クリエイターの夢を市場の価値に──。設立2年目となるクリエイター エージェンシー「WOWs」は、クリエイターが活躍する機会を次々につくり、クリエイターらしい表現や夢の実現に力を尽くしています。
WOWsで4組のクリエイターのエージェントを務める廣瀬も、そのひとり。もともとクリエイター志望だった廣瀬は、就職をきっかけにクリエイターを支える立場へと転身。「不完全燃焼で終わった自分の夢を、クリエイターに叶えてほしい」という強い思いを持ちながら、日々の業務に奮闘しています。
そんな廣瀬がエージェントとして大切にしていることとは?エージェント業務のとある1日について聞きながら、WOWsチームの魅力について取材しました。
※WOWsでは、クリエイターの成長を見据えたマネジメント業務を行う担当を「エージェント」と呼んでいます。
▼プロフィール:廣瀬 美波(ひろせ みなみ)
10代の頃にクリエイターとして活動。その後、化粧品メーカーに入社しSNS運用を担当、TikTokマーケティングに従事する。「もっと深くクリエイターと関わる仕事をしたい」と転職を決意。2025年2月、Nateeの「WOWs」にエージェントとして入社。現在は4組のクリエイターのマネジメントを担当している。
クリエイターと真摯に向き合うWOWsのエージェント
━━廣瀬さんはNateeに入社する前、どんな仕事をされていたのでしょうか?
前職では、化粧品メーカーでSNS運用を担当していました。TikTokで活躍するクリエイターと仕事をする機会があり、彼らと接する中で「もっと深くクリエイターと関われるような仕事をしたい」という気持ちが芽生え、転職活動を開始しました。
━━なぜWOWsにジョインしようと思ったのでしょうか?
WOWsのみなさんとの面談で「このチームで一緒に面白いことをしたい!」と思えたからです。特に代表統括を務めるJackさん(李)との一次面接はわくわくして楽しかったですね。特に「今WOWsで働いている人達は、みんなクリエイターが好きだから忙しくても頑張れる」という言葉が印象的でした。「WOWsなら絶対に楽しく仕事ができる」と確信し、2025年2月にジョインしました。
━━現在の廣瀬さんの役割、業務内容について教えてください。
現在はエージェントとして、さまざまなジャンルの4組のクリエイターマネジメントを担当しています。
主にエージェントの仕事は、
- 案件進行管理/スケジュール管理
- 営業活動
のふたつに分かれます。クリエイターの活動を全方位で支えつつ、彼らの魅力を最大限引き出せるようにマネジメントを行っています。
━━WOWsのエージェントならではの特徴はありますか?
代表がいつも口にしている言葉に、「WOWsのエージェントは、クリエイターの表現や夢を言語化し実行する代理人である」というものがあります。倫理規範の範囲内であれば不必要にクリエイターの活動を縛らず、彼らの夢を叶えるサポートをすること。そんなクリエイターファーストのスタンスこそが私たちの存在意義だと思います。
そのためには、クリエイターを深く理解することが欠かせません。日々の活動に同行したり、定期的にヒアリングを重ねたり。毎日のSNS投稿も欠かさずチェックするなど、誰よりもクリエイターと向き合うようにしています。
クリエイターのエージェント業務を担当する廣瀬の1日の過ごし方
━━廣瀬さんの1日のスケジュールについてお聞きします。午前中はどのように仕事に取り組んでいますか?
9時頃からリモートで業務を開始し、メール返信やタスク整理などに取りかかります。タイアップ案件の資料提出が午前中までということも多いため、オリエンシート内の記載項目に抜け漏れがないか、確認作業も並行して行います。それらがひと段落したら出社し、午前中はクリエイターとの1on1に時間を費やします。
━━「クリエイターとの1on1」では、どんなことを話しているのでしょうか?
そのときに応じて変わるのですが、SNSのトレンドや、クリエイター自身の“伸びやすい”動画についてヒアリングすることが多いですね。またクリエイターのSNSに寄せられたコメントから、「こんな商材なら反響が良さそうですね」といった形で、クリエイターの新たな可能性を模索しています。
時には代表も加わり、直近の案件にかかわらず、今後のビジョンやキャリアについて話し合うこともあります。クリエイターの考え方や価値観は変わることがあるので、彼らの変化を事前に確認できるよう、こまめなコミュニケーションを心がけています。
━━午後には、「代理店や媒体社(メディア)への往訪」とあります。どんな目的があるのでしょうか?
代理店やメディアは、プロモーションで起用するタレントやクリエイターのキャスティングの役割を担っています。週に2回ほど彼らのもとを訪問し、WOWs所属クリエイターのプレゼンテーションを行うことで案件とのマッチングを図ります。クリエイターはそれぞれ独自の強みを持っているので、「このクリエイターは日用品ジャンルが強い」「このクリエイターは美容ジャンルの訴求力が高い」といった話をします。
同時に、キャスティング側の課題や目標のヒアリングも行っています。どんな案件があるのか/どんなことを求めているのかをお伺いし、WOWsのクリエイターが具体的に貢献できる点を考え、ディスカッションします。
ときにはクリエイターが同行することも。本人がその場にいることで、熱量や瞬発的なアイデアがクライアントに伝わり、案件獲得の大きな後押しになります。
━━代理店やメディアへのヒアリングを経て、クリエイターとともに施策内容を詰めていくんですね。
はい。施策ごとに詳細な要件があるため、オリエンシートなどを確認しながら、クライアントの意向や認識に齟齬が生じないよう努めます。クリエイティブの方向性を決める大事な時間ですね。クライアントの意向とクリエイターの表現のバランスを取るのは難しいですが、双方の考えを聞きながら施策を詰めていきます。
━━WOWsは雰囲気が良いことはチーム外から見ていても感じます。定例MTGでは、どんなことを議論するのでしょうか?
WOWs全体の定例MTGでは、それぞれの進捗を報告し合うと同時に、目標達成に向けて何をすべきかを議論します。また、クリエイターとのコミュニケーションにおいて生じる様々なケースや課題に対し、「もしあなたが同じような状況になったら、どう対応しますか?」といった形で意見交換します。各自の経験を共有しながら、より良い対応策を講じるようにしています。
失敗を否定するのでなく、「同じことを繰り返さないためにはどうすれば良いか」といった観点で話し合えるので、とても心強いですね。
また、金曜日の夕方には、1週間の動きをそれぞれ共有するほか、代表や先輩社員の仕事に対するマインドを聞いたり、他のメンバーの得意なことやクリエイターとの向き合い方について話し合ったりしています。みんなが同じ方向で仕事に臨んでいると感じられるので、モチベーション向上につながりますね。
担当するクリエイターがトム・クルーズと出会う
━━WOWsで、これまで最も印象に残っている仕事は何ですか?
担当するクリエイターのアヤノダガネが、映画『ミッション:インポッシブル』のプロモーションに携われたことです。主演のトム・クルーズをはじめ、多くのキャストと関わることができました。
https://www.instagram.com/p/DJeUDt2ym7C/?img_index=1
https://www.tiktok.com/@ayanodagane32/video/7502771098669370632
彼女は以前から「映画の仕事をしたい」と話しており、その熱量がクライアントにも伝わり、夢が叶った瞬間でした。雨が降る中での撮影でしたが、苦労の末に完成した動画は、コメント欄に多くのファンから応援が寄せられました。
クリエイターの夢を叶えることで、その先にいる多くのファンを喜ばせることができる。改めてエージェントの仕事のやりがいを感じましたね。
━━クリエイターとファンの喜びが、廣瀬さんのやりがいにつながるんですね。
そうですね。クリエイターの喜びがファンに伝わり、それがコメントなどのリアクションとしてクリエイターに返ってくる。とてもポジティブな循環だと思います。
クリエイターは華やかにみえる一方で、ものすごく“根性”が必要な職業なんです。彼らは細かくスケジュールを考え、新しい動画やクリエイティブを生み出すために、いつも自分自身と向き合っています。
私自身、かつて個人でクリエイター活動をしていたこともあり、その大変さは身に染みてわかっているつもりです。プレッシャーを背負いながらも自己表現に邁進する彼らのことを心からリスペクトしているので、私もしっかりとサポートしたいと考えています。
━━忙しい日々だと思いますが、リラックスできる時間はとれていますか?
平日は何かしらの仕事に追われているので、休日にリラックスするよう努めています。
友達と遊んだり、趣味である野球観戦に行ったり。絵を描く時間も良い気分転換になります。なるべく仕事から離れ、メリハリをつけるようにしています。
エージェントは、クリエイターの人生を背負っている
━━廣瀬さんの今後の目標について教えてください。
クリエイターがSNSタイアップだけでなく、より幅広い分野で活躍できるよう、エージェントとしての力をつけていきたいです。クリエイターの「やりたい」が叶う場をもっとつくっていきたいですね。
━━そのために、どんなスキルを伸ばしたいと考えていますか?
まずは営業力です。エージェントの私が案件を獲得することで、クリエイターは自身の挑戦に向き合う機会を得られるからです。
そのためには、代理店やメディアが求めることを理解し、それを具体的な形に提案できるような力も必要だと思います。相手の言葉から潜在ニーズを引き出し、多くのアイデアを提案できるようなエージェントになれたらと思います。WOWsには営業力のある先輩が多く在籍しています。彼らから学び、私も成長していきたいと思います。
私自身の成長が、ひいてはWOWsの事業成長にもつながっていくはずです。私が成長することで、WOWsをさらに大きくしていきたいですね。
━━WOWsへの思いも感じます。これからWOWsに加わるのは、どんな方が良いと思いますか?
クリエイターに愛を持って接することができる方です。クリエイターを「商材」としてでなく、ひとりの人間として、彼らの「やりたいこと」を真剣に考えられる方と一緒に働きたいですね。
そういったスタンスでクリエイターと向き合えれば、「こんなことができたらもっと良くなるんじゃないか」「こんなことを一緒に叶えたい」という具体的なイメージも自然と湧いてくるでしょう。エージェントは、クリエイターの人生を背負っている存在ともいえます。良いときも悪いときも、クリエイターの活躍を共に描ける方に、WOWsの仲間になってほしいですね。
━━WOWs/Nateeでは現在、採用活動を強化しています。転職を検討されている方にメッセージをお願いします。
WOWsは少数精鋭のチームで、誰でも意見を言い合える風通しの良い組織です。裁量を持って働けるので、クリエイターのマネジメントに留まらず、自分が「やりたい」と思ったことにはどんどん飛び込めるし、それを温かく見守ってくれる上司もいます。ゼロからイチを作り上げていきたい方や、市場を切り拓いていきたいという方には合うと思います。ぜひ、WOWsに来てください!