【代表インタビュー:後編】 | 株式会社ミヨシ
▼インタビュー前編『日本のものづくりで社会の役に立つことを実現していきたい。』はこちら前編では主に会社の事業についてお伝えしてきました。今回は後編ということで就職先や転職先を探している人ならとっ...
https://www.wantedly.com/companies/miyoshi/post_articles/543537
株式会社ミヨシは1972年の創業以来、葛飾区に工場を構え、自動車部品や医療関連部品などをはじめ、様々なプラスチック製品の試作や小ロット生産に携わってきました。
今回は、代表取締役の杉山にミヨシの事業や今後の展望、そして採用や人事についてなど、就職や転職をする際に気になる点についてお伺いするべく、代表の杉山にインタビューを行いました。少し長くなりましたので前編と後編に分けてお伝えしていきたいと思います。
前編は主に会社の事業について。下記の項目でお伝えしていきますので是非最後までご覧ください!
杉山耕治 / 株式会社ミヨシ 代表取締役
学生時代にごみを減らす仕事がしたく大学卒業後、ゴミ処理プラントエンジニアに携わり各地でプラント補修工事の施工管理を行う。事業承継のため株式会社ミヨシに入社し加工現場で一から加工技術を身に付けていく。ごみを減らしたいと考えていたが、ものづくりの仕事は収益を上げるためにはどんどん物を作らなければならず「いつかごみになるものを増やしている」ことに葛藤。代表交代と同時に使用エネルギーや不良品を減らして環境負荷を低減させ、作るものも付加価値が高いものを作ることを目指して「捨てられないものづくり」「人の役に立つものづくり」を企業理念として活動し始める。現在では、自社製品の開発や石油由来のプラスチックのほかに自然由来のプラスチック材料を使用しての製品製造技術に挑戦している。
——ミヨシの仕事はなんですか?
弊社は金型製作と射出成形を行っている会社です。
「射出成形の金型を製作してプラスチックの製品を量産していく」
地球全体から見れば、この活動は人類が自分たちに便利なものを大量生産し、環境負荷を与えています。
私たちはこの「量産」という部分を「必要なものを必要な時に必要な分だけ量産」と書き換え、大量生産ではなく人の関与が必要で手間のかかる少量生産に取り組んでいます。少量生産で環境負荷を減らすためには、生産効率のよい作業が必要で、高いスキルが求められます。私たちは常に技術研鑽を積み重ね、環境負荷を減らすものづくりに挑戦しています。
今後は石油由来の原料の使用を減らすために、CNF、WPC、など木を細かく粉砕した原料や、使い道がない古米などの米粉、牡蠣殻、コーヒーカスなどを従来のプラスチックに混ぜることで石油由来の原料の使用量の削減にも挑戦していきます。
私たちが行うのはただ単にものを作るのではなく、地球環境に配慮しつつ、必要な人にとって満足してもらえるようなものを作ることです。
プラスチックは近年、海洋上プラスチックのマイクロプラスチック問題を筆頭に環境に影響を与えていることが伝わってきています。
私たちはこの事実に向き合い、プラスチック製品を製造する企業として、環境負荷を減らすものづくりに取り組んでいきます。未来の人類から「ミヨシの取り組みは良い取り組み」と評価されるよう常に社員全員が研鑽を重ね社会の役に立つものづくりを行っていきます。
——-ミヨシの今までの実績について教えてください
各メーカーの製品は常に進化が求められ、ミヨシでは試作金型を製作して小ロットで開発試作品を製作してきました。実績としては自動車のコネクタなどの精密な電装部品が最も多く、自動車以外では、医療、家電、包装容器、ホビー用品、インフラ、ベンチャー企業のデバイス部品など、多岐にわたります。近年ではベンチャー企業のものづくりのお手伝いをする機会が増えてきており、今までメーカーの仕事で培った技術を活かして、ベンチャー企業が製品を世に出すお手伝いも行っています。
そうした事業活動が評価され、最近では下記のいくつかの賞を受賞しました。わたしたちの取り組みが社会から受け入れられているということでもあると思うので嬉しいです。
——今後の会社の展望について教えてください
私たちは、会社が成長しものづくりで社会の役に立つ事業をするために以下のことを実施していきます。
ミヨシが目指すのは、「三方よし」の精神です。
少し大げさかもしれませんが、目指すのは社会全体が良くなる活動です。
ミヨシはこれからも、「ものづくり」の分野で社会から必要とされる事業を行い、利益を上げながら事業活動を継続していきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。後編では人事面や採用についてお話ししています。
▼後編『働く人が実力を発揮し、会社も人も成長していくために』
ものづくりが好きな人、ものづくりに興味がある方は一度お話ししてみませんか?少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ〈話を聞きに行きたい〉よりエントリーをお願いします!
セールス系
技術系