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「感染症が人と人を遠ざけることのない未来」を実現します。~災害時、水が使えない避難所での感染対策を~

PRTIMESのApril Dreamプロジェクトに掲載されました。このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。


当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。

このプレスリリースは「株式会社モレーンコーポレーション」の夢です。

◆能登半島地震での「感染対策」における現実

大きな災害が発生すると避難所が設けられますが、そこでは感染症が発生します。2024年、モレーンは災害支援チーム「MDAT(モレーン災害支援チーム)」を派遣し、能登半島地震や豪雨災害を含む計8回の現地支援活動を実施。そこで多くの方々がさらなる苦境に立たされる現実を目の当たりにしました。



特に高齢者が多い避難所では新型コロナウイルス、ノロウイルス、インフルエンザの3つが同時に発生するケースが多く、私たちが支援を行った場所も同様の状況でした。今回の災害支援活動は私たちの企業精神を象徴するものとなり「私たちが何者であるか」を思い出させるものでもありました。

◆物資到着までの「感染症発生」を少しでも抑えるために

震災時には多くの物資が必要となりますが、実際に被災地に届くまでにはタイムラグが発生します。大規模な震災等が発生すると交通網が破壊、遮断されることにより、物流が機能しなくなるので必要な物資が届かなかったり、大幅な遅延が発生します。

このタイムラグの間、一定の感染対策ができる備蓄用のキットがあれば、感染症の発生を少しでも抑えることができるはずです。

そこで私たちは支援活動の経験を通じて新たに「災害時感染対策備蓄キット」、「嘔吐物処理キット」を開発しました。


これらのキットは、災害時の水が使えない状況下、避難所など多くの人が集まる空間の感染対策に役立つものです。既存の市販キットは使い方が複雑なものも多くありますが、私たちのキットは医療従事者だけでなく、自治体職員や一般の方でも簡単に使えることにこだわりました。

◆「本当に必要なもの」を創り上げる

2025年は世界、日本、そして医療の現場にとって大きな変革の起点になる年だと思います。地球温暖化や地政学的な緊張、自国第一主義の台頭といったさまざまな課題が深刻化する中、少子高齢化や医療現場の人手不足、経営危機など、国内の課題も深刻さを増しています。

感染対策は感染症の拡大を防ぐだけでなく、病院や施設の経営を安定させ、院内や施設内感染によるコストや訴訟リスクの削減、評判の向上、従業員のエンゲージメント向上など、ポジティブな影響をもたらします。

加えて、私たちの業界も歴史的円安や物流コストの高騰など、決して楽観視できる状況ではありません。しかし、こうした厳しい環境下だからこそ、私たちの存在意義が一層明確になります。

患者さんや医療従事者の方々にとって「本当に必要なもの」を創り上げること、そして支持される製品やサービスを提供するために考え抜く姿勢こそが、私たち自身の成長につながると確信しています。私たちがコロナ禍や大規模災害であらためて考え、原点として立ち返ったのは「人と人が触れ合えず、警戒し合うなんて悲しい。人と人が信じ合い、つながり合う。そんな世界をつくりたい。」という強い想いでした。

モレーンはビジョンである「感染症が人と人を遠ざけることのない未来を実現する」を単なる夢ではなく、本気で実現するために、今後も全力で取り組んでまいります。





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