今が一番おもしろい
ここ最近、SNSではスタートアップがオワコンであるというポストが目立つ。 「スタートアップはもうブームは終わったよね」 「ChatGPTとかAIが出てきて、SaaSモデルじゃ戦えない時代でしょ」
ニュースを見ればそう感じるかもしれない。 ただ、実際に現場で仕事をしていると、景色が違う。熱狂が去ったあとのほうが、顧客と向き合う仕事の密度が上がる。外野の声が減る分、チームが本質的な問題に集中できる。
「オワコン」と言われ始めた頃が、現場レベルでは一番手応えがある時期だと、強く感じている。
「スタートアップはオワコン」というブーム
皮肉にも、スタートアップがオワコンという言説自体が冷笑ブームだとしか思えない。
AIはまだ電気が発見されたレベルの時代で、今後全ての業界にAIが浸透し、AIが前提の一次産業・二次産業・三次産業の世界が広がる。その局面において、「スタートアップオワコン」というのは、あまりにも局所的な動向を指した話にしか聞こえない。
確かに終わるビジネスモデルはある。しかし、終わるビジネスばかり指差して笑う人に、この先の未来が作れるとは到底思えない。
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」と言いたくなる。
ネットに真実はない
事件は現場で起きている。
ユーザーが実際に使っている場所に立つ。顧客が困っている瞬間に同席する。現場の担当者が「ここが変なんだよな」と呟く言葉を、徹底的に聞く。
彼らを指差して笑うのではなく、当事者目線で何が起こっているかを確かめる。
インフルエンサーの食事はSNSにすぐ上がるが、それを見た消費者の食事——つまり実際のお金の落とし先はSNSに上がるだろうか。
Googleで検索しても出てこない。業界レポートにも載っていない。競合のプレスリリースにも書いていない。そういう情報が、プロダクトの方向を変える。
オフィスで「ユーザーを想像」することはゼロではないが、限界が早い。現場に行けば、10のレポートより1つの発見がある。これは実感として言っている。
所詮、インターネットに落ちている情報は、AIがすぐに食べてしまう。今後ネット上の情報はより陳腐化する。
市場をいていせず、現場を否定せず、徹底して世の真実を追求する。
技術はまだ非言語コミュニケーションを拾いきれない
テキストや画面越しの会話では、表情・声のトーン・間といった非言語情報がほぼ落ちる。「なんか違和感がある」「これ本当に正しいっけ?」という微妙なニュアンスは、非言語情報に乗っていることが多い。それがテキストになった瞬間、発言のハードルが上がり、言葉にされないまま終わる。
だから、意思決定の精度に直接関わる会話は、対面のほうが速くて正確だ。
「あの件さ、なんか違和感あるんだよね」 「それ、俺も思ってた」 「じゃあ、一回やめてみるか」
この3往復は、Slackのスレッドでは起きにくい。
私たちがフルリモートを選ばないのは、文化の話ではなく、意思決定の質の問題だから。
徹底的現場主義
わからないことがあれば、現場に行く。迷ったら、ユーザーに聞く。議論が煮詰まったら、一緒に体験する。
ただ、これを本当にやっているチームは少ない。現場に行くのは時間がかかる。ユーザーに会うにはアポが要る。「わかったつもり」でいるほうがずっと楽だ。
私たちはその楽さを選ばない、というだけの話だ。
AIができることはAIに任せればいい。我々は人間にしかできないことをやる。それが、徹底的な現場主義だと思っている。
こんな人と働きたい
ネットの情報より、自分の目で確かめたい人。「なんか違う」という違和感を、流さずに持ち続けられる人。正解を探すより、現場で答えを作りに行ける人。
我々は、そんな現場の声を拾い、現場を支援する音声AI モコボイスを提供しています。
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