知に貪欲な歴史マニアがコンサル会社に入社してみた~変化と探求が叶う場所、ニュートン・コンサルティング~
こんにちは、ニュートン・コンサルティングの仙波です。
私は大学時代、外国語学部でフランス語を専攻したのち、そのフランス語を使って、大学院でより深い興味の対象であったフランス植民地の歴史について研究していました。
就活では「このようなキャリアを歩みたい」と緻密に計画するのではなく、ただただ自分の性格・好みに正直になって会社や業界を選びました。その結果ニュートン・コンサルティングという就職先を選んだことは、結果的に間違っていなかったと思っています。
今回は、新卒2年目になった私が就活当時を振り返り、なぜニュートン・コンサルティングに入社したのかまとめたいと思います。
好みと性格に沿って就活の軸を設定
まず、私の好みや興味、性格について自己紹介させてください。
歴史が大好きで、幅広く探求したい性格
物心ついた頃から歴史が好きでした。歴史が好きと一口に言っても、「特定の時代の文化が好き」「新発見をして興奮する感覚が好き」「史料が読み物として好き」など色々な切り口があると思います。私は人間の活動(とりわけ悪戦苦闘の過程)を、傲慢にも神のような目線で俯瞰して眺めるのが好きなタイプです。歴史学の中のミクロな話ももちろん面白いのですが、最も興奮するのは大局的な視点での分析なのです。
また、性格については飽き性で、興味の赴くままに思考を深めるのが好きです。学生時代も自由にテーマを決めて良い調べ学習などは大好物で、時間を忘れて没頭し、調べながら新しく興味が芽生えたことをさらに調べる…ということもしばしばありました。
「変化が激しく、いろいろなテーマで知を探求できる会社」を探そう
ここまでご説明してきたような、自分の傾向をふまえると、私の就活の軸は自然と次の2つとなりました。
①変化の激しい仕事
②いろいろなテーマで知を追求できるような仕事
「歴史が好きで大学院で研究もしていたのなら、研究者になるという選択肢もあったのでは」と思われるかもしれません。しかし、思考を広げて巡らせることが好きな私は、自分は1つの対象を突き詰める研究職よりも、民間企業でいろいろな経験を積むほうが向いていると思い就活を始めました。
すべての条件に合致したのはニュートン・コンサルティングだけだった
変化が激しく、いろいろなテーマで知を探求できる仕事となると、就活ではコンサル会社や商社など、次から次へと異なる案件に携わることができそうな業界を視野に入れることになりました。とはいえ、先述の通り、私は興味の向くままに思考を広げる人間であるため、「大学で学んだフランス語が使える」という理由でフランス進出を予定しているメーカーも検討しましたし、まったく毛色の異なる石油業界も「石油プラットフォームの見た目が好き」という理由で候補に入れておりました。
このように幅広い会社・業界を見ながら就活していたものの「軸①変化の激しい仕事」には合致したとしても、「軸②いろいろなテーマで知を探求できる仕事」に合致する会社は少ない印象でした。そして、私にとっては何となく社風が硬すぎてとっつきにくい会社が多く、内定者同士で話してみても「自分のような変わり者がいない」などといった理由で候補から外れていきました。
リスクマネジメントは人類の歴史そのものである
そんな中で出会ったニュートン・コンサルティングは、就活の軸の両方に合致しました。まず1つ目の軸ですが、ニュートンはさまざまな業種・規模のお客様にコンサルティングサービスを提供しているのが特徴的であるため、さまざまな種類の経験を次々と積むことができます。お客様が抱える課題・問題も多岐に渡ることから、2つ目の軸「いろいろなテーマで知を探求できる仕事」にも合致しました。
そして、ニュートンがリスクマネジメント専門のコンサルティング会社であるということが、私の「人間が悪戦苦闘する歴史を俯瞰して、分析するのが好き」という趣味嗜好にも刺さりました。なぜなら、リスクマネジメントはまさに人間の悪戦苦闘そのものだと言えるからです。人類は誕生してからというもの、様々な災厄に翻弄され続けていますが、ニュートンが向き合うお客様は、そうした災厄に抗おうと奮闘する方々です。過去の知見を活かして次こそは少しでも被害を減らそうと、「緊急ではないが重要な課題」の代表格のような活動であるリスクマネジメントに向き合っておられます。ニュートンのコンサルタントとして、そうした方々が抱える課題を分析し、解決をサポートしたいと思いました。
ニュートンで働く人たちにも惹かれた
ちなみに、マニアックな好みに合致したことに加えて、ニュートンの社員の雰囲気にも惹かれました。
ニュートンはコンサル会社ではありますが、コンサルと聞いて思い浮かぶようなクールでドライな雰囲気ではありません。とはいえ就活生の常として、「アットホーム」を謳う企業には身構えるものかと思います。当社の場合は、強い「個」を持つ各社員が、個性をぶつけ合える環境とでも言いましょうか。和を重んじるというより、言うなれば積を重んじるといった雰囲気です。とにかく面白い人が多いです。
例えば入社前の社員面談では、エグゼクティブクラスの先輩たちがフランクに楽しく、それでいて真剣に話してくださいました。コンサルとして働くために重要なことは何かお聞きしたところ、「とにかく勉強し続けることが重要だ」と仰っていて、探求が好きな自分にコンサルタントの仕事が合っていると確信しました。また、その時は数十分お話ししただけなのに、私の成長曲線まで予言され、本当に多くの人材を見てこられたのだなと思いました。その予言は今、本当にその通りになっています。上司や先輩たちが、一人ひとりをよく見て育ててくれているというのは、今現在もよく感じることです。最初は言われたことの意味がわからなくても、経験を積むうちに腑に落ちてくることが多いのです。
思考と知を存分に深めながらコンサルタントとして邁進中
ニュートンでの勤務も2年目に突入しました。大変なこともありますが、入社の決め手の通り、人類がリスクに抗う場面を毎日間近で見ながら、お客様と一緒に解決策を模索中です。変化が激しいことと、頭を使い続けるということも満たされています。
今はまだ、仕事における自分の得意領域が明確になっているわけではありません。しかし、もともと備わっている「知への貪欲さ」は確かに役に立っています。私がかかわっているサイバーセキュリティの領域は変化も目まぐるしいので、最新の動向を常に追いかけて勉強しなければどうにもなりません。また、お客様は、私たちコンサルタントを信頼して、さまざまなことを相談してくださいます。それらに対してコンサルが常に即答できるとも限らず、予想外の問題に直面しながらも必死に考え抜いて、お客様のリスクマネジメントに伴走する日々です。そんな時に、「貪欲に知識を吸収して、考える対象をどんどん広げながら、論理的に考え続ける力が武器になっている」と実感します。
▲恒例イベント・全社合宿でのグループワーク中の様子。ニュートンでは社内イベントなどで、何かのテーマを皆でとことん考えるワークがたくさんあります。
そして、仲間と一緒に学び、考え続けることができるのがニュートンで働く醍醐味です。最近、私は年次の近い先輩を巻き込んで資格の勉強をしたり、普段集めている情報をスキルアップ勉強会で発表したりしています。また、仕事で悩んだ時や大変な時は上司や先輩、同期と小まめに相談しながら助け合っています。皆が熱く懸命に働いているからこそ、自分も頑張ろうと前向きになれるのです。
多様な分野で知識を身に着けること、とことん考えること、そしてそれを人に共有することが好きだという方は、ニュートン・コンサルティングへの入社を検討する価値があると私は思います。