ユーザーの声を何より大事にしながら、サービスを価値のあるものへと成長させている石水さん。未経験の仕事を挑戦し続けられる背景には、今までの経験と新しいことを楽しめるマインドがあったからこそ。
管理栄養士から大胆に転身した現在の想い、そして今後の展望など石水さんのストーリーをお伝えします。
石水里佳
大学卒業後、病院で管理栄養士として勤務。結婚を機に退職し、縁があってみんせつに入社。幼少期から続けている書道を活かして、師範としても活動中。趣味は、食べ歩き・飲み歩き!時間があればグルメサイトやInstagramなどを見たりとアンテナを張っています。
変わらない原動力は「誰かの役に立ちたい事」
- みんせつに入る前は管理栄養士として働いていたのですね
はい、きっかけは祖父が糖尿病で食事指導を受けていた中で、食事から病気を治療する事の重要性を知ったことです。その場だけの指導ではなく、患者さんとしっかり向き合っている姿を見て、自分も治療の一翼を担いたいと思いました。「食」について知る事は、栄養素だけを勉強するのではなく、調理・食育・テーブルマナーなど、幅広い知識が必要ですが、元々食に関する事に興味を持っていたというのも大きかったと思います。
管理栄養士の資格取得後は、病院で勤務していました。当時、管理栄養士が病棟に行く機会はがあまり無かったので、患者さんやそのご家族にお会いしてご挨拶をしても、認知されていないことが多かったのですが、積極的にコミュニケーションを取って、患者さんの本心を聞きだしつつ、必要な栄養管理をお伝えし、行動変容を促しながら指導を実施していました。また、病院は大きな組織なので各部署や職種の縦割りが明確になっています。その一方で、チームで患者さんを支えていく必要があるので、院内の行事に積極的に参加したり、カンファレンスで必要な情報を他職種に共有することで、職種や部署を越えた交流ができるようになっていました。
患者さんとしっかり向き合って栄養改善に努めたこと、そして横のつながりを大事にしてチームで動いた経験は、今の業務に生きていると感じます。
- 管理栄養士からみんせつに入社しようと思ったのはなぜですか?
みんせつで働いている友人に、「病院で培った経験を活かしてみないか」と声を掛けてもらった事がきっかけでした。いわゆるリファラル採用です。
医療業界しか知らなかったので、新しい世界に飛び込むのは少し不安がありましたが、みんせつについて説明を受けた時に、資本市場で働く人達の役に立っている事を理解し、形は違いますが最終的には人助けになる仕事だと感じました。さらに、リモートワークが可能でフレックス制という事もあり、自分のライフスタイルに合わせて働く事ができる点が決め手となりました。
入社して気づいたのですが、みんせつはリファラル採用の方がとても多いです。みんせつで働いているメンバーは、自社の組織や働き方、そしてサービスに自信を持っている証拠だと実感しています。
何事にもしっかり向き合って相手の本質を理解する
- 現在、取り組まれているお仕事について具体的に教えてください。
私は、上場企業のIR担当者に活用いただくサービスに携わっています。具体的には、Zoomのウェビナーサービスを活用した決算説明会の運営をサポートしています。各企業の特色や要望をしっかりヒアリングしながら対応しています。当日はIRの皆さんが決算説明会に集中していただけるよう全力でサポートしています。日程調整や細かい作業などがあり、決算説明会が集中する繁忙期は、やることが多くて息つく暇もないですが、各企業の担当者に喜んでもらえると、一気に疲れが飛んでいきます。
また、IR担当者向けのみんせつ主催のセミナー運営にも携わっています。みんせつでは、メンバー同士がそれぞれの業務内容や状況などを、意識して見守っているので、必要であればすぐにサポートをしてくれたり、アドバイスをもらえるのが心強いです。また、自分の得意分野を見極めて新しい仕事を依頼されたりするのは、頼られていることを実感できる環境だと思います。
- お仕事のやりがいはどのような所ですか?
やりがいは、形の無いプロジェクトをゼロから作り上げていき、自分で考えながら必要な材料を揃え、チームで話し合いながら作業を効率化させつつ、軌道にのせることです。また、ユーザーの声を真摯に受け止めて、しっかりPDCAを回してサービス改善に取り組み、ユーザーの皆さんに嬉しいフィードバックをいただけた時はやりがいと併せて、達成感を感じます。
挑戦がとにかく楽しい、自分の成長を感じる日々
- みんせつに入って良かったと思う点はどこですか
知らない世界に入って視野が広がった事です。大学で食物栄養を専攻した時から、自分はこの先ずっと医療業界で仕事を全うすると思っていましたが、こうしてみんせつに入社して、新たな分野に挑戦をする事ができています。また、資本市場についても興味を持ち、学ぶきっかけをもらえた事は自分の成長にも繋がっています。
- 今後の目標をお聞かせください。
入社当初は、資本市場に関する知識はゼロからのスタートでしたが、現在は業務をしながら知識を吸収しています。今後は、もっと踏み込んで資本市場の全体像を理解して、自分でも新たなサービスを提案できるように成長していきたいです。みんせつでは、社員の「やりたい」を尊重してくれるので、どんどん挑戦をしていきたいです。そして、「みんせつのサービスを利用して良かった」と言ってもらえるような会社を作れる一員になりたいと思います。