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「何かを変えたければ、負けないで続けていくこと」そう感じた、新卒1年目の僕の学び

こんにちは。採用PRの大崎です。

3月1日から、2020年春卒業の大学生の採用活動が解禁されため、就活の動きが活発になりはじめた今日このごろ。そこで、今就活をしているみなさんの先輩である18新卒で現在、クラウド経費本部で活躍している後藤くんに就活や入社してからの話を聞いてきました!

話者:後藤佑太(クラウド経費本部)
2018年に、新卒でマネーフォワードにジョイン。クラウド経費本部にてインサイドセールスを経験し、現在はフィールドセールスを担当。大学時代は体育会でホッケーに熱中。
※インサイドセールス:電話やメール、オンラインなど非対面を中心とした営業
※フィールドセールス:企業に訪問するなど対面を中心とした営業

インタビュー:大崎淳(採用PR)

就活時代。外資コンサルでの挫折からベンチャー企業へ

大崎:就活っていつからやってた?

後藤:3年生の夏、7月ぐらいからやってました。

大崎:その時はどういうところを受けてたの?

後藤:そのときはずっと外資のコンサルしか受けていなかったですね。有名どころはほとんど受けていました。

大崎:じゃあ外資のコンサルにすごく行きたかったってこと?

後藤:行きたいところが全然なくて、ベンチャー企業には将来的に行きたいと思っていたんです。それは、大きい組織よりも小さい組織の方が楽しそうだなと思って。ただ、最初にベンチャー企業じゃなくてコンサルに行きたかった理由は2つあって、ベンチャー企業に行くにしても、やっぱり偉い人になりたいじゃないですか(笑)コンサルを経験してベンチャーに入社した方が、より重要なポジションにつけるんじゃないかなと思ったのが1つ。2つ目は、ベンチャーって星の数ほど会社があって、何も知らない学生の段階では選べないと思ったので、まずはコンサルで修行をして自分の軸をハッキリさせてから行きたいと考えていました。

大崎:なるほど。

後藤:僕の場合は、大学時代に部活のホッケーに夢中で、社会経験が少なかったんです。だからこそ就活の時に数あるベンチャー企業の中から、自分が入社したい企業を選べないなと特に思ったんです。

大崎:でも最終的にマネーフォワードに入ることになったターニングポイントってどこにあったの?

後藤:ターニングポイント…コンサルの秋インターンです。就活をはじめたばかりの夏頃は、結構適当にやっていたけど運が良くて、良いところまで選考が進んで。最終的に内定までは取れなかったんですが、「あと少しだけやれば内定取れるんだ」と思って、ちょっとしか対策をやらなかったんですよね。そしたら秋、周りがものすごい準備してきていたので、志望していたコンサルは全部落ちたんです

大崎:そのときは率直にどう思った?

後藤めちゃくちゃ凹みましたね。今後の方向性として「コンサル行くために冬採用にむけてめっちゃ頑張る」か、「コンサルとは違う別の道に行くか」の2つの道を考えました。いろんな人に相談していくうちに、「コンサルじゃない企業で、コンサルの上司の下で学んでみるのもいいんじゃない?」って言われたんです。「あ、そういう考え方もあるんだな」と思って、ベンチャー企業の方にシフトしていきました。

大崎:でもベンチャー企業は選べないって言っていなかった?

後藤:そうです。だから、数撃つじゃないですけど、ベンチャーが複数社集まる新卒イベントに、たくさん顔を出して先入観持たずに良さそうと思ったところは受けていました。当時は、感覚で「あっ、これ良さそうだな」とか「これ微妙だな」と好き勝手に選んでましたと。
でもよくよく後から考えてみると、「社員がみんなで同じ方向を向いてるか」ということを大事にしていました。選考中に様々な社員の方に会わせていただいたので、「同じ方向を向いてるかどうかを確かめやすかったです。

大崎:ちなみにマネーフォワードの社員が同じ方向を向いてると感じたのは、どこを見て思ったんですか?

後藤:いろんな人に面談をしていただいたんですけど、会う人会う人が、マネーフォワードが大事にしているMission・Vision・Value・Culture(MVVC)を大事にしていたので、「いいな」と思いました。

大崎:ちなみにマネーフォワードと出会ったきっかけは?

後藤リアライブさん主催のJobTryoutというイベントです。そこで、人事部の服部さんと土江さんにお会いしました。事業内容とかは全く覚えてないですけど(笑)2人の自己紹介が面白くて、なんか変な人いる~(笑)みたいな感じでした。

大崎:コンサルから始まり、たくさんのベンチャー企業の選考を受けた中で最終的にマネーフォワードにした決め手はなに?

後藤:マネーフォワードは嫌だなと思ったところがなかったんです。「ここ嫌だな」と引っかかるポイントがあれば受けるのを辞めていたんです。

大崎:本当に気になることはなかったの?(笑)

後藤:ないは言いすぎですかね(笑)企業の面接では、「ここが気になってるんですが、どうなんですか?」と、引っかかることがあれば聞いていたんです。マネーフォワードは、質問にきちんと向き合ったうえで答えてくれたから、気になることが解消されて「嫌なところがない」と思えたんだと思います…

大崎:もし、もう1度就活をするとしたら、もうちょっとこうしておけば良かったとかはある?

後藤軸を作る時間をなくしたいです。軸を作ることは目的ではないので。本当は会社をランク付けするというか、優先順位をつけるための手段として軸を作ると思うんですけど、僕は軸を作るのが目的になっちゃって。「どうしたら聞こえがいい軸できるかな」みたいになってしまって、いろんな企業の人事の方にダメ出しされたんです。時間を割いてしまったなと思いますね。僕の軸って実は「仕事が楽しいか」だけだったんです。なのに、当時はやたらこねくり回して考えていて。「僕は頼られる人になりたい、そのために云々かんぬん…」みたいなことを作る時間を全部なくしたらよかったなと思いますね。

いよいよ入社。希望の部署に入るも苦労の半年から新しいチャレンジ。

大崎:インターンをしている人も多いけど、後藤くんの場合は4月から入社してすぐにクラウド経費本部に配属だったけど、実際のところどう思った?

後藤もっとマイクロマネジメントされるものだと思っていました。研修も、学校の時間割みたいに「この時間はここに行って、こうして、ああして」と細かく決まっていると思っていたので、逆に何したら良いのか自分で考えないといけないなと感じましたね。

大崎:クラウド経費本部は希望通りの配属だったの?

後藤第一希望でした(即答)

大崎:クラウド経費本部が第一希望だった理由は?

後藤:各部署の部長の人がプレゼンをしてくれる配属先説明会があり、その時のプレゼンで一番面白そうだなと思ったのが、本部長の今井さんだったんです。事業内容が面白そうだと思いました。ちなみに、今井さんが言っていたことを今でも覚えているんです。

大崎:どんなこと言っていたの?

後藤:「今、経費精算の市場は全体の3割ぐらいしかシステム化されてない。普通、プロダクトやサービスは、10割全てがシステム化されているうち、どの会社のシステムを使うかというパイ取り合戦みたいになる。でも、まだ3割しかシステム化されていないということは、この3割は4割5割6割と伸びていくし、みんなで伸ばしていこう。そんな伸びている市場で働くのはすごく面白いよ」という言葉に、「確かにそうだな」と思って。

大崎:市場を作りにいくとも言えるね。

後藤:そうです。なんだかワクワクするじゃないですか。

大崎:ちなみにクラウド経費本部で具体的にやりたいことってあったの?

後藤:ぼんやりと営業をやりたいと思っていました。。

大崎:なんで営業だったの?

後藤:社会に出て初めて働く、この一番最初って大事だと思ったんです。一番最初の選択で、自分の働き方とかこれからの社会人人生の過ごし方が身につくはず。僕は、一生懸命働きたいし、責任を持って取り組みたいし、かつ社会人としてまずは1人前に早くなりたかった。これを叶えられるのは営業だなと思いました。

大崎:営業はお客さまの元に足を運んでってイメージですけど、後藤さんは最初インサイドセールスに配属だったよね。イメージしていた営業と異なることが多かったのでは?

後藤:最初インサイドセールスって聞いたときは「うわ。嫌だな」って思ってしまいましたね(笑)テレアポのイメージが強くて・・・嫌だなと思いながら、電話をしていた時もありました。

大崎:途中で意識は変わってきたの?

後藤:3か月ぐらいして変わりました。8月に大きなイベントがあり、今まで以上にたくさん電話をする機会が来たんです。システムで自分が電話をかけた量が分かるようになっていて、全体の中で、自分がどれだけやっているかやっていないかがみんなにバレちゃうんですよ。そうなったら電話せざるを得ないじゃないですか(笑)。でもそうやって件数を対応していくうちに、「件数で一番になる」のが裏の目標みたいになったんです。その目標が達成できて、また頑張っていたら、「電話をかけるのってそんなに嫌なものでもないな」って思ったんです。

大崎:どういった変化があったの?

後藤:じわじわとインサイドセールスへのイメージが変わっていたんです。配属されたばかりのときは、「電話をかける」っていう作業の部分だけを見ていたんですよね。どの職種についても、資料作成とか作業ってありますよね。「営業」という全体の流れの中の一作業だけを見てるに過ぎないから、作業の部分だけ見るとめっちゃ地味で嫌になってしまうよねって。

大崎「営業」をする上で、自分がやっている作業が何に役に立つのが分かってきたってこと?

後藤:そうです!作業だけじゃなくて、その周りも合わせて俯瞰してみると捉え方が全然違うなって。全体とのつながりを含めたのがインサイドなんだって気付きました。

大崎:インサイドセールスからフィールドセールスに異動したと思うけど、両方経験してみると、最初に思っていたインサイドセールスへの考え方に変化はある?

後藤:めっちゃ変わったかもしれないですね。フィールドセールスに異動してみて、インサイドの方がいないと、そもそもアポが取れないので仕事にならなくて、その時「インサイドセールスってめっちゃ大事だな」って強く思いました

大崎:インサイドセールスの時の経験が活きたなと感じたこともある?

後藤:ありますね!インサイドセールスってお約束を守る仕事なんです。「何月何日メールしますね」って言ったら、その通りに何月何日にメールしないとお客さんじゃなくなってしまいます。自分で言ったことを、ちゃんと守るみたいなのが超大事なんです。その意識を最初に身につけられたのは良かったです。

大崎:なるほど。

後藤:それから、記録を残すことを徹底する癖も身につきました。インサイドセールスって細かい記録を残さないと、どんな話をしたかわからなくなるので後に対応する人が困るんですね。フィールドセールスにいても、記録を残すという点では一番ちゃんとやれているのはインサイドセールスの経験のおかげですね。

大崎:ちなみに、インサイドセールスとフィールドセールスのやりがいってどんな違いがある?

後藤:インサイドセールスって、自分よりも、後の人がどれだけ楽になるか、次の人にいかにいいパスを出せるか。一方フィールドセールスは、インサイドセールスからもらったパスできっちりゴールを決めて、自分がどれだけ目立てるかがやりがいなのかなって思いますね。

大崎:ちなみに今やってるフィールドセールスでテンション上がる時っていつ?

後藤:僕は1件の受注よりも自分の目標達成の方がテンション上がります!最近、一番嬉しかったのは、フィールドセールスに異動して初めて月の達成が決まった1月31日だったですね。この日はすごく嬉しかったです。

今後の目標について

大崎:今後の目標とか、目指してる人とかはいる?

後藤:今のフィールドセールスにおいては、トップセールスと言われるように安定して人より2倍も3倍も売れる境地に到達したいと思ってます。そのために日々どうしたら良いかを考えて業務にあたってますね。もっと長期的な観点で行くと、やっぱり経費本部の責任者の今井さんみたいになりたいです。開発とビジネスの橋渡しをするような役割のジェネラリストを目指しています。

大崎:その目標に向けて、具体的に何かやってるの?

後藤:プログラミングの勉強していたり、あとは少し気持ち悪いですけど、今井さんのカレンダーを常に表示していて、日々意識していますね(笑)

大崎:最後に学生の方に向けてメッセージがあったら一言!

後藤:無茶ぶりしないでください(笑)一言とか偉そうに言える人ではないですが、最近感じていることは、「何かを変えたければ、変え続けなきゃダメだ」ってこと。これは、すごく疲れるし負担もかかるけど、でも本当に何かを変えたければ、負けないで続けていくことが重要ですね。

後藤くんの上長である堀内さんからコメントをもらいました。

堀内:後藤くんも言っていますが、新卒で一番最初に入った部署での経験が、今後の社会人生活においても重要になると思っています。だからこそ、僕は後藤くんに、①圧倒的な結果を出して欲しい ②楽しく元気に働いてもらいたい、この2つを経験してもらいたいです。そのために、後藤くんには、フィールドセールス以外にもチームビルディング担当としてプロジェクトを任せていて、視野を広げて学びが得られるようにしています。これからも業績目標だけでなく、チームのムードメーカーとしてもチームを引っ張っていって欲しいです!

後藤くん、堀内さんありがとうございました!

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