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多彩なキャリアパスから事業会社の責任者へ。シリアルアントレプレナーへの挑戦

河西 遼 Kasai Ryo(2013年入社)
株式会社ネットプロテクションズ金融グループ所属。
株式会社NPファイナンス代表取締役。

現在の業務内容を教えてください

ネットプロテクションズ(以下、NP)の子会社として株式会社NPファイナンスを設立し、代表取締役として新しいファイナンスサービスの立ち上げを担っています。

サービス立ち上げに至った背景には、私自身の「社会に役立つ仕組みをつくりたい」という強い想いがありました。またNPでの多岐にわたるキャリアを通じて得た知識や経験から、NPの持つ与信ノウハウには、これまでの金融機関では実現が難しかったアーリーステージの会社にも信用を付与できる大きな可能性があると確信したことから中小事業者向けのファイナンスサービスを立ち上げることを決意しました。NPがこれまで提供してきた後払い決済サービスとは異なる性質のサービスとなるため、子会社設立へと至りました。

NPファイナンス代表取締役に至るまでのキャリアの経緯は?

東京の大学を卒業後、2013年に新卒でNPへ入社、セールスとしてキャリアをスタートし、その経験を元に「NP後払いair」の事業開発も担いました。

2015年からは、より壮大な課題に挑戦したく、希望して人事企画へとキャリアシフトしています。人事企画ではティール型の組織運営に適した人事評価制度「Natura(ナチュラ)」の設立を担当しました。

その後、自身の持つ知見を展開させて社会に影響を与えるにはどういうキャリアの広がりが望めるか、再考したときに、改めて事業を介して社会に役立つ仕組みをつくる挑戦をしたい気持ちが再燃しました。しかし、そのためにはプロダクトを動かしているシステムの構造に係る理解が足りていないと感じたため、2018年からは不足している経験のピースを埋めるべくエンジニア職へ転換しています。

そして2024年、事業リーダー、人事、エンジニアと多角的な知見を身につけた上で、社会的価値があり、NPの持つ与信システムにしかできない領域にチャレンジすべく、子会社NPファイナンスの代表として事業責任を担うことになりました。

NPでキャリアを形成する魅力は?

NPには挑戦を支援する組織文化がある点と、決済事業を通して培った資産がある点で、アントレプレナーシップを持つ方や、自身のキャリアの幅を広げたい方には絶好の成長環境だと思います。

私の場合は大きなキャリアシフトとして、人事へ異動したことと、エンジニア職へ異動したことが挙げられますが、「社会に役立つ仕組みをつくりたい」という想いを尊重して未経験からの挑戦を歓迎してくれる組織文化があったからこそ、このキャリアは実現していると感じています。新しい役割に挑戦する中で、自分自身が考えていた以上に多くの経験を積み、気づけば大きな成長を遂げていました。

また新規事業を企画する際には、B2C/B2B双方の決済データを蓄積しているNPならではの資産やオペレーションを活用できる点で、ビジネスにレバレッジをかけることができ、スピーディに事業提供まで持っていくことができました。挑戦と成長を実現できる環境が、NPには整っていると感じます。

今後、チャレンジしたいことは?

私の働くモチベーションの源は、社会にとって本質的に価値のあることを社会へ創出することにあります。したがって、まずは目下準備中のファイナンスサービスを通じて、社会で誰もが公平に金融の支援を享受できる仕組みを実現したいです。既存の金融の枠組みによって、企業がチャレンジする機会を失ってしまう現状に、強いもどかしさを感じています。社会が急速に進化する中で、金融も変化し続けるべきだと思っていますし、金融は単なるライフツールではなく、人々の可能性を広げるための手段でありたい、そう感じます。私が手掛ける事業を通じて、挑戦を志す方の自己実現への貢献ができることに、大きなやりがいを感じています。

私個人としては、準備を進めているファイナンスサービスが軌道に乗ったあと、シリアルアントレプレナーとして継続して社会に価値を還元する事業を生み出し続けるようにしていきたいです。

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