布施 貴晃(ふせ たかあき)2021年入社。(写真左)
2021年卒。新卒でNDPマーケティングに入社し今年で4年目。入社から現在までデジタルマーケティング部 アカウントマネージャーとして様々な業種のクライアントの広告運用・戦略立案を担当。
荒木 すみれ(あらき すみれ)2022年入社。(写真右)
2022年卒。新卒でNDPマーケティングに入社し今年で3年目。入社後デジタルマーケティング部 広告ディレクターとして広告運用を担当。現在はその経験を活かし、戦略からディレクション・運用まで幅広く担当するアカウントマネージャーとして活躍中。
NDPマーケティング 教育制度「ペア長・ペアっ子」
『ペア長・ペアっ子』とは?
2016年から始まったNDPマーケティング オリジナルの新卒教育制度。NDPマーケティング 札幌本社の新卒メンバーの拡充に伴い、2016年から先輩や後輩の枠を超えた関係性を築くペアが多く、その影響は業務の成果にも表れています。
本気で叱られたことも。社会人、ビジネスパーソンとして大きく成長できるよう支えてくれる存在
ーまずは自己紹介をお願いします。
布施:デジタルマーケティング部アカウントマネージャーの布施貴晃です。
クライアントのWeb広告の運用状況の評価を受けて、次回の戦略立案と確定、運用、評価といったアカウントマネージメント業務を担当しています。私の担当している業務では、このPDCAサイクルをスピーディーかつ正確に回し、前回よりさらにいい結果を出すことが求められます。そのためにクライアントからのフィードバックや意向などをしっかりヒアリングすることが特に重要になります。そこで私の担当プロジェクトではクライアントと週3日の朝会と週1回の実績報告会を実施するなど、丁寧で密なコミュニケーションをとれるように工夫しながら取り組んでいます。
同時に社内のオペレーションチームのディレクションも担当したり、プロジェクトによっては私自身もオペレーションすることもあります。また現在はこうしたメイン業務以外に新卒採用担当も兼任しています。
自分でいうのもなんですが、“四刀流プレーヤー”と言ってもいいかもしれません(笑)。
荒木:同じくデジタルマーケティング部アカウントマネージャーの荒木すみれです。アカウントマネージメントから、広告運用・オペレーション業務を担当しています。
アカウントマネージメント業務では、クライアント窓口として、先方の意向や要望をヒアリングして、各ステークホルダーにとって最適な広告配信ができるよう各プロジェクトを進行しています。案件の全体像を把握し、社内の運用オペレーション担当に指示を出すといった社内ディレクションも担当しています。私も布施さんと同様に、クライアントとのコミュニケーションを大事にしながら、発注先など取引先や社内との連携も丁寧かつスピーディーにできるよう意識しながら、業務にあたっています。
プロジェクトによっては、私自身も広告運用やオペレーション業務も担当します。こうした業務では、日々の入札調整、配信結果の分析、その改善提案の作成、広告の配信準備(入稿や社内チェック)を行います。
なかでも運用周りの業務はデータを見ながらロジカルに考えることが多いので、特に面白さを感じています。
ーお二人は『ペア長・ペアっ子』というNDPマーケティングオリジナル教育制度の先輩・後輩関係だそうですが、『ペア長・ペアっ子』とはいったいどんな制度でしょうか?またその魅力についても教えてください。
布施:一言でいうと「トレーナー制度」です。新卒入社のプロパー社員同士でペアが組まれて、先輩・後輩として業務サポートをする教育制度です。
荒木:業務はもちろん、ビジネスパーソンとして取得しておくべき基本的な考えや実務のやり方を教える・教えてもらえる制度が『ペア長・ペアっ子』です。
布施:特にペア長、つまりトレーナー視点だと、マネジメント視点を持つことができるのがこの制度の魅力だと思います。他社のトレーナー制度や教育制度について耳にすることもありますが、こうしたトレーナー制度は1年だけで、NDPマーケティングのように2年目、3年目ではペアっ子(直属の後輩)を持つケースは希少らしく、NDPのユニークな制度のひとつだと思います。
ペアっ子、つまりトレーニー視点だと、いつでも相談できる人がいるのがいいなと思います。関わる時間が長いので、業務の話だけでなく、プライベートの話も気軽にできるので、公私ともに良好な関係性を築くことができますね。
荒木:私もペアっ子としての視点から、すぐに相談ができる、なんでも話せる人がいるというのが最大の魅力だと思います。
各案件やプロジェクトとは別に、『ペア長・ペアっ子』で定期的に1on1も行っていて、わからないことや困ったことがあった際にすぐ相談できる環境が整っています。
布施さんもおっしゃっていましたが、ペアになるとデスクも隣になるので、業務上の話だけでなくプライベートな話をすることも多くなり、先輩・後輩間で良い関係を築けます。特に1〜2年目のうちは初めて経験する業務が多かったので、私自身よくペア長に相談に乗ってもらっていました。
現在は私もペア長としてペアっ子をサポートするようになり、相談を受けるようになりました。実際に自分がペア長の立場になると、当時のペア長の気持ちがよくわかります(笑)。ペア長として1on1で相談を受けるときは、逆に自分の業務に対する考え方や取り組み方の棚卸しにもなるので、私自身の成長につながっていると感じます。
ーペア長・ペアっ子として忘れられないエピソードを教えてください。
布施:荒木さんに対して、一度本気で叱ったことがあります(笑)。具体的なことは伏せますが、社内メンバーの歩み寄りに対して、彼女が不誠実と捉えられるような対応をしたことがあって、そのことについて真剣に指導しました。
荒木:私も覚えてます(笑)。叱られた後、かなり落ち込みました。でもいつまでもくよくよしているわけにはいかないので、自分なりに気持ちを持ち直して業務や周りへの向き合い方を変えてみました。そこから一気に業務のクオリティや周りとの連携の深さが変わった気がします。
布施:その変化は私も感じていました。当時かなり反省している様子で、あのとき以来、対応も改善しているので、しっかり話を聞いてくれていたんだなと嬉しく思います。“叱る”という行為は実はとても労力がいるので、私自身も非常に疲れを感じたのを今でも覚えていますが、「あぁ、しっかり叱ってよかったな」と思っています。
荒木:その節は本当にありがとうございました。そのエピソードも印象的なのですが、私がペア長としての布施さんの行動で印象に残っているのは、多角的にフィードバックをくださったこと、そして最後まで向き合い続けてくださったことです。
当時、布施さんと同じプロジェクトを担当していたことがあって、その時に改善提案やクライアントへの伝え方などを指導してもらいました。私の提案に対して、様々な視点でフィードバックをくださるので、本当に勉強になりました。
私の未熟さゆえに、布施さんの業務時間をフィードバックに費やしてしまっているようで心苦しく感じていた反面、私が理解できるまで丁寧に指導してくださり、とてもありがたかったなと思っています。私も自分のペアっ子には同じ姿勢で向き合うように意識しています。
布施:フィードバックをすることは、自分の成長にもつながっていると思うので、私自身にとっても、いい経験になったなと感謝しています。
ペア長になっても自分の成長を感じるーペア長・ペアっ子でビジネスパーソンとして大きく飛躍できる
ーNDPマーケティングに入社を決めた理由はなんでしょうか?
布施:大きく3つの理由があります。
1つ目は、業務特性が自分にマッチすると感じたためです。私は大学までスポーツに打ち込んでいて、そのとき練習スタイルと業務特性に親和性があると思いました。もう少し具体的に説明すると、例えば参考にしたい選手がいたとして、その選手の動きや練習を分析して、自分の練習に取り入れる。その後試合を経て、自分のプレーや練習の振り返りをして、そこで見えてきた課題を見つけて練習内容を見直すというPDCAサイクルを回していました。この感覚が広告運用業務と近いと感じたんです。だからこそ、この業務に携われるなら、学生時代に打ち込んでいたスポーツと同様に、熱中できるかもしれないと思いました。
2つ目は、風通しのよさです。NDPマーケティング 札幌本社は、若手社員が多いながらも、年次関係なく、自分の意見を臆せず言えて受け入れてもらえる環境があります。そして、若いうちから業務やプロジェクトを任せてもらえるので、裁量をもって働けて、日々様々な経験を積ませてもらっています。
3つ目は、その道の“プロ”になる夢を叶えられると思ったからです。
私のレベルでは恥ずかしい限りですが、学生時代はプロスポーツの世界に憧れていました。スポーツのプロになる夢に挑むのは難しかったですが、大学卒業後は何かの道の“プロ”になりたいと考えるようになりました。そんなときにNDPマーケティングに出合って、デジタルのフィールドで“プロ”を目指したいと思い、入社を決めました。
荒木:私は大きく2つ理由があります。
1つ目は、自分が変化し成長し続けられる仕事ができると感じたからです。Web広告業界は新しい技術や知識が日々生まれ、ブラッシュアップされていく変化の激しい業界です。
就職活動を始めるにあたって、私はお金を稼ぐためだけに働くのではなく、仕事を通して自分も変化し成長し続けて、何かバリューを生み出したいと考えました。だからこそ変化が激しく常に自分を高めていけるWeb広告業界に携われるNDPマーケティングに応募しました。
2つ目は、布施さんと重なりますが、NDPマーケティングが若手のうちから様々なことにチャレンジできる環境だと感じたからです。「自分が変化し成長し続ける」ためには、若手のうちから裁量をもって働くことのできる環境が大切だと思っています。こうした環境が揃っているのが、NDPマーケティングでした。
ーちなみにお二人はどんな学生でしたか?
布施:いわゆる「体育会系学生」でした。小学2年生から野球を始め、大学4年生まで約14年間続けていました。さらに大学ではハンドボール部にも所属しており、週9回という驚異的なペースで部活をしていました(水曜と日曜は野球の後にハンドボールの練習をする“はしご”状態でした)。
友人からは「ストイックだね」と言われることもありましたが、私からしてみれば自分のやりたいことを思いっきり楽しんで取り組んでいただけだったので、むしろ「自分の大好きなスポーツに思いっきり打ち込めている!」と、充実感に満ちた最高の学生生活が送れたなと思っています。
荒木:実は私も「体育会系」で、中学・高校時代はバレーボール部に所属し、部活に打ち込む学生生活を送っていました。当時はほぼ休みなく練習していて、今振り返ってみると本当によくやっていたなと思います(笑)。でも、このときの経験が私の仕事への向き合い方(負けたくない、やり切りたいといった気持ち)につながっているなと思っています。
一方で大学時代はアルバイトに明け暮れていました(笑)。日中は大学、夕方から朝まで居酒屋で働くという非常にハードな生活でしたが、やりがいがあって充実した学生生活でした。
布施:荒木さん、ガッツあるもんね(笑)。絶対あきらめないし、やり遂げる。
荒木:ありがとうございます(笑)。ペア長である布施さんからの影響も大きいと思ってます。絶対追いつきたくて、追い越したい存在ですから。
ー学生から社会人としてNDPマーケティングに入社して、新卒1年目で一番苦労したこと・困難だったことを教えてください。
布施:クライアント対応ですね。自走できるようになるまで、特に1年目は失敗の連続で、先輩やリーダーにも迷惑をかけて、本当に苦労しました。1年目からクライアント対応をすることはめずらしく、「会社から期待されているんだ」と奮起して頑張っていたものの、そもそも知識不足もあり、なかなか思うように業務ができず大変でした。
そんなときに当時のペア長から業務の考え方や進め方でアドバイスを受けました。そのスタイルを真似しつつも、自分なりの解釈を交えて思考とインプットを重ねることで、自分なりの業務スタイルを築けて、2年目から直クラ(代理店経由ではなく直接クライアント対応する)案件を担当することができました。
苦労はしましたが、当時ペア長の存在と持前の雑草魂で何とか乗り切れたと思います。1年目の自分を振り返ってみても、本当に腐らずよくやっていたと思います(笑)。
荒木:私が1年目で最も苦労したのは「相手が理解しやすいように物事を伝える」ことです。
当時、クライアントや社内のメンバー、制作会社などの取引先に対して、伝えたいことを最初から最後まで丁寧に細かく伝えようとする傾向がありました。長々と相手の時間を使っていましたし、肝心の要点が分かりづらくて、ペア長から「わかりにくい」「結論は?」といった“要点を問う”ようなフィードバックをよく受けていました。
自分では相手のことを考えて、丁寧に伝えているつもりでしたが、クライアント対応をするようになってから、ペア長からのフィードバックの意味を身をもって実感できて、それから「まずは結論から」「相手がすぐ理解できてアクションを起こすためにはどうすればいいか」と伝えたいことを考えながら、コミュニケーションをとるようになりました。
「相手が理解しやすいように物事を伝える」ことについては、今でも自分の課題だと思っていて、相手にどう伝えたらわかりやすく、決断を下しやすいのかを考えて行動するようにしています。
ーそんな新卒1年目、ペアっ子のときに先輩から受けた、特に印象的な言葉やアドバイスを教えてください。
布施:業務の効率化についてのアドバイスいただきました。当時は特に耳の痛い話でしたが、そのおかげで時間の大切さを再認識できました。すべての業務をやり遂げることはもちろん重要ですが、業務には優先度があり、優先度が低いことに時間をかけ続けてしまうと、本当に大事なことに時間を割けなくなってしまう。当たり前ですが、ビジネスパーソンとして大切な考えで、そのアドバイスは今でも意識するようにしています。
荒木:「事象や物事の本質を見ること」です。今でも私の課題ですが、特に1年目は思考や分析が浅かったり、そもそも考えている方向性が違ったりと、求められているアウトプットが出しきれないことが多々ありました。そんなときに「その事象の解像度を上げて、本質を見なければならない」とペア長からフィードバックいただき、具体的にどうしていくといいのか等アドバイスをいただきました。
クライアント対応にしても、データの分析にしても、“本質を見る”というのは重要だと感じていて、仕事をする上で当時のアドバイスを意識しながら業務にあたっています。
ーペアっ子からペア長へ。ペア長として意識していた(いる)ことを教えてください。
布施:「自分で考えて行動できるようにすること」を意識していました。人から言われたことだと、どうしても“他人ごと”のように捉えてしまうので、“自分ごと”として考えられるマインドを身に着けてもらえるように、丁寧によく考えてフィードバックやアドバイスをするようにしていました。
私はよく自分のペアっ子に「自走できるように、聞く前に自分で考えてアウトプットしよう」と伝えています。自分で考えて行動できるようになると、おのずと自分の現在地を把握することにもつながり、さらなる成長につながると考えています。
荒木:私も布施さんと似ていますが、ペア長として自分のペアっ子に何か業務の依頼をするときにはその目的も一緒に伝えて、ペアっ子自身で考えてアウトプットを出せるようなコミュニケーションをするよう意識しています。
ペア長になったばかりのころ、ただ単に「○○をしてほしい」という伝え方をしてしまっていたので、ペアっ子にとっては受動的な“作業”になってしまっていました。彼・彼女たちから出てくるアウトプットの内容やスピード感をみて、「このままでは彼女(彼)の成長につながらないし、業務効率も悪い」と気づき、それ以降「(この依頼には)どんな目的があるのか」「何の成果に繋げるための業務なのか」を伝えるようにしました。
その結果アウトプットの質がぐっと上がり、業務効率も各段に変わりました。
こうした経験から、私は自分のペアっ子が「どうしたら能動的に動けるか」を第一に考えて、コミュニケーションをとるように意識しています。
「絶対負けられない」「追いつきたい、そして追い越したい」ーお互いの存在は目標でもありライバルでもある
ー入社1年目から現在まで、自分はどう変わった・成長したと思いますか?
布施:思考力と柔軟性が身についたのが、一番の成長です。
基本的なマインドセット自体は入社当時とあまり変わっていないと思いますが、業務を通して自分の思考のパターンが増えたことで、何かを施策を考えたり結論を下す時に考えられる選択肢が多くなったように思います。
例えば、クライアント対応において、1年目だったら1つの解決策しか思い浮かばなかったであろう場面でも、今では複数の選択肢を提示できるようになり、より最適なものを選べるようになっていると思います。
荒木:時間の使い方ですね。1年目のころはすべての仕事を時間をかけてMAX完成度の素晴らしいアウトプットを出そうとしていて、とにかく効率が悪かったんです。時間は有限だと知ってはいましたが、なかなか意識することができませんでした。
まだ発展途上な部分はありますが、1年目と3年目の現在では“時間”に対する意識が変わりました。業務に取り組むときには「もっと効率の良いやり方があるのでは」と自分に問いかけ、常に考えながら行動するようにしています。
その結果、1年目の自分と比較すると、効率良く、質の良いアウトプットが出せるようになったと思っています。
ーお二人にとってペア長・ペアっ子はどんな存在でしょうか?
布施:パートナーでありライバルなのかなと思います。わからないところは教え合うなどして切磋琢磨しつつも、負けたくない存在でもあるなと思います。
荒木:特にペアっ子の立場でいうと、自分を奮起させてくれる存在です。仕事のやり方だけでなく対仕事の考え方なども伝えてくださって、それに共感できる部分が多いので、「自分もこうなりたい 」「もっと頑張らなきゃいけない」と思っています。布施さんは尊敬できるペア長なので、そんな人の知見知識を盗んでやろうという気持ちでペアっ子をやっています(笑)。
布施:負けていられませんね!私ももっと頑張ります(笑)。
ー最後に、これからNDPマーケティングの入社を考えている方へメッセージをお願いします。
布施:NDPマーケティングには、のびのび仕事ができて成長できる最高の環境があります。また誠実に仕事に向き合っていれば必ずチャンスをくれる会社です。
そんな最高の成長環境でともに成長し、一緒に最強の会社を目指しましょう。ご応募と挑戦を待ってます!
荒木:私は「自分が変化し続けられる環境だと感じたから」という理由でNDPマーケティングに入社しました。そして3年目を迎える現在、その環境を実感しています。
NDPマーケティングは成長意欲があれば、いくらでも自分を成長させられる会社だと思っています。大きく、そして難易度の高い仕事に挑戦してみたいというチャレンジ精神、成長意欲のある方、ぜひ一緒に働きましょう!
皆さんのご応募お待ちしています!