こんにちは!
MOON-XのSCM(サプライチェーン)本部で部長を務めているtokuです!
いつもMOON-Xのnoteを読んでいただき、ありがとうございます。
「SCM」と聞いて、何それ?と思った方も、今現役のSCM所属の方も他社とは一味違うMOON-XのSCMの面白さを正直にお話しできればと思いますので最後まで読んで頂けると幸いです。
toku MOON-X Japan SCM部門 部長 2012年よりコスメECベンチャー企業にてバイヤーとして海外ブランドの国内立ち上げや販促企画を担当した後、外資系産業ガス会社にて国内の営業所統廃合プロジェクトや新規R&D施設の開設を経験。その後、ネスレ日本社のSCM部にて、EC物流における自動化倉庫の立ち上げやコスト管理を推進。前職のギフト専門のEC運営会社ではバイヤー兼売上責任者として、事業成長およびキャッシュフロー改善を牽引。2024年8月にMOON-Xへ入社。2026年1月より現職。
目次
- 一味違うMOON-XのSCM
- 「1社」やるのと「複数社」やるのは、まったくの別物
- 「統制と生産性」という、終わりなき攻めのテーマ
- 一緒に仕組みを作る、仲間を募集中です!
1. 一味違うMOON-XのSCM
過去にいくつかの会社を経験してきましたが、前職の事業モデルは大手ECプラットフォームのような総合型のモールでした。非常に面白い事業モデルでやりがいも有りましたが、消費者の需要がどんどん細分化していく中で、後発の総合型モールというモデルだけでは、消費者ニーズをカバーしきることに限界があるのではないか、と感じるようになっていました。
そんなときに出会ったのが、MOON-Xの事業モデルでした。
ニッチな需要に深く刺さるブランドを、共創型M&Aで一つのポートフォリオに束ね、成長させていく事業モデルに惹かれて入社を決めました。
ただし、M&Aを通して急成長する中で当然課題も出てきます。ブランドが増えるということは、まったく異なる事業会社の業務が、そのまま増えていくということ。
この複数の事業会社の情報と物流を仕組み化して統制と生産性を両立させる難題にどう向き合うかこそが、現在の私たちSCM部門のミッションです。
2. 「1社」やるのと「複数社」やるのは、まったくの別物
入社後はPMI業務などを経て、現在は3事業部のSCM業務に携わりながら、基幹システム刷新・内部統制強化プロジェクトのPMを兼務しています。
もともと私は監査対応や、前職(MOON-Xと同じくスタートアップでした)での上場監査にも一部対応してきました。生産性と統制の観点から基幹システムの要件定義や業務プロセスを設計する領域は社会人になってからずっと向き合ってきたテーマではありました。
ただ「1社やる」のと「複数社やる」のは、まったくの別物です。
当然ですが今MOON-Xとして一つになっている会社も、元々は別々の歴史を持った会社です。業務のルールやツールも会社の数だけ存在します。またM&AはMOON-Xの戦略の中核にあり、これからもグループ会社は増えていく見込みです。社内でもよくカオスという言葉が使われますが、本当にそれはその通りだと私自身感じています。
ただ決してそれはネガティブなものでは有りません。MOON-Xのカオスは、業務が破綻して生まれたものではなく、事業の成長スピードが、仕組みの整備スピードを上回っているからこそ生まれる、いわば「成長の副産物」です。次々と新しいブランドが仲間に加わり、事業が広がっていく。その勢いが先にあって、仕組みが追いかけている──それがいまのMOON-Xの状況だと私自身は考えていますし、自分の現在の仕事は「成長が生んだ複雑性を、統制と生産性を両立させる仕組みに変換していく」仕事です。
業務標準化・ツール導入・組織設計を、バラバラにではなく同時に設計していく。単一事業では味わえない面白さがあると思っています。
3. 「統制と生産性」という、終わりなき攻めのテーマ
私はMOON-Xに入社する以前、SCMとして、当時の上司のもとで限界ギリギリのコスト削減に挑戦したことがあります。
一方で、売上部門にいたときには、前年比200%超という高い目標を背負ったこともありました。どちらも非常にチャレンジングな経験でしたが、当時の私は「売上を伸ばすほうが、よりエキサイティングで大変だ」と考えていました。
理由はシンプルです。どれだけストイックにコストを削減しても、物理的な限界(ゼロ以下にはできない)があります。一方で売上は、市場のシェアを取り切るまで、青天井に目標が伸びていく感覚があったからです。
しかし、MOON-Xに入社して「統制と生産性」というテーマに取り組んでいるいま、その認識はガラリと変わりました。このテーマもまた、売上を伸ばすのと同じくらい奥が深く、そして限界の無いテーマだと考えるようになりました。
とりわけ、AIの登場で働き方そのものが変わりつつあるいま、「一人あたりの生産性をどこまで高められるか」は、どの会社にとっても避けて通れない問いになっています。「社員一人あたりの売上が5億円あれば生産性が高い」そんな基準がよく語られますが、AIを前提にすれば、この数字もこれから塗り替えられていくはずです。
そして、スタートアップであるMOON-Xは、その基準を「塗り替えられる側」ではなく、「塗り替える側」に立つべきだと、私は思っています。
統制と生産性の両立は、利益創出の為の天井のない攻めのテーマだと考えています。
実際にMOON-Xでは、人に依存している運用を、仕組みとテクノロジーに置き換えていくことに全社で本気で取り組んでいます。
SCM領域でもすでに、出荷データと実績データの自動突合、発注書PDFの自動読み取り・転記、車両手配メールの自動作成といったAI活用が現場で動き始めています。経営直下で全社のAI活用を推進する「Project MAX」にも、SCMのメンバーが初回ワークショップから参加しました。
(※詳しくはこちらのストーリーをご参照ください:https://www.wantedly.com/companies/moon-x/post_articles/1090089)
4. 一緒に仕組みを作る、仲間を募集中です!
このような背景で、現在「統制と生産性」というテーマに本気で取り組んでいる訳ですが、この先もブランド事業は増え、事業の複雑性は増していく見込みです。つまり、仕組みで解くべきお題も増え続けます。
「1社のSCM」ではなく、「まったく異なる複数のブランドを横断して、標準化・最適化する」。こんな経験ができる場所は、そう多くありません。決まったやり方やレールがまだ引かれていない領域が多いからこそ、自分の設計がそのまま会社のインフラになる。「統制」と「生産性」を両立させる仕組み作りに、当事者として関われる絶好のタイミングです。
そんな中いま私たちは、一緒に仕組みを設計してくれる仲間を探しています。
こんな方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています!
- 属人化した現場を、標準化・仕組み化していくことに面白さを感じる方
- ベンチャーと大手の両方、あるいは立ち上げ・変革フェーズを推進した経験のある方
- 事業会社のSCM/ロジ/購買/MDでマネージャー・リーダーを経験し、より大きな裁量と非連続な成長を求めている方
- 「あるべき論」より「前に進める一手」を選べる、カオス耐性のある方
一つでも「自分のことかも」と思っていただけたなら、ぜひご応募お願いします!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※ この記事は、2026年7月24日にnoteに投稿した記事の転載です。
元記事はこちら:https://note.com/moonx/n/nb2551c96cce9