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みなさん、こんにちは!株式会社Neautech(ニューテック)で広報を担当しております、赤坂です。
株式会社Neautechは「医療とテクノロジーで自分をもっと好きになれる社会へ」を企業パーパスに、ANS.(ANS.)というオンライン美肌治療サービスを主軸として、化粧品開発事業、医療DX事業の3つの事業を運営しているスタートアップ企業です。
今回は、NeautechのSCM(サプライチェーンマネジメント)チームマネージャーの大森一平さんにインタビュー!物流未経験から、データとチームの力で正確かつスムーズな配送体制を確立した大森さんの仕事へのこだわりに迫ります!
株式会社Neautech / SCMチームマネージャー 大森一平
旭化成にて医療機器の開発およびマーケティング業務に従事し、米国駐在も経験。その後GNヒアリングジャパンにて補聴器のプロダクトマネージャーを務め、2022年にNeautechに入社。
まさかの物流担当に!?入社早々のサプライズ指名
ーこれまでのキャリアについて教えてください!
新卒で入社したのは旭化成です。エンジニアとして医療機器の開発に携わっていました。仕事はとても楽しく、充実していたのですが、働くうちに「もっと主体的にキャリアを築きたい」「海外の外資系企業の本社で働いてみたい」という想いが芽生え、外資系補聴器メーカーの日本法人へ転職しました。
しかし、海外勤務にはタイミングもあり、なかなか希望が叶わず今後のキャリアに悩んでいた頃、ANS.の監修医である竹村昌敏先生から声をかけてもらい、Neautechへジョインすることになりました。
ーエンジニアとしての採用だったのですか?
それが、実は違うんですよ!入社したのはちょうどANS.クリニックの立ち上げのタイミングで、さまざまな体制を整えている最中でした。そのなかで、発送業務も社内で持つことが決まり、「じゃあ、発送チームは大森さん、お願いしますね」と突然の指名を受けました(笑)。
ー発送に関する業務はこれまでに経験があったのでしょうか?
物流の仕事は経験がなく初めてでした。でも、指名してもらったからには「やるしかない」と思ったし、もともと楽観的な性格なので、新しいことにチャレンジすることに、特に不安を感じることはありませんでしたね。
エンゲージメントの鍵は、価値観の共有とオープンな対話
─現在の業務について教えてください。
現在、SCM(サプライチェーンマネジメント)チーム*のマネージャーを務めています。業務は大きく分けて「医薬品の調達」と「発送」の2つです。私の役割は、その全体を統括し、効率的かつ正確な配送体制を維持することにあります。
*SCMチームの業務は薬剤調達と発送業務のマネジメントをメインに行います。
─ 実は、発送を担うDS(デリバリーシステム)チーム*は他の部署から「エンゲージメントが高い」と評判なんですよ!その理由は何だと思いますか?」
えっ、本当ですか?それは嬉しいですね!
チームのエンゲージメントが高い理由のひとつは、採用時にNeautechのパーパスやバリューに共感できるかを重視したことだと思います。いまのDSチームのメンバーは、SCMチームの小熊 悠子さん、CS(カスタマーサクセス)チームのマネージャーの廣瀬麻美さんと面接を行いました。その際、Neautechの理念や価値観をしっかりと説明し、それに共感できる人を採用することを意識しました。
その結果、入社後に特別な研修を行わなくても、メンバー全員が自然と志を持ち、仕事に向き合ってくれているのだと感じています。
また、Neautech全体の社風として、パーパスやバリューを日々の業務で徹底的に意識する文化が根付いていることも大きな要因です。普段の会話の中でも「それはユーザーのためになるのか?」という視点が自然と出てくるため、日々のコミュニケーションの中で価値観が浸透していく環境ができていると思います。
*DSチームの業務は、ユーザー様にてご注文いただいた薬やドクターズコスメの発送をメインに行うチームです。
─各部署「Do the right things」を徹底していますよね!チームコミュニケーションで心がけていることはありますか?
Neautechはリモートワークの方もたくさんいるので、オンラインミーティングも多いのですが、私はできるだけオフラインで参加し、顔を見て話すことを大切にしています。
昨年、オフィスを移転したのですが、それによる環境の変化はDSチームにとってすごく良かったなと思います。以前は作業スペースがとても狭く、業務以外でコミュニケーションを取ることができなかったのですが、移転後は休憩スペースもでき、雑談を交えながら自然とチームの結束力が高まる環境が整いました。
─休憩スペースでみなさんが楽しそうに会話しているのを私もよく見ています!日々の業務で大事にしていることはありますか?
情報をできるだけ早く共有することを意識しています。以前は方針が決まってから「明日からこうなります」と伝えていましたが、最近は「こういうことを考えています」「変更の可能性があります」といった段階からチームに共有するようにしています。
方針が変わる可能性があっても、早めに伝えることでメンバーが心の準備をしやすくなり、事前に問題点を指摘してもらえるので、結果的にスムーズに進むことが多いですね。
また、DSチームでは定期的に朝会や振り返りミーティングを実施しています。ミーティングでは単に業務の進捗を確認するだけでなく、「ユーザーにとって最善の方法は何か」という視点で議論することを習慣にしています。こうした毎日の積み重ねが、より良いサービスにつながると考えています。
ただ届けるだけじゃない、心を動かすANS.のこだわり梱包
─年々、発送数が増えていますが、欠品や誤出荷を防ぐために工夫していることを教えてください。
データの活用が大きなポイントですね。医薬品の調達からユーザーに届くまでの各工程でKPIを置いてデータを集計しています。アナログな発送業務をできるだけ数値化していくのが難しくもありチャレンジングな部分かなと思っています。例えば、以前は「薬が割れる」というトラブルが発生していました。そこで、データ分析だけでなく、実際にどれくらいの力が加わったら割れるか実験もしました。薬の上に重い本を置いてみたり、菜箸で押してみたり、発送用の箱に入れた状態で力いっぱい振ってみることもしました。さらに、配送業者と連携して改善策を講じるなどした結果、薬剤破損率が大幅に低下し、現在ではほぼゼロに近い水準を維持できています。
また、美しく梱包することもチームの文化として根付いています。ユーザー様が箱を開けたときの印象を大切にし、見た目にも配慮した梱包方法を工夫しています。
例えば、初回のユーザー様に送るリーフレット類は薬の上に置いて、箱を開けた時にまずそれが目に入るようにしています。ANS.のブランド価値を理解してほしいという思いから、自然発生的にそういうルールができました。
処方パターンごとに最適な梱包方法を写真付きで共有し、全員で品質を統一する取り組みを進めています。「ユーザーが箱を開けたときにワクワクしてほしい」 そんな想いが、チーム全体に広がっていて、本当によいチームだなと思います。
─今後、DSチームをどのように盛り上げていきたいですか?
発送の正確性や効率化をさらに高めていくことはもちろんですが、今後は物流面からユーザー体験をさらに向上させることにも取り組んでいきたいです。
また、チームの規模が大きくなっていく中で、今の良い文化を維持しながら、より強い組織にしていくことも課題ですね。そのためにも、これまで通り「ユーザー視点を大切にすること」「情報をオープンに共有すること」を軸に、より良い環境を作っていきたいと思っています。
社内メンバーからのコメント
ANS.事業 SCMチーム アシスタントマネージャー 小熊
一平さんはいつも冷静でロジカルな人! 物事を的確にご判断してくださり、SCMチームを良い方向へと導いてくださっております。 また調達や在庫管理など、データをもとに把握・管理の徹底を日々行っております。 弊社に入社後は泡洗顔や化粧水もしっかり使用し、お肌ケアを行っている、 笑顔の素敵なマネージャーです
ANS.クリニック DSリーダー芳賀
私にあった方法で指導してくださる、それが一平さんと初めてお会いしたときの第一印象です。PC作業が苦手な私に諦めずに根気よく指導してくださり、問題解決ノウハウをたくさんご存じなので、困った時には頼りにしています。なにか問題が発生したら原因を抽出分析して最適な解決策を見つけ出す方法を一緒に検討してくださり、日々運用が変わっていく現場で臨機応変に対応できるように、チームの上長としていつも見守ってくださっています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
この記事を通して、少しでもNeautechについて興味を持っていただければ嬉しいです。