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こんにちは。iOSエンジニアの都築です。
今回は、iOS Appの開発効率を上げるライブラリ、ツールに関して紹介します。
皆さんは、JSONからObject、また、ObjectからJSONへの変換をどのように実装されていますでしょうか?
Objective-CだとMantleが有名だと思いますが、弊社のiOS Appでは、以前はこの辺りの実装を自前で行っていました。。。
NSDictionaryからObjectへの変換
- (id) initWithDictionary:(NSDictionary *)inDictionary
{
self = [super init];
if (self) {
...
self.categoryName = inDictionary[@"category_name"];
self.categoryType = inDictionary[@"category_type"];
...
}
return self;
}
ObjectからNSDictionaryへの変換
- (NSDictionary *)createPostData:(MfCategory *)mfCategory
{
...
postDataDictionary[@"category_name"] = mfCategory.categoryName;
postDataDictionary[@"category_type"] = mfCategory.categoryType;
...
}
ただ、この変換作業、単純なJSONならまだしも、階層構造を持つJSONを扱う場合などは結構大変な作業になりますよね。
そこで弊社では、swiftで新規に実装する部分に関してはObjectMapperというライブラリを導入して開発しています。
このObjectMapperはその名の通り、JSONとObjectのマッピングを行うライブラリになり、Mappableプロトコルを実装することでJSONからObject, ObjectからJSONへの変換がかなり楽にできるようになります。
下記のようにMappableプロトコルをModel Classに実装しておけば。。。
class MfCategory: Mappable {
var categoryName: String?
var categoryType: String?
class func newInstance(map: Map) -> Mappable? {
return MfCategory()
}
// Mappable
func mapping(map: Map) {
categoryName <- map["category_name"]
categoryType <- map["category_type"]
}
}
JSON StringからObjectへの変換
var mfCategory = Mapper<MfCategory>().map(jsonString)
NSDictionaryからObjectへの変換
var mfCategory = Mapper<MfCategory>().map(mfCategoryDictionary)
ObjectからNSDictionaryへの変換
var mfCategoryDictionary = Mapper().toJSON(mfCategory)
Object -> JSON Stringへの変換
var mfCategoryJSONString = Mapper().toJSONString(mfCategory)
さらに!
このMappableに対応したモデルをJSONから自動で生成してくれるJSONExportというツールがあります。
使い方は簡単で、サーバーからのレスポンスとして得られるJSON Stringを、以下のように左側のビューに貼り付けるだけで、JSON Stringを解析してMappableに対応したswiftのコードを自動で生成してくれます。
変数の型等を修正する必要がありますが、必要なコードのほとんどを生成してくれるので、かなりの開発効率アップにつながります。
また、このJSONExportというツール、swift以外にも、様々な形式で出力してくれますので、かなり便利に使えそうです。
ObjectMapperとJSONExportの組み合わせ、是非皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
ということで、今回はiOS Appの開発効率を上げるライブラリ&ツールの紹介でした。
最後に
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