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領域を超えた挑戦と活躍で、社内アワードMVPを受賞したリードエンジニア

猪狩 拓也 Takuya Igari
技術部 エンジニアリング統括グループ 兼 クライアントエンジニアリーダー

25歳のとき、ゲーム業界へ。はじめは未経験プランナーとしてマスターデータの設定・イベント企画などを担当。参画から1年後、エンジニアへとキャリアチェンジし、クライアントエンジニアとしてのキャリアをスタートする。2019年にマイネットに入社してからは、クライアントエンジニアとして開発実務を担いつつ、サーバー・インフラ領域へもチャレンジし、現在はエンジニアリーダーとして担当ゲームタイトルの開発及び他ゲームタイトルのサポートを行う。

マイネットの表彰制度「MYNET GROUP AWARDS」とは


半期に一度たった1名が選ばれる、最も活躍した社員へ送られる「グループMVP」

「MYNET GROUP AWARDS」とは、ミッション・バリューを体現し「目標達成」「長期発展」に貢献したメンバーやチームを半期ごとに表彰する制度です。

クライアントエンジニアという職種にとらわれず、領域を超えて様々なプロジェクトへ活躍の幅を広げている猪狩さんは、300名を超えるマイネットグループのメンバーから、たった一人だけが選ばれるMYNET GROUP AWARDS最高の賞「グループMVP」を受賞。

今回はその栄光を手にするに至った仕事に対する想いや心構えに迫ってみました。

活躍の領域を広げ挑戦をつづけた半年間、「技術」を軸とした社内外への貢献を評価


「自分は全然まだまだだと思っていた」複数のチームで活躍するエンジニア

グループMVPの受賞、おめでとうございます!率直に、受賞されたご感想を教えてください!

受賞発表のときは、本当に驚きました。
エンジニアのチャットグループで「え、うそ」と送ったのを覚えています(笑)

正直、自分は全然まだまだだと思っていたんですよね。
私が所属する技術部の部長、堀越さん(※執行役員 技術部長)の技術サポートのスピード、課題解決力を間近で見させていただいているので、私なんかまだ、という気持ちでした。

そうだったんですね!
この半期、特に意識されていたことはありますか?

エンジニアメンバーの育成にトライしました。
チームアップ当初は私が移管対応を初めて経験するタイミングだったこともあり正直何をしたらよいか全くわからなかったんですが、
ひたすらがむしゃらに、目の前に落ちているボールを拾い続けてやれる限りのことをやってきた、という感覚でした。

ただ、何かしらの方針や道しるべがないと、どうしたらいいかわからなくなる瞬間というものもたくさんあると感じています。私自身の「いろんな職種を経てどんな担当の人とも話せるようになった」という経験から、メンバーにも同様の経験を積んでもらいよりチャレンジングな環境にしたいという思いがあり、改めてエンジニアメンバーの育成をやろうと決めました。

実際に育成に取り組まれて、いかがでしたか?

口頭で「育成します」というのは簡単ですが、実際なあなあになることも多いと思ったので、
メンバーそれぞれと会話しながら半年間の目標をすり合わせて、成長目標シートを作成しました。


※実際に使用していた成長目標シートの一部です。


その結果、今までサポートが必要だったメンバーが大きな開発をやり遂げたり、自走できるエンジニアが増えてくれたことで私自身が他のプロジェクトへのサポートに入りやすくなったりと、好循環を生み出すことができました。

今回の受賞コメントにもありましたが、猪狩さんは本当に多くのプロジェクトで活躍をされている印象が強いです。
幅広い領域で活躍するコツはなんですか?

私の強みは、わからないことに対して0からのスタートでも、いろんな人から教えてもらったり自分で調べてみたり、「いろいろやってみる」を繰り返し続け、最後までやり切れることだと思っています。

「わからないこと」は傍観していても頭に残りません。
例えばスマホのOSやUnityの更新で生じるエラーに対して、はじめは知らなくても様々なプロジェクトの課題解決に介入し、経験として身に着けることで自分の力になっていくのを感じました。
なので、積極的に動いて自分の経験にして、その経験をほかのプロジェクトにも活かす。このサイクルを作ることがすごく大切だなと考えています。

活躍は社内にとどまらず、「業界の技術発展」をテーマに初登壇へ

社内での活躍も素晴らしい半期でしたが、『Softbank World』への登壇をはじめ、社外での活躍も多かったですね!

そうですね。
堀越さんが「こんなのやってみる?」というのをチャットで定期的に発信されていて、
手を挙げたもの勝ちの世界なので、私は積極的に手を挙げるようにしていました。

猪狩さんは登壇経験がそこまで多いイメージがなく、お話しされた領域も主務のクライアントではなくインフラ側がテーマでしたが、抵抗はありませんでしたか?

なかったですね。
個人的に、自分の中でわかる、知っているということだけをやり続けることの方が抵抗があるんですよね。
今回の登壇のように、未経験の領域への挑戦を続けていた方が自分の経験も広がって成長できるという実感が得られるので、どんな仕事でも積極的に取りに行くようにしています。

その点、今回の『Softbank World』への登壇は私にとってありがたい経験でした。

プランナーからフルスタックエンジニアへ、挑戦を続ける理由


挑戦のきっかけは「このままじゃ嫌だ」という気持ち

猪狩さんといえばご自身の担当領域を超えてチャレンジをし続けられている印象が強いですが、挑戦し続けるモチベーションの根源は何ですか?

これまでのキャリアも大きく関係しています。私は元々ゲーム業界未経験で転職をして、プランナーからこの業界でのキャリアをスタートしています。
ただ、プランナーとして日々業務をしていく中で、エンジニアさんとうまく連携が取れずにお願いしたものと全く違うものが上がってきたり、結構怒られたりもしていました。
また、エンジニアさんとお話しているとき、専門用語が多すぎて何の話をしているのか全く理解できなくて、私はそれがすごく嫌でした。

この「このままじゃ嫌だ」という感情をきっかけに、じゃあ自分でやってみようと思い立ち、エンジニアさんからアドバイスをもらってデータの自動反映システムみたいなのを作ってみたんです。
そしたらエンジニアさんたちがものすごく褒めてくださって、正直めちゃくちゃうれしかったんですよ(笑)
それが私のエンジニアとしてのスタートですね。

最初はクライアントエンジニアとしてスキルを身につけましたが、障害対応であまり役に立てることがなく「なにかできないかな」と思い、マイネットに入社してからはサーバー・インフラの経験をさせてもらって対応領域を増やしました。

エンジニアリング統括グループ(※)に参画させてもらってからは、利用規約基盤のインフラ構築やサーバ移設、他プロジェクトで発生した技術課題のサポートなど、本当に幅広く取り組ませてもらっています。

※エンジニアリング統括グループ:マイネット運営のタイトルで生じる技術課題の即応部隊。社内で選りすぐりのエンジニアが所属し、多くのプロジェクト技術課題・育成課題解決をサポートしている。

なぜそこまで挑戦を続けられるのでしょうか?

「自分の駄目だなと思うところを改善したい」「性格的にステイが嫌い」の組み合わせの結果かなと思っています。とりあえず保留とか、いったん待ちとか性格的に耐えられないんですよ(笑)
それが結果として、自分が何か駄目だなって思ったことに対して行動をし続けられているのかなと感じています。

打倒技術部長!技術を探求し続け、開発を楽しむ

現在進行形で活躍範囲を広げ続けている猪狩さんの、今後の目標を教えてください!

具体的にどうなりたいとかはまだないんですが、今は堀越さんへのあこがれが強いですね。
社外の方とお話しする機会では広く深い技術の話をされつつご自身の考えもお伝えされていたり、一緒に仕事していてかっこいいなと思います。
私じゃまだまだ理解が追いつかない話もたくさんあって、やっぱり「私もこうなりたい」という思いが強いです。

それで受賞コメントの際に「打倒堀越さん!」とおっしゃられていたんですね(笑)

そうですね(笑)

最後に、読者に向けて、猪狩さんがエンジニアとして大切だと思うことを教えてください!

「経験は力なり」というのを特にお伝えしたいです。
エンジニアの仕事だけに限る話ではないですが、チャレンジを重ねれば重ねるほどわからないことがたくさん出てくるものだと思います。
ただ、そこであきらめたり投げ出したりしないで、時間をかけてでも実際に自分で手を動かして知識を広げること、そしてそれを繰り返すことを続けていれば、必ず自分の成長につながります。

私もこの半期、メンバーとしていろんなプロジェクトに積極的に入って、手を動かして経験を積んだ結果、自分の糧になってできることが増えました。

マイネットはそれができる環境だと思うので、多くのチャレンジを共にしてくれるメンバーと一緒に働けたら嬉しいです!


ありがとうございました!

※メンバーの所属組織およびインタビュー内容は2023年5月時点のものになります。

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