▼秋吉夏美プロフィール
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モンスター・ラボに入る前のこと
小学生の時に初めてホームページを作りました。そこから、ITの世界に魅了され、大学でも情報工学を学びました。
就職をする時に、想いとして一番強かったのは、「ITによって人々の生活を豊かにしたい」ということでした。
都心では、ITによる色々なサービスが日々普及していますが、私が育った田川という福岡県の小さな町では、そもそも「ITってなんですか?」から始まる会社、人がまだまだ多い。生まれ育った大好きな町を、自分の力で少しでもより良くすることができるだろうか。
そんな想いで、地元の小さな10人ほどのIT企業で、新卒から5年間働いていました。
地元の企業や商店に対し、パソコン教室の開講等によるIT導入支援を行ったり、地域貢献のための観光雑誌を制作したり。コーポレートサイト制作ではディレクター、フロントエンド系の開発を行うなど、ITに関することはなんでも行っていました。
「ITのお助け屋さん」的な存在の会社でしたが、人数が少ないので、なんでも自分でやらなきゃいけない。
でも、それが自信になりました。
わからなければ、とことん調べる。わからないなりに、答えを出してみる。その繰り返しで、少しずつ、地域や人々に対し「貢献できるようになった」との実感が持てるようになりました。
充実した日々を過ごしていましたが、
「一人だったらある程度なんでもできる、と思っているけど、チームの一員になった時、自分はどれだけの貢献ができるんだろうか。」
「一人でできることには限りがある。もっと、大きな組織に所属し、チームの一員として、何か大きな プロジェクトを成し遂げてみたい。」
と考えるようになりました。そんな想いが強まった時、モンスター・ラボ、ダナン拠点からご縁をいただき、
ここならやりたいことが叶えられる!と考え入社を決めました。
現在のこと
現在は、15名程のチームで、日本のクライアントとベトナム人エンジニアとの間をつなぐ、BA(ビジネスアナリスト)として働いています。業務内容は多岐に渡りますが、私の携わっているプロジェクトでは、日本のクライアントがイメージしていることを正しく仕様に落とし込み、エンジニアに伝えることが主な業務です。
苦労したこと
苦労したことは、やはり認識齟齬や価値観のギャップが発生しやすいこと。
現在クライアントの勤怠管理システムの開発を行っているのですが、その仕様には日本の法律や文化も 含まれているので、根底から正しく理解し、開発側に伝える必要があります。
例えば、「フレックス勤務」という定義はベトナムにはないので、その概念をありとあらゆる方法を使って説明します。
英語はもちろんのこと、紙とペンを使って図を描いてみたり、仕様書を使ったり、写真を見せたり。
どうすればわかりやすく伝わるか、どうすればエンジニアにとって開発しやすいか。毎日考えながら、 丁寧にコミュニケーションを行うようになりました。
海外での仕事とは、言葉も文化も違う人々と働くということ。今までは当たり前だと思っていたことが、そうでない事も多く、何もかもに刺激を受ける毎日です。
チームで働くことの楽しさ
ここで働くきっかけとなった、「チームで働きたい」という想い。
それを実現している現在は、想像以上に楽しく、毎日が刺激的です。席のすぐ隣では、ベトナム人エンジニアが開発をしたり、テストをしたりしています。文化のまったく違う日本のサービスを、プロジェクトメンバーに伝え理解してもらい、より開発しやすい環境を整えられた時にやりがいを感じています。
何より、チーム一丸となって、「最高のプロダクトを作ろう!」と開発をしている今、その一体感を感じることができてとても楽しいです。
楽しいことが大好きなベトナム人メンバーと一生懸命仕事をして、仕事の後に飲むビールは最高に美味しいです!
これからやりたいこと
今、たくさんの吸収・成長をさせてもらっている最中です。ダナン拠点も設立後約3年経ったばかりのベンチャーで、これからもっともっと大きくなっていく過程にあります。ともに成長しながら、日本とベトナムの両方に貢献できる人材になりたいと思っています。