまり、みなし残業の時間を超えることはほとんど無いんです。
さらに、年間休日も127日(GW、夏季、年末年始)あります。
※平成30年5月時点。
残業が少ない理由
では、なぜ残業が少ないのか?どうしてそれで仕事がまわるのか?
それは、会社の方針と社員の意識が大きく関係しています。
まず、弊社は働き方について、”みんなで協力して、みんな早く帰ろう!”という目標を掲げています。
この業界にありがちな、深夜残業が当たり前の風潮を無くしたかったからです。
そして社員は、この会社目標を守るために、全員が効率化を意識して働いています。
NextDoorはそれぞれが異なるスキルを持ったクリエイター集団。
クライアント様やチームとの調整、決められた納期などはありますが、それらを踏まえて、自分で仕事配分やスケジュールを管理し、各々のペースで仕事に取り組んでいます。
会社としても、急な仕事を指示する、できる人にばかり仕事が集中する…ということが無いように配慮しています。とはいえクリエーターという職業は個人に仕事が集中しがち、それは世間のニーズからいってしかたがないことですが、この負担が大きすぎる事は会社にとっても発注する側にとっても宜しくないことであり、弊社はできるだけ会社でその課題にワークフローや役割分担などの業務を分散することで課題に向かい合っていきたいと思います。
また、弊社はいただく仕事の1つ1つが大きい案件であることが多く、毎回異なる企画や制作をみんなで行っています。ルーティンワークではないこと、チームワークを意識して仕事をしなければいけないこと。そんな業務形態も、この裁量労働制が有効的に機能している理由のひとつです。
社員の声
それでは、社員はこのシステムをどう感じているのか?
率直な意見を聞いてみました。
◆自分で仕事の状況を把握して、目標を設定、調整する能力が重要です。そのぶん、うまく自己管理ができれば自分の時間を作ることができます!また、家事をしてから出社したり、家族のことで急に動いたりしやすいので助かっています。
◆別の裁量労働制を採用している会社で働いていた時は、遅くまで残るのが当たり前で帰りづらい雰囲気でした。しかし、NextDoorはみんなが早く帰る雰囲気。限られた時間でしっかりやる、という意識が浸透しています。同じ制度でも、会社によって全然違うんだなと思いました。
◆指示通りに動くのではなく、自分で考えることが求められます。セミナーにも気軽に参加でき、先輩がしっかり指導してくれるので、これから成長したい!という人にもおすすめです。出勤時間は自由ですが、自然と全員が会社に揃う時間も結構あるので、相談や打ち合わせもしやすいです。
◆一つの物をみんなで作っているので、思いやりが大切です。周りに迷惑をかけないことは最低限のルール。さらに、ちゃんと相談をしたり、人の話をうまく噛み砕いて理解できることが、この制度の下、仕事をうまく回すためには大事ですね。
◆体調が悪いときは早めに切り上げたり、調子が良いときは集中して一気に仕事を進めたり…パフォーマンスの最適化ができて効率がいいです。コスパ良く働くためのシステムなので、逆に、残業代で給料を稼ぎたいという人には向いていないかもしれません。
メリハリがあり、身体・精神的にストレスの少ない環境。そして互いにコミュニケーションが取りやすい社の雰囲気。それこそが質の良い仕事を生み出していると感じています。
チームの効率化と最上級の品質を目指し、楽しく仕事をする。それが、NextDoorが目指す働き方です。