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ニューロマジックの仲間を紹介する、neuromagic STORY。
今回は入社6年目、福岡在住 フロントエンドエンジニアの花田 剛章さんにインタビューを実施。
社内でもコミュニケーション能力の高さに定評がある花田さん。彼がリモートワークでコミュニケーションをするうえで意識していること、目指しているエンジニア像等を語ってもらいました!
ーーニューロマジックに入社した理由や経緯を教えてください
実は僕、最初はWebデザイナー志望だったんです。でもその理由は私服通勤がしたい!というもので、私服通勤=デザイナーというイメージがあったのでWebデザイナーを志望していました。
とはいえWebデザインの経験も知識もなかったので、まずは職業訓練校でWebの知識を学び、その後地元福岡の制作会社にエンジニアのアルバイトとして入社しました。
「あれ、Webデザイナーを目指していたんじゃなかったの?」と思うかもしれませんが、職業訓練校でWebのことを学ぶにつれて、デザインをコーディングで形にすることに楽しさを感じるようになっていきました。その上で自分のキャリアを冷静に考え、最終的にはエンジニアとしてのキャリアを歩むことに決めたんです。
福岡の制作会社ではその後正社員となったのですが、運用案件がメインの環境だったのでスキルアップに限界を感じ、よりエンジニアとして成長するため転職を決意しました。
ニューロマジックはエージェントから紹介してもらいました。
当時は福岡にオフィスもあり既に福岡オフィスで働いている人たちもいたため、東京ー福岡でリモートでやりとりをすることに特に不安は感じていませんでした。東京に本社があるので、これまでよりも幅広く難易度の高い案件にチャレンジできるのはとても魅力的な環境だと感じましたね。
一次面接や課題はリモートで行い、最終面接は東京の本社へ赴き対面での実施でした。最終面接は代表の黒井さんと取締役の石川さんを含めて4人も面接官がいたので、最初はとても緊張しましたね。
ですが始まってみれば、僕が履歴書に「趣味:ギター」と書いていたことから黒井さんをはじめギターの話でかなり盛り上がり、あっという間に最終面接が終了しました(笑)。
そんな中で翌日には内定通知をもらい、趣味も合うし働いている人の雰囲気も良さそうだし!ということでニューロマジックへの入社を決めました。
僕はコミュニケーションをとても大切にしているので、ニューロマジックならコミュニケーションの温度感も合うだろうと感じたことは大きかったですね。
ーー現在はどんな仕事をしていますか?
現在メインで担当しているのはニューロマジック コーポレートサイトの運用です。
他にはクライアントワークも並行で行なっており、検索ページの仕様を決めたり公開までのスケジュール調整や検証にも携わっています。
あとは後輩メンバーの制作物レビューや困ったときのサポート、ディレクターからの「こういうサイトを作りたい」と相談がきたときの相談役的な役割も担っています。
ーーこれまでで「成長に繋がった!」と印象に残っている案件を教えてください
どの案件も成長に繋がっているので難しいですが、2つ挙げさせてください。
1つめは、前述したニューロマジックのコーポレートサイトです。
自社のコーポレートサイトなので普段のクライアントワークよりも制約が少なく、選択の自由度が上がり任される範囲も広がりました。新しい技術に積極的にトライできるのでとてもワクワクします!
他にも、自分の専門外のことについて意見を求められる機会が増えたのも嬉しい変化でした。コンテキストについて意見を求められたり、デザインについて議論をしたりなど、これまで関わる機会の少なかった領域に関われたことで自分自身の視野が広がった感覚があります。
2つめは、BtoCクライアントのキャンペーン案件です。
QRコードを読み込むとブラウザでゲームが遊べるというキャンペーンで、どうゲームを実装するか凄く悩みました。ブラウザでのゲーム実装だと、アプリとは違ってスワイプやスクロールでゲーム画面ごと消えてしまうんですよね。
プロジェクトメンバーでどうすればストレスなく遊んでもらえるかの案出しを行い、最終的にはゲームコントローラーを画面内に実装することでスワイプ、スクロール問題が解消されました。
この案件ではチーム全体で問題解決に取り組む楽しさを改めて実感できましたね。
また、このキャンペーン案件ではプラニング&プロジェクトマネージメントグループの橘さんがWebディレクターで入ってくれていて、彼女のスケジュールの組み方や進行管理がエンジニアとして動きやすく、とても勉強になりました。
最近ではAIやノーコードツールの進化もあり、エンジニアやデザイナーも案件全体を見渡せるディレクションスキルが必要になってきています。僕の所属するインタラクション・デザイングループでもディレクションスキルの向上がとても重要になっているため、この時の橘さんの立ち周り方を参考にしてその後の案件でも生かしています。
ーー花田さんから見たニューロマジックで働く魅力はどんなところですか?
みんな当事者意識がとても高いところですね。
僕が入社して間もない頃に業務でミスをしてしまったのですが、ディレクターに報告した際「伝え方が悪くてすみませんでした」と謝られたんです。僕のミスだったのにディレクターから謝罪され、とても衝撃的だったのを今でも覚えています。
その後ディレクターから新しい進行の仕方について提案があり、同じようなミスが起きなくなり仕事も進めやすくなりました。
当事者意識がないとこうしたやりとりって生まれないと思うんです。
もちろんその後もたくさんミスはありました。でもニューロマジックには負の感情のまま怒るような人はいなくて。どうしたら同じことが起きなくなるのかを一緒に悩み、向き合ってくれる人ばかりです。
これはかなり大きな魅力の一つですね。
ーー花田さんがリモートでのコミュニケーションで意識していることがあれば教えてください
何よりもユーモアを忘れないことです。
僕は福岡オフィスで働いていたのでフルリモートに移行する前から東京オフィス、沖縄オフィスのみんなとはリモートでやりとりをしていました。
テキストコミュニケーションでもオンラインMTGでも、リアルではない分緊張感が出てしまうことってありますよね。その緊張感が良い方向に働けば良いのですが、緊張のせいで話したいことが話せなかったりすると不完全燃焼で終わってしまいます。実は僕自身そういう経験をしたことがあるので、相手の緊張をほぐして良い時間にできるよう、クスッと笑える冗談を交えながらコミュニケーションをとることを心がけています。
そうしたリラックスした空気感を作ることで、各々の能力を最大限に発揮できる手伝いができたら良いなと思っています。
ーー日々技術がアップデートされていく業界ですが、普段どのように情報をキャッチアップしていますか?また、現在注目している技術はありますか?
情報収集はTwitterが多いですね。情報発信が上手なアカウントをフォローし、さらにそのアカウントがフォローしているアカウントをフォローして……というかたちで繋がりを広げています。
その中でも参考になりそうな情報は、自分の考えも交えながら社内のSlackで共有するようにしていますね。ニューロマジックは情報に敏感な人たちが多いので、社内メンバーがSlackで発信する情報にも目を通すようにしています。
注目している技術については、やっぱりノーコードやAIには注目していますね。
ノーコードは、ニューロマジックメンバーが立ち上げたノーコード部に昨年入部しました。そこで情報の共有や検証を行い、案件で活用できそうかをメンバーと議論しています。
AIについてですが、僕はAIは仕事を奪う驚異ではなく、優秀な相棒になるのではないかと考えています。なので危機感を感じるというよりは「これからどうなっていくんだろう」というワクワク感の方が強いですね。
AIは進化のスピードが早くまだ情報収集という段階ですが、大切なのはただ情報を鵜呑みにしたり邪険にするのではなく、それを僕らがどう有効に活用するかを考えることだと思っています。
ーー花田さんの1日の過ごし方を教えてください
ざっくりですがこのような流れで過ごしています。
7:30 : 起床
8:00 : 愛猫にご飯、英語の勉強
8:30 : 筋トレ
9:00 : 朝食
10:00 : 身支度
11:00 : 業務開始
11:10 : エンジニアチームの朝の定例ミーティング。その日の担当業務を共有
11:40 : 案件のプログラムの仕様を考えたり、コードを書いたり
13:00 : お昼休み、仮眠
14:00 : 定例ミーティングにて業務の進捗や困ったことを相談
15:30 : チョコを食べて一休み。バーチャールオフィス上で誰かに話しかけにいく
15:40 : 難しいプログラムや大変なことはこの辺りから対応を始める
17:30 : 愛猫の晩ごはん。ここであげないと、僕の部屋まで抗議に来ます
18:00 : エンジニアチームの帰りの会。1日の進捗を報告したり雑談をしたり
19:30 : 明日の業務内容を確認し、退勤
20:00 : 晩ごはん
21:30 : 余裕があればランニング
23:30 : 入浴
24:30 : 読書したりゲームしたり
26:00 : 就寝
リーダー陣がメンバーの稼働をすごく気にしてくれているので、残業が増えてくると必ず「大丈夫?」と声をかけてくれます。稼働が多くなるとみんなで上手く分散できないかと一緒に考えてくれるので、遅くまで残業するということはほぼないですね。
ーー花田さんが目指しているエンジニア像を教えてください
ベストな実装を設計でき、提案もできるエンジニアです。
中には要件定義が既に済んでいる案件に関わることもあるのですが、「それが本当にベストな実装なのか」と改めて考えることがあります。
AIも進化する中で、ただ降りてきた内容を実装するだけではエンジニアの付加価値は与えられません。だからこそこれからは「本当に解決したいことはなにか」をしっかり捉え、そこに対してベストな設計を提案できるエンジニアを目指していきたいと思っています。
それを実現させるために日々の情報収集はもちろん、技術の選択能力も必要になってきます。その技術が「何を提供してくれるのか」より理解を深め、自分の引き出しを増やすことに現在注力しています。
ーーどんな人にニューロマジックの仲間になってもらいたいですか?
失敗に臆さずトライできる人ですね。
ニューロマジックではたとえ失敗しても頭ごなしに怒るような人はいません。一緒に向き合い次に生かすために建設的な議論ができる人たちが集まっています。
かく言う僕もたくさん失敗してたくさん助けてもらったので(笑)、これから入ってくれる人たちにも安心して失敗ができる環境を提供したいと思っています。
その人が最大限の能力を発揮できるような環境を提供することが僕らの役割なので、怖がらず色んなことに一緒にチャレンジしてもらいたいです!